キッチン収納で一番かさばる調理器具の「鍋」。中華鍋のように大きいものから、野菜をゆでる行平鍋のように片手で持てる小さいサイズのものまでたくさん種類があり、形も大きさも違うのでかさばってしまいますね。
今回は、そんなかさばる鍋の収納方法と、さらに便利に収納できるスタンドやラックなどのアイテムをご紹介します。
鍋の収納例!収納グッズは100均で揃えるのがおすすめ
鍋の収納には100均グッズが使えます。手軽な工夫でスッキリ収納できるアイデアをご紹介します。
フライパン・鍋・鍋の蓋の収納スタンドへ立てかける
フライパンや鍋、鍋の蓋を縦向きに収納できるスタンドを利用すれば、浅い鍋であれば収納が可能です。
ファイルボックスに収納する
ファイルボックスや大きめのブックエンドを仕切り代わりに使うと「立てる収納」の見栄えがよくなります。1つ1つ区切られて取り出しやすさがアップします。
コの字型ラックに置いて収納
「置く収納」にかかせないのがラック。鍋を積み上げるだけでも十分ですが、下にあるモノが取り出しにくくなるので、コの字ラックを使ってスムーズに取り出せるようにしてください。
つっぱり棒で置き場をDIYする
棚のなかに「置く収納」をするなら、つっぱり棒2本を両脇にわたして簡易なラックをつくるのも1つです。つっぱり棒のラックの上には軽い鍋を置くと安心です。
多段ラックに1つずつ置いて収納
収納場所に高さの余裕があるなら、多段の収納ラックを使うのがおすすめです。1つずつ鍋が収納できるため、重ねて収納するのと比べて取り出しの際に他の鍋を気にする必要がありません。
鍋の収納場所のおすすめは「コンロの近く」や「シンク下」
鍋の収納は、調理場ですぐに使えるように収納すると便利。次の場所に入れてあげると使い勝手がいいですよ。
● コンロ下● シンク下
● 吊り戸棚
火にかけるのでコンロの近くか、水をくみやすいシンク下でもかまいません。
それぞれの収納スペースが奥行きと高さがある戸棚なら「置く収納」がおすすめで、引き出しで手前にスライドするタイプなら「立てる収納」にするといいですよ。
「置く収納」なら鍋のフタを裏返して鍋にかぶせ、大きい重たい鍋から順に積み上げると棚の高さを有効活用できます。「立てる収納」なら持ち手を手前に向けて縦に並べます。そのままだと立てられないので、次に紹介するグッズを活用することをおすすめします。
鍋の収納に使えるラック(棚)やスタンド4選
鍋の収納は、いかに収納スペース内の無駄を省くかがポイント。なので、伸縮して幅が変えられるラックやスタンドがあるととても便利ですよ。ここでは参考までにいくつかのグッズをご紹介します。
1.『シンク下マルチ伸縮棚 2段 引き出し付き アイリスオーヤマ』
シンク下の配管もうまくかわせる伸縮ラックです。高さを変えればフライパンも鍋も収納できます。専用のトレイが付いているので調味料などをまとめて入れられますよ。
- 税込価格
- 2,420円
2.『スタイルフリー 伸縮式フライパンラック アネスティ・カンパニー』
長さを調整できる伸縮式のラックです。「立てる収納」にピッタリで、仕切りを動かせば鍋だけでなく、フタやフライパンも立てて収納できます。
- 税込価格
- 903円
3.『コーナーラック ヨシカワ』
コーナーに置ける3段のラックは、棚に収納スペースの余裕がない人におすすめ。1段ごとに鍋を置けるので、作業台の上やコンロ脇に高さを活かした収納場所をつくれます。
- 税込価格
- 3,880円
4.『吊り下げラック 深型 アールエスハンガースタジオ』
収納場所がうまく確保できずにあふれそうなら吊り戸棚を使うのも手です。吊り戸棚に引っかけるだけのラックで、トビラを開け閉めしなくていいのでサッと取り出せます。
- 税込価格
- 2,800円
覚えておきたい
鍋と一緒に収納しよう。シンク下にフライパンを収納する方法は?
鍋と同じく、調理器具としてよく使われるのがフライパンですね。フライパンも基本の収納方法は鍋と同じなので、鍋と並べて一緒に収納してあげましょう。
ただし、鍋に比べるとフライパンの方が厚み(深さ)がありません。なので、「置く収納」はラックの段ごとに鍋とフライパンを分けると無駄なスペースができにくくなります。
キッチンの鍋を整理・収納して使いやすくする
家族が増えると大きな鍋で料理をたくさん作ることも増えます。「使い勝手」を意識しながら鍋をキレイに収納しておくと、調理自体がスムーズにできるようになります。
取り出しやすさで少しでも家事の負担を減らし、毎日の料理をラクにしてください。まずは小さなことから始めてみるといいですよ。