作業をしていると、机の上は散らかってきてしまうもの。キレイに保つのは難しいですよね。おまけに文房具、書類、書籍、専門の道具など、モノが多くてどう収納したらよいか困ったものです。
そこで今回は、机の上の目に見える部分と下の見えない部分でどう棚を分けるのかなど、机(デスク)周りの整理と収納の方法をご紹介します。
そもそも机(デスク)はどうして汚れていく?原因は?
せっかくキレイに整頓しても、一週間もたてばいつの間にか散らかってしまうデスク。
デスクが汚れていくのは「もとに戻すのが面倒な収納」をしているからかもしれません。引き出しにペンをしまえるのにペン立てがあったり、書類をまとめて積み上げて、あとでドバっと引き出しにしまったりしていませんか?
デスクをキレイにできると、仕事の効率も上がるし掃除もしやすいなどメリットがいっぱい。次から簡単にできる片付けの仕方をご紹介します。
机(デスク)周りの整理の基本!収納のコツは?
デスクの収納でコツになるのが、「定位置を決めること」です。定位置を決めておくと、いざというときに「どこに置いたっけ…」と悩んだり、時間をムダにすることもなくなりますよ。
デスク周りには引き出しがいくつもあるので、「この引き出しには文房具」「下の引き出しには書類」などとジャンルごとにまとめていくのが一番やりやすい収納法です。
さらに、よく使うものは手に取りやすいように前や上に配置して、工夫してあげると完璧ですよ。
机(デスク)収納のやり方は?引き出しや棚はどう使う?
基本を意識しながら、実際にデスクを片付けていきましょう。キレイを保つには、手に取りやすいように収納していくのがとても大切。楽に使えるように「天板(机の上)」「浅い引き出し」「深い引き出し」にそれぞれ定位置を決めていきましょう。
天板にはできるだけモノを置かない
「とりあえず…」と置いたものがそのままになってしまうデスクの天板には、できるだけモノを置かないようにします。文房具や書類などの小物は引き出しや棚の中に定位置をつくってあげましょう。
ただし、文房具に関しては、使用頻度が高ければ机の上でもかまいません。パソコンやモニター、ミシンなど、作業にかかせないものは同じように出したままでOKです。
手の届く浅い引き出しには文房具を
文房具類は毎日のように使うものなので、手に取りやすい天板近くの引き出しに入れます。横に寝かせて平置きにしておくとどこに何があるかひと目でわかりますよ。
引き出しのなかではカトラリーケースなどを使って仕切りをつくってあげると、ボールペン、シャーペン、はさみなどの分類が楽になります。
大きな引き出しに書類を入れる
足元近くの深さのある大きな引き出しには、書類を入れます。書類は平積みにすると下のものが取り出せなくなってしまうので立てて収納します。
100均に売られているような書類ケースを使えば、分類が簡単になりわかりやすい収納が実現できますよ。
机(デスク)の収納に便利なグッズは?
デスクの収納には便利グッズがいっぱい販売されています。100均などでも手にはいるので、手軽にはじめるにはぴったりですね。
『キングジム デスクボード』(キングジム)
シンプルなデザインが特徴のデスクボードです。仕事の必需品をボードの上に並べたり、モニタの台に使ったりと使いみちはたくさん。台の下にもものを置けるので限られたスペースの机の上を有効利用できますね。
『スマートデスクオーガナイザー』(クルーズ)
一番散らかりがちな文房具をしっかり分類収納してくれるケースです。使ったあと毎回引き出しを開け閉めするのは面倒だし時間もかかります。これなら机の上にまとめておけるので効率的になりますね。
『ファイルボックス 書類収納ケース』(ナカバヤシ)
すぐにごちゃごちゃしてくる書類の整理にオススメなのが、ボックス収納。6つのファイルが1つのボックスに入っているので、分類しながらサッと書類をしまえます。
おぼえておきたい
机(デスク)の上の整理は心も整う
デスクの上をスッキリと整理するのに大切なのは、使わないものは捨てること。
収納するものが減ればその分スペースを大きく使えるようになるし、余計なものが目に入らないのでグッと集中しやすくなるんです。
集中しやすくなれば、作業にかける時間も減って、そのほかのことに時間をまわせるようになります。よりキレイなおうちを実現しやすくなるんですよ。
机(デスク)がキレイだと快適な作業ができる
机の上が散らかっていると気が散りやすいし、やる気も出にくいもの。見ているだけで片付けるのもおっくうになりますね。しかし、一度キレイにして、それを無意識にキープできる状態であれば散らかってくることも少なくなります。
整理は簡単。全部を一度にしなくても、毎日の生活から少しずつで大丈夫です。掃除の手間も減っていいことだらけですよ。