冬の間お部屋の湿度をあげて快適な空間を守ってくれる加湿器。でも、ずっと使っているうちに出てくる蒸気が臭ってきてはいませんか?

水を使っているだけなのになんで臭うの?と疑問に思うかもしれません。そこでここでは、加湿器から出てくる臭いの原因とその対処法をご紹介します。

加湿器が臭い原因はなに?酸っぱいにおい?

? 疑問

加湿器が湿気臭かったり、カビ臭かったり、湿気っぽい臭いを発するのは「雑菌やカビが繁殖したこと」が原因です。水や汚れが集まる「フィルター」「タンク」「トレイ」で菌が増えているかもしれません。

雑菌や菌が繁殖するのは主に次のような条件がそろったときです。
● 気温(室温)が高い
● 湿度が高い
● 汚れがある

ただ、加湿している以上湿度が高いのは仕方ありませんし、室温が高いのもどうしようもありません。意識していなくても、湿度100%、気温20〜30℃という菌好みの環境ができてしまうわけです。

なので、発生した菌自体を退治するか、原因となる「汚れ」をこまめに取り除くのが有効な対策といえます。

加湿器の臭い取りは「除菌アイテム」を活用するとラク!

加湿器から出てくる臭いを解消するのに一番簡単な方法は、「除菌アイテムで菌を退治する」方法です。まずはここでいくつか市販のアイテムをご紹介します。

『加湿器の除菌タイム』(除菌タイム)

加湿器の水に混ぜる液体タイプの除菌剤です。毎回の給水のときに適量をいれておくだけで簡単に水の除菌ができます。作用の穏やかな除菌成分を使っているので、そのまま運転した蒸気を吸っても問題ありませんよ。

『加湿器キレイ』(ブリッジメディカル)

銀イオンの力を使ったスティックタイプの除菌剤で、タンクにポンっと入れると6ヶ月ほど効果が続きます。これで1シーズンは菌知らず。常に清潔な空気を保てますよ。

『タンクの除菌剤』(コジット)

ハーブの成分を使ってつくられた除菌剤です。アロマ効果もあるので加湿器をディフューザーとして使えるのもうれしいところ。小さな子供がいるおうちでも安心して使えますよ。

加湿器の臭いを原因から取り除く方法は?

臭いがしだしてから時間がたってしまうと、除菌アイテムを使っても効果が見られない場合があります。雑菌やカビが広く繁殖してしまっているので一度キレイに掃除しましょう

用意するもの
必須
『ワイドマジックリン』などの粉末台所用洗剤
あると便利
重曹

加湿器の臭い取りには「ワイドマジックリン」が効果的。こするなどの作業もなく簡単に消臭できますよ。

ワイドマジックリンが手元にない場合は、重曹で代用できます。重曹を温める必要があるので、鍋などの容器と一緒に用意してくださいね。

「ワイドマジックリン」を使った加湿器の臭いの取り方

加湿器

加湿器の臭いを取る基本的な手順は次の通りです。

汚れた部品を外す

汚れの出やすいフィルター・トレイ・タンクなどの部品を外す。

洗浄液をつくる

シンクに水を張り、水2Lに大さじ2杯(30g)を目安にワイドマジックリンを混ぜる。

つけおきする

外した部品を液に浸し、60分ほど放置する。洗剤が浸透し、汚れを浮かせて落としてくれる。

よくすすぐ

流水で時間をかけてよくすすぐ。洗剤が残らないよう、泡が出なくなるまで流すのが目安。

取り付け

よく水分を切って、しっかり乾燥させる。乾いたのを確認できたらもとに戻して完了。

ワイドマジックリンには除菌効果のある成分が含まれています。浸しておくだけでガンコな汚れも根こそぎ取り除けます。

加湿器の臭い取りは「重曹」でもできる!

重曹

重曹は自然由来の成分なので掃除に使っても安心です。ただ、ワイドマジックリンを使うときよりも少しだけ手間がかかります。

汚れた部品を外す

汚れの出やすいフィルター・トレイ・タンクなどの部品を外す。

重曹水を沸騰させた洗浄液をつくる

鍋などに水1Lに重曹60〜70gを目安に混ぜて一度沸騰させ、「沸騰重曹水」をつくる。

つけおきする

沸騰重曹水を常温まで冷ましたら、外した部品を浸して60分ほど放置する。

よくすすぐ

流水で時間をかけてよくすすぐ。2分ほどが目安。

取り付け

よく水分を切って、しっかり乾燥させる。乾いたのを確認できたらもとに戻して完了。

重曹水を使うときは一度沸騰させるので、やけどに注意ながら作業をすすめてください。

加湿器の臭いがそれでも取れない場合は?

フィルター

徹底的に掃除しても取れない臭いがついている場合は、フィルター自体を交換するのも手です。

シャープやパナソニックなど、メーカー品の加湿器の場合は加湿フィルターだけを2000円前後で別売りしています。

フィルターごと交換すれば、臭いのもととなる菌はいなくなるので、しばらくは臭いに悩まされずにすみますよ。

加湿器の臭いはどれくらいの頻度で取るべき?

カレンダー

キレイに除菌掃除をしたら、その状態をできるだけ長くキープしたいですよね。

加湿器のお手入れの頻度は「毎回の水洗い」と「月に1度の洗剤洗い」と分けて考えるとキレイな状態をキープできます。給水のたびに簡単にタンクや部品を水洗いして汚れを流し、それでもたまった汚れを定期的に掃除するというわけです。

はじめにご紹介した除菌アイテムをあわせて使うと、汚れ知らずの清潔な加湿器を保てますよ。

加湿器の臭い取りをしても残る「白いこびりつき汚れ」の正体は?

加湿器

ワイドマジックリンで徹底的に臭いを消したとしても、フィルターなどにこびりついた汚れが残ることもあります。

この汚れは雑菌やカビが原因ではなく、水に含まれるミネラル分が固まった「水垢」汚れです。ワイドマジックリンでは落とせないので、水垢をふやかす効果がある「クエン酸」を使ってキレイにしましょう。

やりかたは除菌掃除と同じで洗浄液を使って浸けておくだけ。あとはこすると簡単に取れますよ。

加湿器の臭い対策で快適なおうちをキープ

くつろぐ 寒い日

加湿器から臭いが出てくると、せっかく空気をうるおしているのに、なんだかイヤな気分になりますね。

臭いの原因となる雑菌やカビは、除菌アイテムの活用で撃退も予防も簡単です。どちらもラクにできるので、用意しておくとキレイな状態をキープしやすくなります。

加湿器から出てくる蒸気が清潔なものなら、冬の寒い時期も快適に暮らせそうですね。