毎日の料理で大活躍してくれている電子レンジ。汚れを見つけても、どうやって掃除したらいいかなやんでしまいますね。なかにはこすっても落ちない汚れもあって、あきらめかけているママもいると思います。

そこで今回は、忙しいママでもすぐにできる電子レンジの簡単な掃除方法をご紹介します。

頑固な汚れの落とし方のほか、重曹などのナチュラルアイテムの使い方も紹介するので、自分にあった掃除方法を見つけてくださいね。

電子レンジが汚れる原因は?掃除しないとどうなる?

クエスチョン ? はてな


電子レンジの汚れは、加熱中に食材や油が飛び散ったり、汁物が蒸発してくっついたりしたのが原因です。

電子レンジの使用頻度が高いほど汚れてしまうのは仕方ないことですが、「汚れていても使えるから問題ないよね…」と放置してしまうと次のようなトラブルを引き起こします。

汚れが落ちなくなる

ついたばかりの汚れなら布巾でサッと拭けば簡単に落ちますが、放置されると水分が蒸発してこびりつきます。しかも、そのままの状態で使い続けると、汚れも加熱されて焦げつき、掃除に余計な手間がかかるようになります。

加熱効率が悪くなる

電子レンジの庫内が汚れていると食材と一緒に汚れまで加熱してしまうので、加熱効率が悪くなります。食材もあたたまりにくくなり、わずかとはいえ余計な電気代がかかってしまいますよ。

臭くなる

こびりついた油汚れが酸化したり、雑菌が繁殖したりして、不快な匂いを発するようになります。料理中にイヤな臭いがただよってきたら、楽しく料理をしていても気持ちがしぼんでしまいますね。

以上のように、電子レンジの汚れはさまざまなトラブルにつながるので、普段からきちんと掃除することが大切なんです。

電子レンジはどこを掃除すればいいの?

オリジナル 電子レンジの掃除する場所


電子レンジで掃除が必要な場所は、

庫内のテーブル
庫内の壁と天井
扉の裏

の3箇所がメインです。壁や天井、扉の裏などは汚れを見落としやすいので、1週間に1回はキレイにしてあげてください。

また、レンジの外側も庫内を掃除する何回かに1回はキレイにしてあげてください。庫内のようにひどい汚れはありませんが、手垢やホコリがたまっていると不衛生になりますよ。

次からは、一番簡単にできる洗剤を使った掃除方法をご紹介します。

ただ、電子レンジの庫内に洗剤を使うことに不安を感じるママもいると思いますので、そのあとで自然由来のアイテムを使うナチュラルクリーニングでキレイにする方法もご紹介します。自分にあった掃除方法を試してみてくださいね。

【洗剤編】電子レンジ掃除に必要な道具は?

オリジナル 電子レンジの掃除道具


用意するもの
必須
使い捨ての布巾(マイクロファイバークロス)
『キュキュット』などの台所用洗剤

電子レンジを掃除するときは、布巾と『キュキュット』などの食器用洗剤の2つがあればOK。

ただ、庫内の汚れを拭き取るとかなり汚れるので、100円ショップなどで使い捨ての布巾を用意すると便利です。繊維が細かいマイクロファイバー素材なら汚れ落ちがよくてなおよし。

【洗剤編】電子レンジを掃除する方法は?

