仕事やお出かけに履くことの多いストッキング。全然履いていないのに、破れて履けなくなってしまうこともありますよね。そんな使い古しのストッキングがお掃除に活躍するってご存知ですか?
ここでは履けなくなってしまったストッキングでおうちをピカピカにする掃除方法をご紹介します。
使い終わったストッキングは掃除に活用しよう
実はストッキングはおうちの掃除に幅広く使える便利グッズのひとつ。
ナイロンなどの化学繊維でできているので「静電気を起こしてゴミを絡め取る」効果があります。肌になじむようにやわらかくできているので「素材を傷めにくい」メリットもあり、雑巾顔負けの力を備えているんです。
この性質はもちろん伝線が起きたストッキングでも同じ。捨てる前のストッキングでササッと掃除する習慣がつけば、こまめな掃除もラクにできそうですね。
ストッキングはどんな掃除に活用できる?
ストッキングが活躍するのは、主にホコリやゴミの多い場所。次の3通りの使いみちがあります。
1回の掃除で使い切るのはもったいないので、3分の1くらいに切り分けて使うのがおすすめです。
ホコリ取り
ストッキングで軽くこするだけで、静電気を起こしてホコリが簡単に絡め取れます。棒に巻き付ければハンディモップ代わりとしても使いやすいですよ。
拭き掃除
ストッキングはこまやかなネットでできているので、拭き掃除にも活躍します。繊維に汚れを取り込む力があるので、洗剤などは使わなくても水洗いだけでピカピカにできます。
ゴミ集め
ストッキングは排水口などのゴミを集めるネット代わりにも大活躍。水も空気も通すので、効率よくゴミを集めるのに重宝しますよ。
ストッキングを掃除に活用|ホコリ取り
基本的な使い方はハンディモップと同じで「やさしくこする」だけ。どんな場所でも使えますが「ベッドや洗濯機などのすき間」「網戸の汚れ」で使うのがおすすめです。
細かなすき間などには次のように工夫してみると、スムーズに進められます。
すき間のホコリ取り
家具の下や洗濯機の下など、細いすき間は掃除機が入らないのでなかなかホコリを取り切れないですね。
そんなときはハンガーにストッキングをかぶせ、即席のハンディモップとして使うのがおすすめ。作り方はストッキングを膝下くらいで切り「◇」型に伸ばしたハンガーの先端にかぶせるだけ。
すき間に差し込んでゴミをかきだせば完了です。
網戸のホコリ
意外と盲点になりがちなのが、網戸の掃除。ホコリがびっしりついていると風通しが悪くなるので、ストッキングを使ってこすり落としましょう。
掃除方法は簡単で「丸めたストッキングで上からこする」だけ。なかに古い靴下などを入れておくとこすりやすくできますよ。
ポロポロとホコリのかたまりが落ちるので、最後に回収したら完了です。
ストッキングを掃除に活用|拭き掃除
ストッキングは雑巾代わりとしても重宝します。乾拭きするだけでいいので、身近なものを簡単にピカピカにできますよ。
水回りの汚れ落とし
シンクや蛇口にたまる汚れは、ストッキングを丸めたものでピカピカになります。細かな繊維に汚れをかき集める力があるので、軽くこするだけでも落とせるんですよ。
腰回りの丈夫な部分を切り取って使うのがおすすめ。
フローリングの拭き掃除
フローリングにたまるホコリや軽いベタつきもストッキングで落とせます。
気になる部分が小さいときは手にかぶせて簡単にこすればOK。広い範囲の掃除なら『クイックルワイパー』などのペーパーモップにかぶせて使うとラクに進められますよ。
ストッキングを掃除に活用|ゴミ取りネット
ストッキングは粗いネットでできているので、ゴミ集めも楽ちん。次のようなときに活用してみましょう。
玄関の土ボコリを取る
掃除機のノズルにストッキングをかぶせれば、なかに砂を入れずに玄関の土ボコリが掃除ができます。電源を切ると砂が落ちるのでビニール袋などを用意して最後に回収しましょう。
排水口のネットがわりに
排水口や三角コーナーのネット代わりにもストッキングは大活躍。袋状になっているつま先の方だけを切り取ってかぶせましょう。破れているときは結んでおくと補強できます。
捨てる前のストッキングは掃除に活用!
ストッキングが伝線すると、どうしても気分が落ち込みますね。
伝線して履けなくなったストッキングは、掃除で再利用しましょう。捨てずに掃除道具などと一緒にまとめて収納しておくといいですよ。
「ストッキングは捨てる前に1度掃除する」などと決めておけば、こまめに掃除できてキレイなおうちを保ちやすくなりますね。