お風呂の排水口に髪の毛がたまって、ドロドロとした汚れが絡まりあった姿にゾッとした経験のある人は多いかもしれません。
そこで今回は、お風呂の排水口に頻繁につまる髪の毛の処理方法と、その掃除をラクにしてくれる便利グッズをまとめてご紹介します。
もくじ
排水口の髪の毛は「取る」と「溶かす」の2ステップ!
お風呂の排水口は、放っておくと髪の毛などがよくつまりますよね。「このあいだ取ったばかりなのにもう…」と憂鬱な気持ちになってしまうものです。
それもそのはずで、1回の入浴で平均数十本も毛が流れこむため、ゴミ受けはすぐにいっぱいになってしまうんです。
ただ、大量の髪の毛をすべて溶かすような強力な洗剤はないため、パイプクリーナーを使うだけでは思ったような効果が得られないことも。
物理的に「取り除く」のと、パイプクリーナーを使って「溶かす」作業を並行するのが一番有効です。
排水口から髪の毛を取り除くには何が必要?
- 必須
- ビニール袋
- 『パイプユニッシュ』などのパイプクリーナー
用意するのは「ビニール袋」と「『パイプユニッシュ』などのパイプクリーナー」の2つだけ。パイプクリーナーはキッチンや洗面所の排水口にも活用できるので常備しておくといいですよ。
排水口の髪の毛掃除|取り除く手方法は?
基本の掃除方法はビニール袋ごしにつまんで取り除くだけ。ゴミを取ったら袋をひっくり返してそのままゴミ箱に捨てれば完了です。
お風呂のなかでもとくによく汚れる場所なので、できるだけ毎日取り除くのが理想です。最後に入浴した人がササッと簡単に回収すると、キレイに保てますよ。
少していねいに掃除したい場合は、『バスマジックリン』などのお風呂用中性洗剤をかけて、歯ブラシで汚れをこすり落としましょう。
排水口の髪の毛掃除|溶かす方法は?
物理的に髪の毛を取り除いていても、すき間から流れた髪の毛が排水管内でたまってつまってしまう可能性があります。
なので、定期的に『パイプユニッシュ』などのパイプクリーナーを使って溶かし流す必要があります。洗剤をサッとかけるだけなので、簡単ですよ。
① パイプユニッシュをかける
パイプクリーナーを使った掃除は1〜2週間に1度くらいのペースでおこないましょう。
いつも通り髪の毛を取り除いたあとに、パイプクリーナーの液を垂らします。
② 水で流す
あとは時間を15〜30分ほどおいて水で洗い流すだけ。こすらずにヌメヌメ汚れなどもキレイにできます。
これでパイプ内の汚れも流せて、つまりやイヤな臭いの発生を防げます。
排水口の髪の毛掃除に便利なおすすめグッズ5選
お風呂の排水口の髪の毛は見つけるたびにイヤな気分になるものですが、便利グッズを使えばラクに処理ができるようになります。
ここでは、髪の毛の処理をラクにする便利グッズをいくつかご紹介します。
『髪の毛くるくるぽい』(高砂)
ゴミ受けの部品を交換するだけで髪の毛の回収をラクにできるのが『髪の毛くるくるぽい』です。水を渦状に流す仕組みになっているので、流れた髪の毛が真ん中に集まります。まとまっているので、捨てるときはフタを外してゴミ箱のフチにコンコン叩くだけと簡単です。
『排水口カバー ホワイト 30枚入』(アイメディア)
排水口に貼るシールタイプの髪の毛取りアイテムです。不織布素材で髪の毛をキャッチしやすく、汚れがたまってきたら端っこの出っ張っている部分をつまんで二つ折りにして、そのままゴミ箱へぽいっとするだけ。排水口を触ったりする必要がありません。
『排水口 ネット』(ボンスター)
交換するタイプのネットフィルターです。キッチンの三角コーナーと同じ発想でネットを取り付けゴミをあつめます。ゴミが集まったらこのネットごと捨てるだけ。使い捨てなので掃除が省けるのがうれしいですね。
『パイプユニッシュプロ 濃縮液体タイプ』(ジョンソン)
排水口につまった毛まで溶かしてくれる強力な洗浄剤です。粘り気があるので、汚れに密着してしっかり分解してくれます。
『ピーピースルーF』(和協産業)
業務用としても使われている「ピーピースルー」。こびりついた汚れも泡と熱の力で浮かせてキレイに分解してくれるのが特徴です。
お風呂の排水口の髪の毛をナチュラル素材で掃除したいときは?
小さい子供がいるおうちでは「重曹」と「クエン酸」を使った掃除の方法もおすすめです。
用意するのは、粉のままの重曹を1カップ(200cc)と、水200mlに小さじ1杯のクエン酸を溶かした「クエン酸水」の2つだけ。
排水口に重曹をまんべんなくふりかけたら、その上からクエン酸水をかけ、30分ほど放置します。すると、重曹とクエン酸が反応してシュワシュワと泡立ち始めて、汚れを浮かせてくれます。
仕上げにシャワーでザッと洗い流せば、泡の力で浮き上がった汚れをキレイに流せますよ。
排水口の髪の毛をとって清潔なお風呂に
お風呂の排水口はすぐに汚れが出てきてしまう場所。いつも「触りたくないなぁ…」とイヤな思いをしながら掃除している人は多いですよね。
便利グッズの力を借りながらこまめな掃除を心がければキレイを保ちやすいですよ。できるだけ簡単で負担のかからない方法を見つけてくださいね。