ほくほくした食感と自然な甘みがおいしい栗。栗ごはんやモンブランなど、幅広く使えますよね。骨や肝臓などに含まれるマンガンを豊富に含んでいて、健康にもいい食材です。

しかしどれくらい日持ちするか分からず、気づけば乾燥してしまっていることも。

そこで今回は、栗の賞味期限をご紹介します。長持ちさせる方法もお伝えするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

栗の賞味期限は?どれくらい日持ちする?

栗 茹で方

栗の賞味期限の目安は保存方法によって異なります。

常温保存では1週間、冷蔵保存の場合は1ヶ月、冷凍保存の場合は3〜6ヶ月ほど保存がききます。

ただし、この賞味期限はあくまで目安。長持ちさせるには正しいやり方で保存することが大切ですよ。

栗の賞味期限を長くする保存方法って?

栗 茹で方 剥き方

栗を長持ちさせたいときは冷凍保存が◎。

保存前に水に半日ほど浸けたら、水分をしっかりと拭き取ってから保存袋に密閉してい入れましょう。

冷凍保存をするなら、丸ごと保存するのはもちろん、茹でたりペースト状など好きなサイズにカットしたりして保存してもOK。

使いやすい状態で保存できるので、時短調理にも活躍しますよ。

長期保存する場合には、砂糖を振って冷凍しておくと、身縮みを防ぎ、長期間みずみずしく食べられますよ。

詳しいやり方は次の記事を参考にしてみてくださいね。

調理した栗の賞味期限を長くしたい!保存のコツは?

栗 茹で方 下茹で

渋皮煮やラム酒漬けなど、加工調理した栗を長持ちさせたいときは、汁ごと保存するのがポイント。水分の流出を防いでかなり長持ちさせられますよ。

渋皮煮は冷凍した状態で約3ヶ月、ラム酒漬けは約6ヶ月保存がききます。

調理してあるので、そのまま食べられるのもうれしいですね。

栗の賞味期限で注意することは?

ひらめき 注意 アイデア

市販の栗ではあまりないかもしれませんが、栗拾いなどで入手した栗の場合は中に虫がいる可能性があります。次のような場合は、要注意です。

・鬼皮(一番外側の皮)に穴が空いている
・栗の表面に白いものが付着している
・水に入れると浮く
・皮が黒く変色している

スーパーなどで購入した栗でも虫がいるかもしれないので、念のため半日以上水に浸けておくと安心です。熱湯で茹でても虫は死滅します。虫が入っていてもカビていなければ食べても基本的には問題ありません。

皮にカビが生えている場合は、中もカビている可能性があるので、食べるのは控えたほうがいいですよ。

栗の賞味期限は正しく保存して長持ちさせよう

栗 ペースト

栗は乾燥に弱いので、賞味期限を長くしたいときは水分が抜けないように保存してくださいね。栗の賞味期限とともに正しい保存方法も覚えて、いろいろな料理やデザートに活用してくださいね。