エアコンのお手入れってしていますか?普段はあまり意識しないかもしれませんが、エアコンのフィルターは定期的に掃除する必要があるんですよ。
エアコン掃除というと大変そうに思うかもしれませんが、フィルター掃除だけならとっても簡単。今回はエアコンのフィルターを手軽に掃除する方法を紹介します。
もくじ
エアコンのフィルターとは?ホコリがたまりやすいの?
エアコンは、部屋の空気を取り込み、快適な温度と湿度に調整してお部屋に戻しています。
部屋の空気には多くのホコリが舞っているので、ホコリを取り込まないようにフィルターがつけられているのです。
汚れをキャッチして、エアコンのなかがホコリだらけになるのを防いでくれます。
エアコンのフィルターは掃除が必要?掃除しないとどうなる?
エアコンのフィルターは、空気中のホコリをブロックしているので、放っておくとどんどん汚れがたまります。フィルターのおかげでエアコンの中まで掃除する必要はありませんが、定期的にフィルターにたまったゴミは掃除してあげましょう。
フィルターを掃除しないと、ホコリがフィルターにたまりすぎて目詰まりを起こし、空調の効果が弱くなってしまうこともあるので注意してくださいね。
最近のエアコンにはフィルターの自動クリーニング機能がついているものもあります。その場合はフィルターを掃除する必要はありませんが、その代わりにフィルターのゴミがたまるダストボックスは定期的にチェックすることは忘れずに。
エアコンのフィルター掃除|必要な道具は?
- 必須
- 掃除機
- 歯ブラシ
- 『パストリーゼ』などのアルコール除菌スプレー
- 雑巾
エアコンのフィルターにたまる汚れは、ほぼ「ホコリ」だけ。ガンコにこびりつく汚れにはならないので、特別な道具は必要ありません。
用意するのは「ホコリを吸い取る掃除機」「取りきれなかった汚れを取るための歯ブラシ」があれば十分です。
エアコンのフィルター掃除|ホコリの取り方は?
エアコンのフィルター掃除はホコリをキレイに取り除ければOK。軽く水洗いするだけで大丈夫です。
① フィルターを外す
電源を切り、前面のパネルを開ける。パネルを手前に引き上げるとなかのフィルターが現れる。
機種にあった方法でフィルターを外す。ホコリだらけなので慎重に。
② 掃除機で吸い取る
フィルターを床に置き、掃除機で大まかな汚れを吸い取る。
③ 水洗いする
残ったこまかな汚れを取るために水洗いする。歯ブラシを使ってこすり落とす。
30分〜1時間ほど吊り干しにしてしっかり乾燥させる。
④ 拭き掃除
フィルターを乾かしているあいだに、外装についたホコリを取り除く。アルコールスプレーで湿らせた雑巾を使って拭き取る。
⑤ 元に戻す
外していたフィルターを元に戻して完了。
フィルターを外すと付着している汚れが目立って見えます。掃除のついでに、ルーバー(空気の吸込口)などについた目立つ汚れを拭きとっておきましょう。アルコール除菌スプレーを使えばイヤな臭いの原因となる雑菌やカビも退治できますよ。
エアコンのフィルター掃除の頻度は?
エアコンのフィルター掃除は月に1回が目安です。
夏冬のシーズン中はホコリがすぐにたまってくるので、その期間だけはさらにこまめにするのがおすすめ。掃除機でホコリを取るだけでいいのでリビング掃除のついでにササッとキレイにしましょう。
掃除するのを忘れやすいときは「毎月最初の休日に掃除する」などと決めてカレンダーにメモしておくといいですよ。
エアコンはフィルターの奥も掃除しよう
ふだんのエアコンの手入れはフィルターのホコリとりだけで十分ですが、シーズンを終えた後は少し念入りな掃除が必要です。フィルターの目をくぐり抜けたホコリがエアコンの内側にたまる上、結露してできた水分をエサにカビ汚れができやすいんです。
フィルターの奥の掃除はとても繊細なので、1年に1回クリーニング業者を呼んで掃除してもらうといいですよ。
使い込んだエアコンも、しっかりケアしておけば来シーズンも安心して使えますね。
エアコンのフィルターを掃除して快適に
エアコンのフィルター掃除はなんとなくむずかしそうなイメージがあって、つい後回しにしがちですね。
でも、チャレンジしてみると意外と簡単。掃除機でホコリを取り除くだけでも十分で、これなら水洗いや乾燥が必要ないので、5分とかからずキレイにできます。
エアコンの汚れがこまめに取れれば、空調の効率が上がり、出てくる空気もキレイに!メリットいっぱいで、リビングで過ごすのがもっと快適になりますよ。室外機も掃除しておくと、さらに空調の効率が上がるので、おすすめです。