狭いお部屋は、どうしてもモノが目立って雑多な印象を受けますね。スペースが限られていて収納を新たにつくることもむずかしく、悩んでいるママも多いと思います。
実はちょっとした工夫でスッキリ見せられるんですよ。ここでは狭いお部屋でもできる収納のアイデアをご紹介します。片付けやすい工夫で、家事がもっと楽になりますよ。
狭い部屋の収納がうまくいかない原因は?

何をせずとも狭い部屋に、脱いだままの服やおもちゃ、雑誌など、いろいろなモノがころがっていませんか?
収納がうまく行っていないのは、
① そもそも収納スペースがない② 収納はあるけどうまく使い切れていない
のどちらかが原因のことがほとんどです。
狭い部屋ではどうしても収納スペースが限られてしまうので、まずは置くものを整理することからはじめてみましょう。ほかの部屋から持ち込んでいるものは元の場所に戻し、1年以上使っていないものがあれば処分します。
狭い部屋では、不要なものがなくなるだけで原因①が解消されて、ぐっとスッキリしますよ。
狭い部屋でも収納を増やす工夫とは?

整理をしても、どうしても収納するモノが多いということもあると思います。家族みんなが過ごす部屋ならなおさらですね。そんなときには収納量を増やす工夫が必要です。
「デッドスペースを見つける」ことで、狭い空間でも収納量が増やせますよ。
壁を収納に使う
実は壁面は大きな収納スペース。画鋲などを使うこともできますが、壁用の収納アイテムもたくさん販売されています。重い物の収納は苦手ですがディスプレイ収納として有効活用できますよ。
ドアを収納に使う
何気なく使っているドアの裏側もデッドスペース。収納として活用できますよ。上からフックを掛ければ、ちょっと服をかけたり、手紙類を収納しておいたりと、とりあえずの収納に使えます。
隅(部屋の角)を収納に使う
デッドスペースになりがちな隅の空間。積み重ねできる収納ケースなどを使って、高さを活かせばたくさんモノをしまえます。
高い場所を収納に使う
頭の上、目線より高い場所を収納として使う手もあります。大きな収納棚の上に普段使わないものを積み重ねる、なんてこともできますね。
狭い部屋の収納は100均グッズを使ったアイデアで改善しよう

収納場所の目のつけどころがわかったところで、次に収納を作る方法をご紹介します。アイデアしだいで収納量を増やせますよ。
ワイヤーネットとS字フック
「壁を収納に使う」と聞くとむずかしそうですが、100均に売られているワイヤーネットとS字フックがあればかんたんに実現できます。粘着式のフックなどを使って壁にネットを取り付けたら準備完了。S字フックで引っかけ収納ができますよ。
収納ボックス
部屋の隅に収納をつくるのにおすすめなのが、収納ボックス。積み重ねができるものを選べば高さを活かした収納になりますよ。ボックスは持ち運びも簡単なので子供のおもちゃなどを収納しておくのにもいいですね。
つっぱり棒
狭いスペースの収納にぴったりなのが「つっぱり棒」です。壁と壁の間の空間に渡せば即席の収納ラックがつくれます。収納の幅も広がりますよ。
狭い部屋の収納術!散らからない工夫は?

収納量をアップさせたら、実際にモノを収納していきます。
大切なのは、モノ1つ1つに指定席を決めておくこと。収納場所が明確になっていると、原因②の収納が使い切れないこともなくなって、片付けが楽になります。
使う場面を想像しながら、どこに何を置くと出し入れがかんたんか確認しましょう。
場所が決まれば、家族も片付けの協力がしやすいので散らかりにくくなりますよ。
覚えておきたい

狭い部屋の収納でおしゃれ度をアップさせるアイデアは?

部屋に対して収納するものが多いだけにあきらめ半分の人も多いものですが、「狭い部屋でもおしゃれにしたい!」と誰もが思うところですね。
おしゃれな部屋にするときのポイントは「色を統一する」「収納グッズをそろえる」です。
収納小物を明るく見える白でまとめたり、ケースは同じものでそろえるなど、ささいなことから統一感をもたせると整った印象になりますよ。
狭い部屋の収納はアイデアひとつで便利になる

狭い部屋では収めたいものが多くて収納が大変ですね。「整理・処分→収納を増やす→置き場を明確にする」の順で片付けるだけで、だいぶスッキリしますよ。
収納はアイデアひとつで便利になります。紹介したアイデアを参考におうちに合う収納法を考えてみるのも楽しいですよ。