窓掃除はスプレーで洗剤を吹きかけ、タオルでゴシゴシ、最後に乾拭き…なんて手間がかかって大変ですね。そんなときには「ワイパー」が大活躍します。時間をかけずにガラスをキレイにできる優れものなんですよ。
ここではワイパーを使った窓掃除の方法と、使い方のコツ、おすすめのワイパーをまとめてご紹介します。
窓掃除のワイパーとは?窓拭きしやすいの?
ワイパーは、窓ガラスについた水をキレイに落とすための道具で、別名「スクイージー」や「ガラスワイパー」とも呼ばれています。
通常の窓掃除だと、スプレーなどでガラスをびちゃびちゃに濡らし、雑巾で拭き掃除しているうちに細かい繊維の残りがついてしまいますが、ワイパーはゴムで水気を払うので繊維残りの心配がありません。
また、サッとスライドさせるだけで水が切れるので雑巾で拭くより短時間でキレイにできる優れもの。大掃除など、時間がないときにサッと終わらせたいなら、とくに重宝する掃除道具です。
窓拭きに便利なおすすめのワイパーは?
ワイパーはいろいろなメーカーから販売されています。
どれも同じように思えて「100均で安いものを…」と考えるかもしれませんが、それぞれしっかり特徴があります。用途に合うものを選んでくださいね。
『プロワイパー』 (テラモト)
オーソドックスなモデルのワイパーです。低価格で使いやすいのでストックも含めていくつか用意すると便利です。
『水切りワイパー ガラススクイジー』(UZIPAL)
丈夫でサビにくいステンレス製のワイパー。専用のフック付きなのでお風呂やキッチンなどの見えるところでも、生活感なくスタイリッシュに収納できます。
『楽絞りワイパーM』(アズマ工業)
高い場所の窓掃除もできる持ち手の長いワイパーです。先端には表裏でワイパーとマイクロファイバーのモップがついているので、これ1本あれば窓掃除が全部できますよ。水気を絞るレバー付きなので寒い季節でも手を濡らさずに掃除できます。
『水切りワイパー スクイージー』(OXO)
ニューヨーク発のスクイジーで、コンセプトは「誰にでも使いやすく」。弾力性があるゴムベラと握りやすい卵型のハンドル、収納用の吸盤フックで使い勝手がいいですよ。
ワイパーで窓掃除!窓拭きに必要な道具は?
- 必須
- ワイパー
- 雑巾
- 炭酸水
- あると便利
- スプレーボトル
窓には屋外側に排気ガスや土ボコリ、屋内側に手垢や室内のホコリなどがついています。
ガンコにこびりつく汚れは多くないので、洗剤を使わずとも炭酸水で十分キレイにできるんですよ。炭酸水は気体を多く含んでいるのですぐに乾く上、拭き跡も残りません。
ただし、砂糖を含む炭酸水を使うとベタつきの原因になるので、必ず砂糖が含まれてないものを選んでくださいね。
ワイパーで窓拭きをする方法は?
ワイパーを使った掃除のやり方はとっても簡単です。次の手順ですすめましょう。
① 炭酸水をスプレーにする
炭酸水はスプレーにすると水分が足りなくなってもすぐに継ぎ足せる。100均などのスプレーボトルに詰め替えるか、ペットボトルのキャップをそのまま交換するだけでスプレーにできるアイテムを活用する。
ただし、炭酸水をスプレーボトルの半分くらいにしてからこの作業に取り掛かるのがポイント。満タンだと炭酸がふくらんでスプレーの先端から勝手に吹き出してきてしまう。
② 炭酸水を窓に吹きかける
窓全体にまんべんなくスプレーを吹きかける。びちゃびちゃになるぐらいが丁度いい。
③ 左上から水平にワイパーをかける
コツは「一方通行で規則的にワイパーをかける」こと。ワイパーのゴム全体が当たるようにして左から右にスライドさせる。これを窓全面におこなって全体をキレイにする。段と段が少し重なるようにかけると拭き跡が残りにくくなる。
④ 右端を上から下にかける
残っている右端の水滴を、最後に上から下に向かってザッと取りきれば完了。仕上げにマイクロファイバークロスで全体を拭くとよりキレイに仕上がる。
覚えておきたい
ワイパーでの窓掃除に適した時間がある?
窓の掃除は思いついたときに取りかかるのもいいですが、汚れが落としやすい時間や天気を覚えておくともっとラクに汚れを落とせます。
おすすめは、くもりの日や雨上がりで湿度の高い時間。汚れも湿り気を帯びて落としやすくなっています。濡らした雑巾で拭くだけでも簡単にキレイになりますよ。
ただ、掃除してすぐに雨が降ってしまうとまた汚れてしまうので天気予報をよく確認してから始めてくださいね。
ワイパーで窓拭きをして部屋を明るく
窓の汚れはガンコにはならないのでサッと拭くだけで汚れを落とせます。ワイパーを使えばさらに簡単に窓掃除できますよ。
水を切ったところからキレイになるので成果が見えやすく、達成感も大きいのでぜひワイパーを使ってキレイにしてくださいね。