サツマイモといえば、石焼イモの素材として有名ですよね。ホクホクとした食感や濃厚な甘みに舌鼓をうった経験がある方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなサツマイモの美味しさを失わずに冷凍保存する方法やコツなどをご紹介します。
サツマイモはそもそも冷凍保存できる食材?
焼き芋にして食べるイメージの強いサツマイモ。実は冷凍保存することで1ヶ月ほど日持ちさせられる食材なんです。
手元にはあるけどしばらく食べる予定がなかったり、10度前後の温度管理が難しい場合は、冷凍保存しておくと管理も楽なうえ、美味しさも維持できますよ。
サツマイモを冷凍保存する方法は?
サツマイモを冷凍保存するポイントは加熱してから凍らせることです。蒸したり、焼いたり、電子レンジで温めたり、熱湯で茹でたりすることでサツマイモ全体が凍るまでの時間を短くできるので、その分美味しさも閉じ込めておけます。
電子レンジやお湯で加熱する
土がついているときはまずサツマイモを水でキレイに洗いましょう。お好みのサイズにカットしたら兼ねします。電子レンジなら隙間をつくりながらラップで軽くつつみ、できるだけ低ワットで長時間温めます。箸が刺さるくらい柔らかくなればOKです。ラップから取り出して熱を冷まし、保存袋に入れて冷凍します。
お湯で茹でる場合も同様です。まずは10分ほど水につけてアクを抜きます。次にお湯を沸かし、箸でさせるくらい柔らかなるまで茹でます。箸が刺さるようになったらサツマイモを取り出して熱を冷ましてください。マッシュにしたい方は、加熱後に皮を向き、サツマイモを潰しましょう。最後に保存袋へ入れて冷凍します。
冷凍後は使用する前日から冷蔵庫へ移動させて自然解凍させておくのがおすすめです。食べる前に電子レンジで温めればホクホクの食感が味わえますよ。
サツマイモの冷凍保存で注意することは?
サツマイモの冷凍で注意するのは、加熱してからできるだけ早く冷凍すること、保存袋の中でサツマイモ同士を重ねないこと、保存袋の空気を抜くこと、1ヶ月以内に食べきること、できれば金属のトレーに乗せて冷凍することです。
解凍するときの注意点は、前日に自然解凍させておくこと。電子レンジですぐに温めても問題ありませんが、できるだけ自然にゆっくり解凍する方ががおすすめです。上記に気をつければ、美味しさを保ったままサツマイモが冷凍できますよ。
サツマイモは冷凍するなら一度加熱することを忘れずに
サツマイモを冷凍するなら、加熱することを忘れないようにしましょう。生のまま冷凍するよりも美味しさを保てるようになります。
これを気に色々な冷凍方法を試してみてくださいね。