キッチンやダイニングで使うふきん。まめに洗濯したり消毒したり、気を使ってはいるけれど、すぐに汚れてしまいがち。日々使うものだから衛生面が心配ですよね。
そんなときは、使い捨ての「ダスター」を取り入れることで、ふきんの管理から開放され、悩みが解消するかもしれませんよ。
キッチンダスターとは?
「ダスター」とは、不織布で作られた簡易的なふきんのこと。
ショッピングセンターのフードコートに設置されてされていたり、レストランやカフェなど業務用として使われていたりすることが多いのですが、その手軽さから、家庭用の普段使いのふきんとして「ダスター」が取り入れられるようになりました。
もともと「ダスター」はちりを払ったり拭き掃除に使ったりする布、いわば雑巾のことを表す言葉ですが、最近では不織布で作られた使い捨てのふきんのことを指す言葉として広まっています。
通常のふきんと違い不織布で作られているため強度は劣りますが、安価で気軽に使えるのが特徴。汚れて使えなくなったら捨てて、新しいダスターを使うことができるので衛生的なんです。
キッチンダスターとカウンタークロスに違いはある?
呼び方は違えど、キッチンダスターとカウンタークロスは同じものを指しています。使い方も基本的に同じ。
ただ、カウンタークロスは素材が不織布ではないこともあるのでその点は少し違うかもしれません。
キッチンダスターを使うメリットは?
実際にダスターを使ってみると、どんないいことがあるのでしょうか。
乾燥が早くていやな臭いを気にしなくていい
ふきんは長く使える反面、洗濯や乾燥など衛生面でのケアが大切。乾燥させず置いたままにしていたふきんは、遅かれ早かれいやな臭いを放つようになります。
使い捨てダスターは乾燥が早いので、そんな臭い問題を気にすることなく使えて家事もラクになりますよ。
丈夫
ダスターはキッチンペーパーと違いポリエステルなどの繊維でできているため、洗って絞ってを繰り返しても破れることなく丈夫です。
経済的
ダスターの相場は、30〜50枚入りで1,000円ほど。1週間ペースで交換したとしても1年かけて使い切る計算なので、コスパがよく経済的です。今回は100均で4枚入りを購入したので、コストは1枚25円です。
気軽に使える
ダスターは上記で紹介したようにコスパが良いので、大胆に汚してしまっても、新しいものに変えよう!と気軽に使えるのがうれしいポイントです。
キッチンダスターの使い捨てはもったいない?
衛生面の悩みはクリアしたとしても、ふきんを使い捨てる…という発想はなんだかもったいない気がしますよね。
ダスターは、“使い捨て”とはいっても1回使っただけで破れたりダメになったりするわけではありません。安価でありながら、目安として約1週間くらいは丈夫に使うことができ、熱湯にも強く漂白剤を使うこともできます。
ダスターの使い方は「台ふきとして何日か使ったら、新しいものに交換する」という考え方が主流。捨てる寸前のダスターは掃除で使ってから捨てることで、最後の最後まで役目をまっとうしてくれます。
キッチンダスターの選び方は?
