カーペットや絨毯に絡みついた髪の毛。掃除機をかけても取り切れず、イライラしている人も多いのではないでしょうか。

丁寧に掃除をしたはずなのにカーペットや絨毯に髪の毛が残っていると、がっかりしてしまいますよね。

そこでおすすめなのが、身の回りにあるものを使って髪の毛を効率的に取る方法です。日々の掃除に取り入れて、掃除後のがっかりをなくしましょう。

カーペットや絨毯に髪の毛がたくさんたまるのはなぜ?

ホコリ 床 フローリング

普段、髪の毛は毛周期と呼ばれるサイクルで生え変わります。一人あたり一日に50〜100本くらい抜けるのが平均です。

床に落ちた髪の毛は部屋の隅などに集まるので意外と目につかないのですが、カーペットや絨毯に落ちた髪の毛となると話は別。カーペットや絨毯に落ちた髪の毛は、繊維や毛先にからまってその場にとどまります

そのため、カーペットや絨毯の上にはフローリングと比べて髪の毛がたくさん落ちているように見えてしまうわけですね。

カーペットや絨毯の髪の毛は掃除しにくい!

カーペット絨毯の汚れを掃除機で吸い取る

カーペットや絨毯に絡みついた髪の毛は掃除機である程度は吸い取れます。カーペットの毛足の流れに逆らうようにかけ、なるべくゆっくりヘッド部分を動かすと効果的です。

しかし、どんなに頑張っても髪の毛すべてを吸い取りきれませんよね。

これはカーペットや絨毯の上を人が歩いたり、寝転がったりすることで、髪の毛がカーペットの繊維や毛足によりしっかりと絡みついているからなんです。繊維につかまった髪の毛は、掃除機の力だけでは吸い取れません。

では、どうすればいいのでしょうか?次の方法でしっかりと髪の毛を取りきりましょう。

カーペットや絨毯の髪の毛を効率的に取るコツ

手 ゴム手袋

カーペットや絨毯についた髪の毛を取り切るには、あらかじめ毛を掃除機で吸える状態にしておくことが必要です。

ここでは3つのやり方を紹介するので、できそうなものから始めてみてくださいね。

ゴム手袋を使う

掃除や洗い物用などにストックしてあるゴム手袋でカーペットの表面をなでてみてください。カーペットの繊維とゴムの摩擦で静電気が起こり、髪の毛やほこりなどがゴム手袋に集まってきます。これをしてから掃除機をかければバッチリです。

輪ゴムを使う

ゴム手袋がなければ、輪ゴムでも同じようにできます。使用済のラップの芯に輪ゴムをいくつか巻きつけて、カーペット上に滑らせましょう。髪の毛やホコリが集まるので掃除機で吸い上げたら完了です。

粘着ローラーを使う

粘着ローラーがあればあらかじめコロコロしておくと、髪の毛を効率的に掃除できます。粘着ローラーで表面にある髪の毛を取るだけではなく、絡まった髪の毛を引き上げて掃除機で吸い取りやすくできます。

これらの方法は余計な手間がかかるように感じるかもしれませんが、掃除機だけで時間をかけるよりも、髪の毛掃除がぐっと効率的になりますよ。

カーペットや絨毯の髪の毛を効率的に掃除するなら専用グッズで

カーペットや絨毯の髪の毛は日々たまるので、気になる人は髪の毛専用の掃除グッズを活用するのもおすすめです。

専用アイテムなら掃除する手間がさらに効率的になりますよ。

『ぱくぱくローラーW(ダブル)』

エチケットブラシの素材を利用した掃除アイテムです。カーペットの上で前後に滑らせると、髪の毛やほこりを集め、同時にケース内に収めてくれる仕組みになっています。ゴミの処理も簡単に行えますよ。

『らくらくおそうじブラシ』

カーペットの繊維に絡んだ髪の毛やゴミを物理的にかき集めるブラシです。柔らかな素材でカーペットを傷めにくく、掃除をしながら毛足の流れを整えることもできます。

カーペットや絨毯にからまった髪の毛の掃除にもうイライラしない!

オリジナル リビング ソファ テレビ

気がつくとたまっているカーペットや絨毯の髪の毛。繊維に絡みついた髪の毛は、掃除機の力だけでキレイにするのは大変です。

放っておくと衛生的によくないので、こまめに掃除したいものです。

だからこそ、ゴム手袋や粘着ローラーなどを活用しつつ、髪の毛掃除を効率的に進めましょう。より効率化したい人は専用の髪の毛掃除グッズを活用して、髪の毛にイライラさせられる瞬間を減らしていきましょう。