ダイニングテーブルの上が散らかっていませんか?食事だけではなく、机代わりに使ったり、本を読むときに使ったりしていると、いつの間にかモノが増えて…ということはよくあること。食事のときにあわててテーブルの上を片付けるという人も多いと思います。
そこで今回は、ダイニングテーブルの周りを中心に、棚を使ったスッキリきれいな空間を作る収納方法をご紹介します。
ダイニングのテーブルがごちゃごちゃする原因は?
ダイニングがすぐに散らかる原因は、そこが「いろいろなことをする場所」だからです。
そもそもダイニングは食事をするための空間を指しますが、日本の家屋ではキッチンやリビングと隣接していることが多く、混同して使われています。間取りの説明で、「ダイニング・キッチン」「リビング・ダイニング」などとも呼ばれていますね。
そのため、ダイニングにキッチンやリビングで使うものが入り込み、テーブルのまわりをごちゃごちゃさせてしまうわけです。
ダイニングの収納は「食事の支度のしやすさ」から考える
ダイニングは食事をする空間なので、まず考えたいのは「食事の支度をいかに楽するか」。
なので、「食事に使わないモノの片付け」と「食事に使う道具の用意」の2段階で考えていくとスムーズです。
すぐに本や文具を片付けられ、サッと箸や調味料を準備できる空間がつくれるのが理想のダイニングというわけです。
食事に使わないモノは、ダイニングの収納棚へ
ダイニングテーブルでは食事をするだけではなく、本を読んだり、郵便物を開けたりといろんなことをしますね。
これらをすることはまったく問題ありませんが、使ったものは出しっぱなしにしないことを心がけましょう。元の場所に戻せるように、ダイニングテーブルでよく使う書籍や文房具などは、専用の収納棚をダイニングに置くのがおすすめです。
ダイニングに1つ収納棚を置くか、キッチンカウンターの棚があればそこにサッとしまえるスペースを用意します。これだけで収納場所が近くなって、しまうのが面倒になることがなくなります。
食事に使う道具はひとまとめにして出しやすく
食事に使わないモノを片付けられるようになったら、あとは食事で使う道具類も出し入れしやすくしてあげましょう。
食事に使う調味料や箸などは、小さなケースやトレイ、カゴなどに入れて、収納棚に定位置をつくってあげます。これなら普段はテーブルの上に出しっぱなしにしておいて、来客時にはカゴごと収納棚に戻すだけなのでとっても簡単です。
ダイニングの収納に便利なアイテムは?棚は何を選べばいい?
ダイニングの収納はカトラリースタンドやトレイなどのアイテムを活用すると見栄えがよくなります。特に、棚を使ってテーブル近くに本などの置き場所をつくれると、散らかったモノもスッキリしまえます。
『カラーボックス』(アイリスオーヤマ)
1段から積み重ねて使えるカラーボックスです。モノが増えてもすぐに対応できます。子供の勉強道具などもボックスごと移動できるので便利ですよ。
『マルチワゴン 3段』(不二貿易)
ダイニングとキッチンの往復を楽にしてくれるキッチンワゴンです。食器やカトラリー類を収納しておくのはもちろん、ちょっとしたおやつを収納しておくのもいいですね。
『スタビアリュクス カトラリースタンド』(リス)
フタ付きでホコリの入らないカトラリースタンドです。スタイリッシュなデザインなのでダイニングテーブルの上に出しっぱなしでも様になりますね。
覚えておきたい
ダイニングやリビングの収納棚に「個人専用段」をつくろう
ダイニングやリビングなど、共用スペースの一番の悩みは、みんながそれぞれ勝手に収納して「どこにあるんだっけ?」となってしまうこと。
そんな面倒をなくすためには、棚に家族それぞれの専用の段をつくるのがおすすめです。テーブルに置きっぱなしのモノは、持ち主のスペースに投げ込んでおけば片付きます。
誰がどこにしまわないといけないか明確になって、片付けもラクになります。
ダイニングの収納の工夫で食事がスムーズになる
ダイニングの収納の鍵はテーブルをスッキリと保つこと。モノが置きっぱなしにされがちなテーブルをキレイに保てると、食事の支度もグッと楽になります。
キレイなテーブルで食卓を囲めると家族みんなも気持ちよく食事できますね。