気がつくと散らかっているおうちのなか…。毎回イライラしながら片付けをしている人も多いと思います。しかし、実は整理整頓するのにはちょっとしたコツがあるんです。そのコツを知っているとイライラが少なくなりますよ。

今回は、整理整頓が苦手な人でも実践できる5つのコツをご紹介します。あわせて収納グッズもいくつかご紹介するので見てみてくださいね。

整理整頓とは?

書類 ファイル ノート 棚 ラック

そもそも整理整頓とは、持ち物を要・不要で分ける「整理」と、順序立てて整える「整頓」の2つの意味を含む言葉です。

つまり、「整理整頓が苦手…」という人は、この両方、あるいはどちらかができていないと考えられます。

物が捨てられないと整えるのもままなりませんし、どんなに物を捨てていても、順序立てた整頓ができなければ片付かないというわけです。

整理整頓をするメリットや効果は?

ポイント 指

キレイに片付いていたほうが気持ちよく過ごせるのはわかっていても、整理整頓ができなくても、生活には苦労しないかもしれません。すぐに散らかるので、あきらめている人もいるのではないでしょうか。

でもしっかり整理整頓すると、

● モノを探す時間がなくなる
● 期限切れ・在庫切れがなくなる
● 同じ収納スペースでも収納量が増える
● 片付けなきゃという焦りがなくなる
● 掃除がしやすくなる

など、さまざまなメリットがあります。

「整理整頓が苦手だから…」と敬遠しがちですが、ちゃんとコツがあり、決して難しいものではありません。次からはいくつかコツをご紹介するので、できることから始めてみましょう。

整理整頓の基本的なステップ

整理整頓は、その意味のとおり、「整理」と「整頓」の2ステップで進めていきましょう。

1. 【整理】モノの要・不要を見極める

洋服の整理

整理の基本は「いらないもの」を処分することです。使わないものがあるだけで、収納場所が狭くなり、新しく収納グッズを買わなければならないなどの悪循環が生まれます。

まずは自分の持ち物を把握して、「いる」「いらない」を見極めます。整理整頓したい場所にあるモノをすべて出して、長年使っていないもの、もっていても気分が上がらないものなどは思い切って捨ててみましょう。

何かモノを買ったときには、それと同じ分だけ捨てるようにするのも、整理をうまくするコツです。

2. 【整頓】モノの指定席を決める

本棚

整頓の基本は「モノの指定席を決める」ことです。どこにでもモノを置ける状態では、その都度置き場所が変わって散らかる原因になります。

文房具やリモコンなど、すべてのモノの定位置を決めるだけで、整理整頓がしやすくなりますよ。

モノの指定席を決めるときのポイントは、すぐに使いやすい場所に置き場をつくること。使いたいと思ったときにすぐ手に取れて、使い終わったらすぐ戻せるのが理想です。

決めた定位置は家族全員で共有し、何を置くかを書いたラベルを貼っておくなどすると散らかるのを予防できます。

整理整頓がはかどる5つのコツ!苦手な人もこれで克服!

クローゼットの収納法

ここでは整理整頓をするときのコツをご紹介します。先ほどの基本の2ステップとこれから紹介する5つのコツは、どこの部屋にも応用できます。しっかり確認し、できるものから実践してみてくださいね。

1. 範囲を決める


まずは整理整頓の範囲を決めることからはじめましょう。今日はこの棚1段分、明日は部屋のこのあたり…など、範囲を区切るとゴールが明確になり、「あそこもここも…」と心理的な負担が減らせます。

2. できるだけ時間をかけない


範囲を決めたらさっそく整理で、いるものといらないものを分けていきます。手にしたらいるものかそうでないか5秒ほどで判断します。時間をかけずにどんどん進めましょう。

3. 迷ったら一時保管


いるかいらないか迷って5秒で判断できないこともあると思います。そんなときは、「一時的に保管」するための袋や箱も用意しておきましょう。無理に要不要を判断することはありません。

保管しておいて、たとえば一年間使わなかったら処分するなど、期限をもうけておくと次の整理のタイミングで箱ごと処分にまわすこともできます。

4. 収納スペースの8割に収めるのを目標にする


整理でいるものといらないものをわけたら、あとは整頓するのみ。優先度順をつけてどんどんしまっていきます。このときに収納スペースに対して80%くらいになるようしまっていくのがポイント。ぎゅうぎゅうにしまうと結局どこに何があるのかあとで探せなくなってしまいます。