濡らした布巾に洗剤を染み込ませて電子レンジでチンすると、汚れがふやけてスルッと落ちるようになります。とっても簡単なので、次の手順でササッと掃除してみましょう。

① 布巾に洗剤を含ませる

オリジナル 電子レンジ掃除用に洗剤をもみこむ


水でたっぷり濡らした布巾に中性洗剤を数滴たらしてもみこむ

② 濡らした布巾を広げて置く

オリジナル 電子レンジに布巾を置く


水がたれない程度にゆるく絞った布巾を電子レンジ内に広げる。水蒸気がたくさん出るように、絞りすぎないのがポイント。

③ 1分くらい加熱して2〜3分ほど放置

オリジナル 電子レンジで布巾を加熱


布巾を置いたらそのまま1分ほど加熱。2〜3分ほど放置して水蒸気が広がるのを待つ。

④ 布巾で庫内を拭く

オリジナル 電子レンジを拭き掃除


庫内は温めた布巾でそのまま拭き掃除する。加熱直後は熱くなっているので、ヤケドしないように注意。取り外せるトレイやターンテーブルがあれば、取り外して丸洗いする。

⑤ 庫内に洗剤が残らないように水拭きする

オリジナル 電子レンジの汚れ


最後は洗剤が残らないように、キレイな布巾で水拭きをして仕上げ。泡立ちがなくなるまで繰り返し拭けば完了。

【洗剤編】電子レンジの頑固な汚れを落とすには?

アルカリ性洗剤


ずーっと放置していた電子レンジの汚れは、そう簡単には落ちません。そんなときは、『キッチンマジックリン』などのアルカリ性洗剤を使ってみましょう。油汚れや焦げは酸性の性質をもつ汚れなので、アルカリ性洗剤を使えば中和されて落ちやすくなります。

汚れにアルカリ性洗剤を吹きかける

汚れた部分にだけ吹きつける。余計なところにまで吹きかけないように注意。

ラップでパックする

小さく切ったラップをかぶせて洗剤をおおう。パックすることで浸透力が高まる。

数分おいてから拭き取る

数分おいたらあとは布巾で拭き取ればスルッと落ちる。

水拭きで仕上げる

洗剤が残らないように繰り返し水拭きをして完了。

アルカリ性洗剤はとても強力な洗剤なので、使うときは手袋を着用して、しっかりと換気をすること。使い方には注意が必要ですが、上手に使えば手軽に汚れを落とすことができますよ。

【ナチュラルクリーニング編】電子レンジの掃除に必要な道具は?

重曹


ここまでに紹介した洗剤を使う方法は汚れ落ちはいいのですが、小さい子供がいるおうちでは調理道具に洗剤を使うのは不安があるかもしれません。

その場合は、ナチュラルクリーニングでおなじみの「重曹」がおすすめ

重曹はアルカリ性の性質をもっているので油汚れや焦げを中和して落ちやすくしてくれる上、洗剤とは違って自然由来の成分なので万が一口に入ってしまってもほとんど害がなく安全なんです。

重曹以外には布巾と耐熱容器(マグカップや深いお皿でOK)があれば準備万端

【ナチュラルクリーニング編】電子レンジを掃除する方法は?

重曹を使って掃除する場合も、電子レンジでチンして熱の力で汚れを落ちやすくするのがポイントです。

① 耐熱容器に重曹水をつくる

電子レンジの掃除 手順1


耐熱容器に水200mlと重曹大さじ2杯を入れて混ぜる。重曹は水に溶けにくいのでしっかりと混ぜること。

② 重曹水をレンチンして放置する

電子レンジの掃除 手順2


耐熱容器にフタはせず、そのまま電子レンジで5分ほど加熱。その後、庫内に水蒸気が行き渡るように、扉を閉じたままで数分放置する。

③ 布巾で汚れを拭き取る

電子レンジの掃除 手順3


重曹水の蒸気で庫内の焦げや油汚れが浮き上がっているので、布巾で拭くだけでスルッと落ちる。布巾に汚れがつかなくなるまで繰り返し拭く。

④ 水拭きで仕上げる

電子レンジの掃除 手順4


新しい布巾で庫内を水拭きする。水拭きをしないと、重曹水が乾いて白いあとが残ることがあるため。

【ナチュラルクリーニング編】電子レンジの頑固な汚れを落とすには?

重曹ペーストの作り方


何年も放置していた焦げつきだと、ただの重曹水だけでは落ちません。そんなときには、重曹ペーストを使ってみましょう。

重曹は水に溶けにくい性質があるので、重曹ペーストにすることで重曹の粒がクレンザーのように汚れを削り落としてくれます

重曹ペーストを作る

水と重曹を1:2の割合で混ぜ合わせる。深い容器に入れて割り箸などで混ぜる。

汚れにペーストを塗る

汚れに塗ったら5分ほど放置する。

ラップでこすり落とす

研磨作用のある粒が入り込まないようにラップなどを丸めたものを使うと効果的。

覚えておきたい

エコなわざあり

それでも落ちない電子レンジの汚れは物理的にこすって落とす!

