ホクホクとして甘い栗。茹でてから食べますが、煮崩れをしたりえぐみが残ったりした経験はありませんか。
栗は正しく茹でれば味も見た目もよく仕上げることができますよ。
そこで今回は、栗の正しい茹で方をご紹介します。短時間で簡単に茹でる方法も一緒にお伝えしますね。
栗をキレイに茹でるのに必要なものは?
栗は、大きめの鍋でたっぷりの水を使って茹でます。皮ごと茹でることで煮崩れを防ぐことができますよ。
茹でている最中に栗のえぐみのもとになるアクが出てくるので、アク取りを準備しておくのがおすすめです。
栗の茹で方
栗は、茹でる前に1時間ほど水に浸けておきましょう。栗の中に虫がいた場合も、この工程で取り除くことができます。
スーパーなどで購入したものではなく、栗拾いなどで取ったものは、水に浸す時間を長くしておくほうが安心です。だいたい半日ほど漬けておくのがおすすめですよ。
大きめの鍋に水に浸しておいた栗を入れ、栗がひたひたに被るくらい水を入れます。
中火にかけて沸騰直前まで加熱させましょう。ふつふつとしてきたら弱火にし、40〜50分ほどじっくり茹でます。水が減ってきたら注ぎ足してくださいね。
ぐつぐつゆっくり茹でることで、栗の甘みが増しますよ。アクが浮いてきたら取り除きましょう。えぐみが残らず、よりおいしく食べられます。
火をとめたら茹で汁ごと冷ましましょう。だいたい3時間置いておくと粗熱が取れますよ。
冷めたら鬼皮(表面の堅い皮のこと)を剥きましょう。栗の水気を拭き取ってから、包丁の刃元の角で切り込みを入れ、頭側に向かってゆっくり引っ張りましょう。
栗は圧力鍋を使えば短時間で茹でられる!
時間をかけずにおいしく栗を茹でるなら、圧力鍋を使った方法がおすすめ。
栗の頭側に包丁の角の部分で十字に切り込みを入れます。渋皮まで届くよう、しっかり包丁を入れましょう。
それから圧力鍋に栗が浸かる程度の水を入れて5分加熱し、それから圧が減るまで10分ほど放置してフタを開けてください。
それから栗の皮を剥けば、渋皮ごと簡単に取り除け、調理時間を大幅にカットできますよ。
栗を正しく茹でておいしく食べよう!
栗は、茹で方によっても味が変わります。よりおいしく食べるために、正しい方法を覚えておきたいですね。時間がないときは圧力鍋を使うのもおすすめです。ぜひやってみてくださいね。