トイレに収納するものが多くて雑多になっていませんか?ただでさえ狭い空間なので、便器のタンク上のデッドスペースをどうにかして収納に活かせないかな…と思いますよね。
ここではトイレの上の空間を収納にする方法、さらにおしゃれに見せる工夫をまとめてご紹介します。
トイレの上に収納をつくるのは簡単?
トイレはおうちのなかでも特にスペースの限られた空間。トイレのタンク上や壁をつかって収納をつくりたいと考えますよね。
トイレのなかは壁に囲まれているからこそ、一工夫するだけで簡単に収納スペースへと変えることができるんですよ。
賃貸のおうちでも穴や傷を残さずに設置できるので、ぜひ試してみてくださいね。
トイレの上に収納をつくる方法は?
トイレの上に収納をつくるためには、100均で売られているような「つっぱり棒」を2本用意するだけです。
タンクの上に壁と壁のあいだで2本並行させてつっぱれば、即席の棚の出来上がりです。
トイレットペーパーのストックを並べたり、トイレクリーナーや芳香剤のストックなどを並べたり、重みがそれほどないものであれば十分収納できます。
重いものを乗せると、つっぱり棒が支えきれずに崩れてしまうこともあるので、できるだけ軽いものを置くようにしましょう。
トイレのタンク上に収納スペースがないときはどうする?
タンクの上に収納をつくりたくても、窓があったり換気扇があったりしてうまく収納をつくれない場合は、別のスペースを活用しましょう。ここでは2つのアイデアをご紹介します。
ドア上のデッドスペース
タンク上のスペースに目がいきがちですが、ドアのすぐ上のスペースもデッドスペースになっています。重たいものを置くと落ちてくるので注意が必要ですが、タンク上と同じようにつっぱり棒で簡単に収納をつくれますよ。
タンク脇の省スペース
タンクの上に収納が作れないときは脇にスリムラックを置くのも手です。特にトイレの隅は狭くてデッドスペースになりやすいので、スリムなラックを置くだけで収納が増やせます。
トイレ上の収納をつくれる便利グッズはほかにもたくさん!
トイレ上の収納を増やすのに、つっぱり棚や専用のラックを活用する方法もあります。
100均のつっぱり棒でもできますが、市販の便利グッズは強度があったり、見た目がスッキリしていたり工夫がたくさん。おうちに合うものを選んでみてくださいね。
『強力突っ張り棚』(平安伸銅工業)
最大荷重が50kgと、重いものを並べるのにも安心なつっぱり棚です。メッシュ状の棚板なので下にものが落ちる心配もありません。
これだけ丈夫なら、掃除道具などをフックで吊るしておくといった工夫もできそうですね。
『フラット突っ張り棚』(平安伸銅工業)
フラットな棚板の付いたつっぱり棚なら、つっぱり棒を使っているように見えません。備え付けのラックかのように収納できますよ。
耐荷重は10kgまでですが、トイレに置くものを収納するなら十分。スッキリとしまえます。
『トイレ収納ラック』(ぼん家具)
トイレの便器を覆うように取り付ける収納ラックです。格子状の構造なのでトイレの空間を圧迫しません。
左右の壁が遠くてつっぱり棚が取り付けられないおうちにおすすめです。
『モダン ラック コーナー M』(レック)
部屋の角のスペースを収納に変えるのもおすすめ。少ないスペースで収納が作れますよ。工具もあらためて用意する必要はなく、付属のものだけけで十分。簡単に取り付けられるコーナーラックです。
『トイレットペーパーホルダー』(山崎実業)
予備のトイレットペーパーを手に届きやすい場所に収納したいなら、専用のスタンドを使うのも1つです。白色のスッキリしたデザインで清潔感がありますよ。ブラシの収納もできるので2つ用意して並べるのもおしゃれです。
『トイレットペーパー ホルダー』(InterDesign)
トイレタンクの上も下も収納スペースに使えないときは、タンク自体を収納に活かすアイテムが便利。タンクのフタを開けてこのホルダーをひっかけ、フタをもとに戻せばあっという間にトイレットペーパーホルダーの出来上がりです。
トイレ上の収納をおしゃれに飾るには?
つっぱり棒を使ってトイレのデッドスペースを収納に変えることができても、見た目に生活感があると少し気になりますよね。
そんなときは「目隠し」を取り入れると、気になる生活感を隠せます。
用意するのは「つっぱり棒1本」「大きめのクロス」「カーテンクリップ」の3つ。
カーテンクリップでクロスを挟み、それをつっぱり棒に引っかけるだけです。簡単に目隠しのカーテンができますよ。カーテンを取り付けると、棚の上を雑多に整理していても気になりません。
あとは、おうちのトイレの雰囲気にあわせてクロスの色や模様をアレンジしてみてください。
覚えておきたい
トイレの上に収納をつくっても収まりきらないときは?
トイレの上に収納を作ってもまだまだ収まりきらない!という場合もありますね。
その場合は、トイレにモノを置きすぎているかもしれません。
トイレで必要になるのは、トイレットペーパーのストックや掃除道具、サニタリーグッズくらいです。置くものを制限し、ふだんはあまり使っていないと感じるものは洗面所などに分けて収納しましょう。
収納するものが最低限に絞ってあると、空間にゆとりができますよ。
トイレの上の収納を活用して、空間をもっと広く見せる
トイレの上に収納をつくりたい!と思っても何をすればいいのかアイデアが出てきませんよね。
100均のつっぱり棒を活用するだけで簡単にデッドスペースが収納に早変わりしますよ。強度が足りなければ、専用のグッズも使ってみてください。
狭い場所でも効率的に収納できれば、スペースを広く見せられて快適に過ごせますよ。