オリジナル 電子レンジの汚れ

何年と放置していた汚れの場合は、洗剤や重曹を駆使しても落ちないことがあります。そうなったときは最終手段で、物理的にこすり落とす方法があります。

ここでは2つの方法をご紹介しますが、力を入れすぎると電子レンジの庫内を傷つけてしまう恐れもあるので、取り組むときは力加減に注意してくださいね。

メラミンスポンジでこする

オリジナル メラミンスポンジ

布巾のかわりに『激落ちくん』などのメラミンスポンジを使います。メラミンフォームと呼ばれる無数の網目状の素材でできており、頑固な汚れを削り落とすことができます。

水で濡らしたメラミンスポンジで円を描くようにこするだけなので簡単です。洗剤や重曹と組み合わせて使いましょう。

プラスチックのカードで削る

電子レンジの焦げ落とし カード

使わなくなったプラスチック製のカードで、汚れだけを削り落とすことができます。カードを汚れに密着させ、ガリガリと削るだけ。力を入れすぎると庫内を傷つけたり、怪我をする恐れもあるので十分に注意してください。

電子レンジの庫内の掃除が終わったら外側もキレイに

電子レンジ


庫内をキレイにしたあと、余裕があれば外側も掃除をしてあげましょう。

外側の掃除は、基本的に水拭きだけで十分です。ホコリなどがたまっていれば、軽く乾拭きして落としたあとで水拭きすると拭き跡が残らずキレイに仕上がります。

ただ、ドアの取っ手や側面には手垢がついているので、気になるときはアルコール除菌スプレーを一吹きしてから拭き取るといいですよ。

内側だけではなく、外側までキレイになれば、料理中も気分よく電子レンジを使えるようになりますね。

電子レンジを掃除する前に汚れを予防する!

レンジ汚れ予防


電子レンジの汚れは長い間放置するほど落ちにくくなります。掃除に無駄な労力をかけないためにも、使うたびに「ちょこっと掃除」することを心がけてみましょう。

「使うたびに掃除するなんて面倒じゃないの…?」と感じるママもいるかもしれませんが、キッチンペーパーやティッシュなどを濡らしてサッと拭くだけなのでほんの数秒ですみます。それだけで大掛かりな掃除が必要なくなりますよ。

ちょこっと掃除を習慣づけるカギは、頭で考える前に行動できるようにすることなので、電子レンジのそばにキッチンペーパーやいらない布などを目に見えるところにストックしておくだけでも効果があります。

あるいは、ちょこっと掃除用に便利アイテムを活用するのもおすすめです。次のような商品が出ているので、そばにおいておけば気になったときにすぐキレイにしてあげられますよ。

●『Oh!レンジ DEふくだけキレイ』

メッシュシートをレンジでチンして、そのまま拭き取るだけと簡単なお掃除アイテム。重曹に加えてオレンジ由来の酸性成分も含まれているので、除菌効果もあります。メッシュ構造で汚れをかき出しやすいのも特徴です。

●『チン! してふくだけ 電子レンジ専用お掃除シート』

袋状のパッケージのまま加熱することで蒸気が広がりやすい構造になっている。汚れをしっかりと浮き上がらせてくれるので、こすり洗いの手間がかかりません。

電子レンジを掃除して料理時間を気持ちよく

冷蔵庫


ついつい使いっぱなしにしてしまいがちな電子レンジですが、汚れは放置するほど落ちにくくなるものです。

電子レンジを快適に使うためにも、しっかりと掃除をしたあとは汚れがたまらないようにこまめに拭く習慣を心がけてくださいね。

それでも汚れてしまうことはあるので、まずは布巾でササッとと掃除するようにしてください。頑固な焦げができてしまったときは時間のあるときに重曹を活用するなどすればキレイにできます。

普段からよく使う電子レンジがキレイだと、料理の時間も気持ちよく過ごせるようになりますよ。