使い勝手のよいダスターは、以下のポイントに注目して選んでみましょう。
耐水性の強さ
使い捨てダスターとはいっても、水で洗っただけで破れてしまうくらいの強度では、ふきんとしての役割を果たさずかえって不便です。水につけたり洗ったりして、繰り返し使えるタイプのものがおすすめ。
吸水性のよさ
ふきんとして使うからこそ、やはり気になるのが吸水性。せっかく拭いても水分が残ってしまっていたら何度も拭き直しが必要ですよね。実際に使ったユーザーの口コミを参考に吸収性をチェックしてくださいね。
コスパをチェック
ダスターを使い捨てるとなると、気になるのは1枚あたりの単価。使い捨てダスターの相場は、1枚あたり約15〜30円ほど。ダスター自体の強度や大きさにも左右されますが、できるだけコスパのよいものを選ぶようにしましょう。
上の写真は100均でも手に入る商品です。店舗の品揃えにもよりますが、数種類置いてあることもあるので、ダスターのお試しにぴったりですよ。
大きさ
ダスターは、約30×40〜60cmくらいの大きさが使いやすく主流です。1枚を四つ折りにするとほどよい厚さで使い勝手がよくなるので参考にしてみてくださいね。大きすぎるな、と思ったら切って使えるのもダスターのいいところです。
今回は34×60cmのダスターを使いました。広げてA4サイズの紙と比較すると、その大きさがよくわかりますよね。
キッチンダスターを買う前に「収納場所」の確保を忘れずに
使い捨てダスターは枚数が多いため、主に箱入りです。布製のふきんならたたんでコンパクトに収納できますが、箱は小さくできないので保管場所や収納場所を確保しておくと安心です。特に業務用や枚数の多いダスターを購入した場合は、箱も大型なので注意してくださいね。
まとめて買ったときは、直近使う分だけを小分けにし、取り出しやすい場所に置くことをおすすめします。
キッチンダスターのおすすめ4選
1.『エージェントワン 使いすてキッチンダスター 不織布ふきん』
濡れても破れにくく、速く乾くのが特徴のキッチンダスターです。おしゃれな3色チェック柄なので、キッチンに置いたままにしておいても自然になじみます。
・使ったあとはすぐに乾きます。洗濯もできるので、食器棚シートにも使っています。
・チェックがかわいいのと、丈夫なので使いやすいです!
- 税込価格
- 508円
- 内容量
- 30枚入り
2.『グラフチェックのカウンタークロス』
速乾性と吸水性にすぐれたセルロール系繊維のキッチンダスター。ミニサイズでやわらかく、食器拭きにも便利です。そのまま置いてもおしゃれなグラフチェック柄も見逃せませんよ。
・おしゃれで気に入っています。ケースにも入れ替えて使いやすいです。
・ミニサイズは使いやすいです。手軽に使えて汚れきったらサッと変えられて便利です。
- 税込価格
- 1,400円
- 内容量
- 50枚入り
3.『ストリックスデザイン カウンタークロス』
主に業務用として使われているキッチンダスターです。大容量で少し大きめサイズなのが特徴。破れにくく伸縮性もあり、カラーも選べるので場所ごとに使い分けると便利ですよ。
・汚れたら洗濯も漂白もできるし、すぐに乾くのでイヤな臭いもしません。
・食器拭きで使用したらテーブル拭きに回して、掃除に使用して捨てています。
- 税込価格
- 1,746円
- 内容量
- 100枚入り
4.『キッチンエコダスター』
こちらはロールタイプのキッチンダスター。キッチンペーパーをロールで使っているなら、このタイプが便利ですね。50枚×2ロールで、コストパフォーマンスもばっちりです。
・思ったより耐久性があり重宝してます。
- 税込価格
- 980円
- 内容量
- 100枚入り
キッチンダスターは収納のサポートアイテムとして優秀!
ふきんとして使うという認識が強いダスターには、ほかの使い方もあるんです。幅広い用途を使い方とあわせて紹介します。
冷蔵庫の野菜室に敷く
野菜室の底には、野菜の皮や、野菜についた土、くずなどがたくさん落ちるもの。見落として腐らせてしまった野菜に驚くことも無きにしもあらずですよね。キッチンダスターの大きさを利用して敷いておけば、ゴミを受け止めて大きな汚れを防ぐことができて、掃除の時短に役立ちますよ。
食器棚の傷防止シート
大切な食器類を片付ける食器棚。陶器の底で傷つくことがありますよね。専用商品があるくらい需要のある食器棚の傷防止シートとして、ダスターが代用できますよ。主張しすぎない色味のダスターならインテリアにもしっくり溶け込みます。
キッチンの引き出しに活用
大きな鍋やフライパン、ボール類などを入れるキッチンの引き出し。汚れや傷がつきやすい場所なので、ダスターを敷いてカバーするのがおすすめです。サイズ調節は2枚を用いたり、カットしたりするだけなので、気軽に使えますよ。ロール式のダスターなら希望の長さでカットできます。
ダスターを使って衛生的なキッチンに!
使い続けたふきんは、繰り返し洗っても臭いがとれなくなって困ってしまいますよね。煮洗いしたり、漂白剤につけ置きしたりしたあとは、風通しのいいところに干して…というこれまでの手間が、一気に省けて便利に使うことができますよ。
日々のお手入れにダスターを取り入れて、キッチンを衛生的に保ちましょう。