日本は、世界一のたこの消費国と言われています。たこ焼きや煮物、カルパッチョや炒めものなど、様々な料理でそのおいしさを味わうことができます。

今回はそんなたこの茹で方について、下処理の方法も含めてご紹介します。

たこの茹で方|下処理から行う場合

たこ 茹で方

生きたたこをまるごと茹でる場合は、まずぬめりを取るための下処理が必要です。

たこの内蔵や墨袋、目などを取り除いたら、バットなどに薄力粉を用意します。

薄力粉を両手にたっぷりまぶし付けて、こするようにもんだり、指の間にはさんでしごくようにしながら丁寧にぬめりを取っていきましょう。

吸盤にはとくに汚れが溜まっているので、中までしっかりともんでぬめりを取り除きます。

しっかり全体をもんだら、流水で薄力粉といっしょにぬめりや汚れを洗い流します。「キュッキュッ」とした手触りになっていればOKですよ。

たこの茹で方|下処理後の茹で方

塩水を沸騰させる

下処理が済んだたこを茹でていきます。大きめの鍋にたっぷりの塩水(濃度1%程度)を沸騰させます。

赤ワインや玉ねぎ、茶葉などをお湯に加えると、やわらかく色もきれいに仕上がるので、家にある場合はぜひ入れてみてください。

丸まったら引き上げるを繰り返す

たこ 茹で方

まずは足先を少し入れ、先がくるくると丸まったら一度引き上げます。

再びお湯に入れ、丸まったら引き上げます。これを繰り返しながら徐々に全体をお湯に沈めていきます。

全体が沈んだら1分茹でる

たこ 茹で方

全体が浸かったら、1分ほど茹でましょう。

取り出して予熱で火を通す

たこ

1分たったらキッチンペーパーの上に取り出し、表面が乾かないように濡らして絞った布巾などをかぶせます。

その後、冷めるまでおいて余熱で中まで火を通せば完成です!

たこの茹で方を覚えておいしく食べよう

たこ 茹で方

たこは下処理が少し大変ですが、茹で方自体はそんなに難しくありません。自分で茹でた新鮮なたこの味は格別です。ぜひ茹で方を覚えて、おうちで茹でてみてくださいね。