乾ききっていない食器を拭いたり、食前食後のテーブルをキレイにするときに使うものといえば「ふきん」ですよね。
シンプルな道具だからこそ、こだわりをもって選びたいですよね。水回りで扱うこともあって、衛生面も心配です。
そこで今回は、快適に使えるふきんの選び方やおすすめ商品をご紹介します。
もくじ
お家で使うふきんには何がある?
ふきんにはいろいろな使いみちがありますが、主な用途は「台拭き」と「食器拭き」。どちらもおなじアイテムを使いがちですが、それぞれ用途によって使い分けると作業の効率がグッとよくなります。
台拭き
ダイニングテーブルやキッチンのシンクまわりを拭くために使う「台拭き」。使う頻度も高いので、汚れや水分をしっかり拭き取れて、洗いやすい道具であることが望ましいです。
食器拭き
洗ったあとの食器を拭くために使う「食器拭き」は、吸水性があって繊維残りしない素材のものがベスト。ほどよく大きいものを使うと、お皿をしっかり包み込めて水分を拭き取りやすいです。
食器拭きと台拭きで使い分ける理由は?
一口に「ふきん」といっても、いろいろな材質のものがたくさんあります。
吸水性や速乾性にすぐれていたり、汚れ落ちがよかったりと、それぞれ特長が異なるんです。
「台を拭くなら汚れ落ちも気になる」「食器を拭くなら繊維が残らないものがいい」といったように、用途にあわせたアイテムを選べば、より快適に使用できますよ。
食器拭きと台拭きを選び方|①素材
台拭き・食器拭きどちらを選ぶときも、使ったあとに乾きやすい材質かチェックしましょう。
ふきんの主な用途は水分を拭き取ること。しっかり吸水できるのはもちろんですが、水分を含んだまま放置していると菌が繁殖してしまいます。
イヤなニオイのもとでもあるので、快適に使うためにも速乾性のある材質を選ぶといいですよ。
素材としては、綿・麻・レーヨンがおすすめで、セルロースでできた「スポンジワイプ」タイプも使いやすく人気です。
食器拭きと台拭きの選び方|②サイズ
普段あまり意識することがないふきんのサイズですが、自分の手にあうサイズを用途ごとに分けて選ぶと、使いやすさがアップします。
快適に使うためにも以下を参考にしてみてくださいね。
台拭きは手のひらがおさまるサイズ
台拭きなら、2〜4つ折りしてふきんから自分の手のひらがはみ出さないくらいが使いやすい大きさです。
手の力がふきんに伝わりやすく、汚れを見つけてもサッと拭き取れます。
折って使うことで、汚れたときすぐにキレイな面に変えられて、たくさんの場所を連続して拭けるので便利ですよ。
食器拭きは手のひらの2倍サイズ
食器拭きの場合は、少なくとも手のひらの2倍以上の大きさのものを選ぶのがおすすめ。
お皿を包みながら使えるサイズなら、水分を効率よく拭き取れますね。
台拭きのおすすめ4選
1.『白雪ふきん』(白雪ふきん)
奈良の蚊帳として使われていた生地から生まれた、昔ながらのふきん。素材の特性をいかした生地で、強度とやわらかさにくわえて吸水性もすぐれている万能アイテムです。使いこむほどにやさしい手触りになっていきます。
・ひと拭きで水滴1つ残らない吸水性は、すがすがしさがありやみつきになります。
・水分をよく吸収します。ふきんの厚みがちょうどいいですね。
- 税込価格
- 551円
- 内容量
- 2枚入り
- カラー
- ホワイト
- 素材
- 綿、レーヨン
2.『福市ふきん』(福市祐徳堂)
綿100%のガーゼを5枚重ねにした、手触りのよいふきん。ママの手でも絞りやすいサイズ感で使い勝手のよさが人気です。吸水性・速乾性にすぐれていて、漂白剤を使ってお洗濯しても丈夫に使えます。
・ガーゼの5枚重ねがほどよい厚さで、水分を拭き取りやすく乾きも早かったです。
・肌触りがよく、子供がまだ小さいので食事のときに手や口元を拭くのにも便利です。
- 税込価格
- 1,100円
- 内容量
- 3枚入り
- カラー
- ホワイト
- 素材
- 綿
3.『スコッチブライト セルロースクロス』(3M)
植物生まれのセルロースからできたふきんで、吸水力があり乾きも速いのが特徴です。ふきん自体の質量の約10倍もの水分を吸収します。繊維残りもなく、繰り返し洗って使用できるので、日々のキッチンのお手入れに幅広く使えます。
・通常のふきんでは拭き取れない水分も、バッチリ拭き取ってくれます!
・拭きすじが残らないので使いやすいです。乾燥が早いのも気に入ってます。
- 税込価格
- 350円
- 内容量
- 2枚入り
- カラー
- 全4種
- 素材
- セルロース、綿
4.『スコッチブライト マイクロファイバークロス』(3M)
キッチンまわりの拭き掃除におすすめの、マイクロファイバーでできたふきんです。超極細繊維が、ホコリや油膜をしっかり拭き取ります。洗ったときの汚れ落ちも速く速乾性にすぐれているのでスピーディーに家事をこなせます。
・薄いわりにたくさん水分を吸うし、数年使ってるけどヘタリません。
・思っていたより薄手ですが、丈夫で洗いやすく、臭くなりにくい点が気に入りました。
- 税込価格
- 345円
- 内容量
- 3枚入り
- カラー
- グレー、パープル、ピンク
- 素材
- ポリエステル、ナイロン
食器拭きのおすすめ4選
5.『ELLY キッチンクロス』(IKEA)
IKEAの人気アイテムで、使いやすい大きさとシンプルな色柄が人気のふきんです。しっかりとした硬めの生地ですが、使い込んでいくうちになじんでいきます。キッチン以外にも多用途に使えるところが人気の秘密です。
・お皿を拭くのには、大判サイズのIKEAのふきんが最適です!