5. 大きさ・色を統一する


整頓で収納スペースに戻していくときに、ケースやボックスを使って見栄えを統一するのもコツです。部屋の雰囲気と素材やカラーを合わせるだけでも、ずっとスッキリした印象になりますよ。

整理整頓はグッズを駆使するのもコツ

整理整頓は便利な収納グッズをうまく活用するのもコツの1つ。大きさやカラー、素材、機能など、工夫をこらしたアイテムがたくさん販売されているので、おうちに合ったものを探してみてくださいね。

『ポリプロピレン収納キャリーボックス』(無印良品)

工具や文房具、スキンケアグッズ、薬剤など小物が多いときは、まとめられるケースが1つあると便利。この収納ボックスは取ってがついていて持ち運びも簡単です。

『チェスト 仕切りボックス 24マスタイプ』(東洋ケース)

洋服を入れる引き出しのなかなどに便利な仕切りがついたボックスです。こまごまとしたネクタイや靴下、下着などをキレイに収納できますよ。

『ニュートラルボックス』(キングジム)

箱をあけなくても中身が確認できる便利なボックス。何を入れたかスマートフォンで写真を撮り、専用のアプリで管理できるので、どこに何を置いたか忘れてもすぐに確認できます。サイズもカラーバリエーションも豊富で、部屋ごとに使い分けることもできます。

『グリッドコンテナー』(アイムディ)

並べたり、積んだり、たたんだりとブロックのように組み合わせられるボックスです。耐荷重は100kgまで大丈夫なので、重いものもどんどん乗せられ、リビングの簡易なチェアにもなりますよ。

場所別にみる整理整頓のコツは?

おうちのなかではお部屋や収納場所ごとに整理整頓をしなければなりませんよね。その場所ごとに片付けるときのコツもあるので、上の整理整頓のコツとあわせて覚えておいてくださいね。

クローゼットの整理整頓は「たたむ」か「吊るす」でわける

クローゼットを整理整頓するときは、衣類をたたむか、ハンガーに吊るすかの2通りで考えます。

基本的には「型崩れしやすい服」「着る頻度の高い服」はハンガーで定位置に吊るし、残りはたたんで引き出しの定位置にしまうとスッキリします。

キッチンの整理整頓は「使いやすさ」を最優先

毎日家族の食事をつくるのに使うキッチンは、使い勝手のいい配置が一番。調理台の近くによく使うツールや調味料、シンク下には水回りでよく使うものを配置するなど、シンクやコンロを中心に考えます。

使いづらいと感じたら収納場所を見直していくと、どんどん自分なりの快適なキッチンができあがります。

下駄箱の整理整頓は「詰め込まない」

靴であふれる下駄箱は整理整頓に困ってしまいますね。靴などはかさばるので、グッズを使ってスペースをできるだけ有効活用するのがポイントです。

サンダルなど型崩れのしにくいものはケースにまとめたり、コの字ラックを使って収納量を増やしましょう。それでも入らない分は、処分することも踏まえて整理してみてください。

押入れの整理整頓は「頻度」と「大きさ」でわける

押し入れは家の中でも大きな収納スペースのある場所ですが、やみくもにいれると使い勝手が悪くなります。

まず、使う頻度で分類して、あまり使うことのない行事用品などは上の段に置き、よく出し入れするモノは中段にするのがポイント。そして、大きくて重いものは下の段に入れるとわけると使い勝手がよくなりますよ。

整理整頓のコツを覚えてもっとラクしよう

クローゼット 押入れ

日々の家事で忙しいと、整理整頓をしたいと思っても、なかなか手がつけられないですよね。ただ、コツをおさえればそれほど大変ではなくなります。

最初にモノを整理して、置き場所さえ決めてしまえば、無意識的に整理整頓が習慣づいていきます。また、定位置が決まっていると、少し乱れていても「週末にキレイにすればいい」くらいの気持ちでいられて、気が楽になりますよ。

まずは手をつけやすい場所から、整理整頓を始めてみてくださいね。