いつか必要になりそうだからと、つい手元に残してしまう取扱説明書や保証書。どんどんと増えていって、もうどこに何があるか分からず、「探すほうが時間がかかる…」「紙が多すぎて場所を取る…」という悩みを抱えたおうちもありますよね。

そこで今回は、たまりがちな取扱説明書や保証書の収納と整理のコツをご紹介します。

整理のコツ!必要な取扱説明書や保証書をどうやって見極める?

ファイル

取扱説明書などは適当に収納していると、いざ必要なときにごちゃまぜになってわかりにくいものです。

書類は増えれば増えるほど、どれが重要なものだかわからなくなってしまいます。不要なものをどんどん処分するのが、キレイに整理するコツ。

まずはじっくり時間をかけて保管するものと処分するものを選別しましょう。期限が切れた保証書、インターネットで検索すれば見られる取扱説明書は全て捨ててかまいません。

家電だと、本体の裏側に型番が記載されているので、『商品名 型番 取扱説明書』で検索すればお目当てのものがみつかりますよ。

保管の必要があるのは、車や保険など契約が続いているものの契約書と、有効期間中の家電の保証書くらいになるはずです。

保管が必要な取扱説明書や保証書は「小分け収納」がおすすめ

収納ボックス

選別が終わったらあとは収納していきます。ここでのポイントは「小分け」にして収納することです。

期限のある保証書など、あとあと捨てられる「保管期間が短い書類」と契約書など「保管期間の長い書類」に分けてしまいます。

そこから、「保管期間が短い書類」でも保証の年度ごとなどに細かく小分けで管理すると、その年が過ぎたときにまとめて処分できて楽になります。

取扱説明書や保証書の収納に使えるアイテムは?

取扱説明書などの収納はファイルなど、小分けで管理しやすいアイテムがたくさん販売されています。ここでいくつかご紹介するので参考にしてみてください。

『A4クリアブック』(ナカバヤシ)

保証書などの収納にオススメなのが、クリアブックです。60ポケットついていて、1ポケットに1枚で大量の書類をまとめて管理できます。

『なげこみBOX』(ナカバヤシ)

契約書などの書類の保管に向いているのが、なげこみBOXです。1つの箱のなかに6つの小さい箱が入っていて、分類しながらポンポン手軽に紙を保管できます。

取扱説明書や保証書を保管する場所は?

下駄箱

取扱説明書や保証書は、取っておいても基本的にはめったに使うものではないので、あまり手の届かないスペースに収納しても大丈夫です。場所だけ忘れないようにしておきましょう。

直接日光があたらず、ジメジメしていなければ紙が傷むことはありません。押し入れや戸棚の奥、クローゼットの最上段などのスペースを使うとスッキリ収まります。

覚えておきたい

エコなわざあり

家族で取扱説明書や保証書などの置き場を共有しよう

取扱説明書 書類 管理

保険など、お金に関係した大切な書類はいつ必要になるのかわからないもの。

災害や急病など、万一のことが起こっても安心して対応できるように、書類をどこにしまったのか家族に知らせておくことは大切です。

保険や緊急の連絡先の記載がある書類は、しまってある場所を家族に知らせて万が一の事態に備えましょう。

整理・収納で取扱説明書や保証書をスッキリ管理する

書類の整理

かさばるし、どこにあるか分かりにくい書類の収納はどんなおうちでも頭を悩ませますね。大切なのは「必要なものを見極めること」と「小分けにして収納する」2ステップだけ。

スッキリ整理すれば、探す手間が減って、見たい時に時間をとらずに探せます。スマートな収納をめざして、まずは整理から手をつけてみましょう。