・キッチンで食器の水切り用に使用していますが、大きくてじゃぶじゃぶ洗えて丈夫です。
- 税込価格
- 850円
- 内容量
- 4枚入り
- カラー
- ブルー、ホワイト
- 素材
- 綿
6.『まごころふきん』(トランパラン)
綿の丈夫さとレーヨンの汚れ落ちのよさが特徴のふきんです。拭きあとが残りにくく洗ったあともすぐ乾くので、生乾きのイヤな臭いもぐっと軽減されます。昔ながらのシックな柄がかわいらしく、プレゼントにもおすすめです。
・柄が古風で、乾きも速く重宝しています。作りもしっかりしています。
・ひかえめな柄と色使いで満足です。乾燥が速くておどろいています。
- 税込価格
- 1,700円
- 内容量
- 3枚入り
- カラー
- 全6種
- 素材
- 綿、レーヨン
7.『6重あわせ 大判 ガーゼふきん』(Knit kobo h)
ガーゼを6枚重ねた大判サイズのふきんです。しっかりとしたボリュームでお皿が拭きやすいのが特徴。使いこむにつれてふんわりとなじんでいく過程を楽しめるのも綿100%ならでは。北欧調の柄で、キッチンが明るくなります。
・6重ガーゼでしっかりしているので、食器拭きとして重宝しています。
・お皿の水の拭き取りが快適にでき、満足しています。色柄もひかえめでいいと思います。
- 税込価格
- 1,630円
- 内容量
- 4枚入り
- カラー
- 2柄×2配色
- 素材
- 綿
8.『激落ちふきん』(LEC)
メラミンスポンジでおなじみ「激落ちくん」シリーズのふきん。薄手で軽いマイクロファイバーでできているので、細かい部分も拭きやすく扱いやすいのが特徴です。グラスやカトラリーもピカピカに拭き上げます。
・食器に繊維がつくことがなく、水気もスッキリ拭ける優秀なふきんです。
・水切れが最高ですし、拭いたところの汚れ落ちもバッチリです!
- 税込価格
- 305円
- 内容量
- 5枚入り
- カラー
- ホワイト
- 素材
- ポリエステル、ナイロン
食器拭きと台拭きのおすすめ2選!使い捨てタイプ2選
汚れやニオイは気になるけど、お手入れはちょっとおっくうな人は、使い捨てができる「ダスター」が便利です。ショッピングセンターなどのフードコートで見かけるふきんのことで、薄めでコスパがいいのが特徴。
気軽に捨てられるので、お手入れの手間なく使いたい人にはぴったりです。
9.『エージェントワン 使いすてキッチンダスター 不織布ふきん』
3色チェック柄がおしゃれなキッチンダスター。箱に入っていて、片手でサッと取り出せます。
- 税込価格
- 550円
- 内容量
- 30枚入り
- カラー
- チェック柄
- 素材
- 不織布
10『ストリックスデザイン カウンタークロス』
主に業務用として使われている、少し大きめサイズのダスターです。伸縮性があるのが特徴。
- 税込価格
- 2,307円
- 内容量
- 100枚入り
- カラー
- ブルー、ピンク、ホワイト、グリーン
- 素材
- ポリエステル、ナイロン
食器拭きと台拭きの手入れ|①洗い方、干し方
使い終わったふきんは、どんどん菌が繁殖するもの。簡単な水洗いだけでは除菌されず、食中毒の原因にもなりかねません。
キッチンまわりを清潔に保つためにも、使ったふきんは洗ってしっかりと干してあげましょう。
ふきんの洗い方
ふきんのお手入れは、食器用中性洗剤でもみ洗いするだけでOK。食器を拭くこともあるので、洗剤が残らないようにしっかり洗い流すのがポイントです。食器洗いのついでにするといいですよ。
たくさんの枚数を洗いたいなら、洗濯機で洗うのでもかまいません。
ふきんの干し方
ふきんをしっかり乾燥させるなら、ふきん掛けを使うのがおすすめです。
キッチンまわりにはスペースがなくても、ふきん掛けを活用すれば、省スペースで風通しよくふきんを置いておけますよ。
食器拭きと台拭きの手入れ|②除菌
ふきんは、使っているうちに真っ黒になったりイヤなニオイがし始めたりします。これらは、洗剤でのお手入れではなかなか消えません。
そんなときは、酸素系漂白剤や煮洗いでの洗浄がおすすめです。ぜひ試してみてくださいね。
酸素系漂白剤で洗うやり方
酸素系漂白剤を水で薄めた液を作ります。そこにふきんを入れて、30分漬け置きすればOK。
しっかりすすいで乾燥させれば完了です。
水と漂白剤の分量は、使用する漂白剤によってちがいます。パッケージなどに目安は記載されているので、チェックしてくださいね。
煮洗いのやり方
煮洗いをするときは、鍋(アルミ鍋以外)・洗濯洗剤・酸素系漂白剤を用意しましょう。
鍋に水を張り沸騰させ、洗濯洗剤と酸素系漂白剤を加えて溶かします。そこにふきんを浸し、弱火で10分ほど煮つめるだけ。
やけどに気をつけてすすいで、しっかり乾燥させてくださいね。
食器拭きと台拭きは使いやすさを大切に
普段なにげなく使っているふきんも、使い勝手にこだわって選ぶことで、キッチンまわりの拭き掃除がとってもラクになりますよ。かわいい色柄のものも多く出回っているので、見た目も明るく、楽しみながら家事をこなせるかもしれません。
ぜひ、ふきん選びの参考にしてみてくださいね。