キッチン家電は一度決めた配置のまま、ずっと使い続けていませんか?必要なときに手元になくてストレスを感じることも多いですよね。ちょっと見直すだけでも毎日の料理がぐっと楽になりますよ。
ここではキッチンの家電の配置を見直すためのポイントをご紹介します。
キッチン家電の配置を考えるときのポイントは?
キッチン家電の配置は、ついつい見栄えを重視して並びを決めてしまいますが、長い時間を過ごすため何よりも「使いやすいこと」が重要です。
毎日の使い方を振り返りながら、どう置いたら準備が楽になりそうか、動きが少なくなりそうかを考えると、使い勝手のいいキッチンに近づきます。
毎日の料理がもっとテキパキとすすむようになりますよ。
キッチン家電の配置の決め方は?
では、どうしたら「使いやすい」家電の配置になるのでしょうか?「頻度や使い方で分ける」「収納を決める」の2ステップに分けて考えていきましょう。
家電を頻度で分ける
まずは普段の生活を思い浮かべながら、使う頻度の順位をつけてみましょう。よく使うものは、それだけ調理の時間とも関係してきます。優先度を上げて配置する必要があります。
たとえば、電子レンジは毎日の調理にかかせませんね。順位が高いので、この配置を決めることで使いやすさが保たれ、残りのスペースに家電を割り振って置けます。
使い方に合わせて収納を決める
優先順位を決めたら、あとは使いやすいように配置していきます。
ポイントは「使う場所の近くに指定席をつくる」ということ。シンク周り、コンロ周り、冷蔵庫まわりと使う場所を分類しながら当てはめていきましょう。
ただ、部屋のレイアウトの都合で「うまく置けない…」ということもあると思います。その場合も、できるだけ「使う場所の近く」に寄せることで使いやすさがアップしますよ。
キッチン家電を配置するときのアイデアは?
ここでは主な家電別に具体的な考え方をご紹介します。紹介しないものも、「使うものを使う場所に」を意識しながら工夫してみてくださいね。
電子レンジ・トースター
レンジやトースターはキッチンの必需品。毎日使うおうちも多いですよね。
ふだん温めをメインに使っているなら、冷たいものをすぐに温められるように冷蔵庫の近くに置きます。すぐに食卓に並べられるよう、ダイニング近くに置くのもOK。
調理で頻繁にレンジやトースターを使うなら、作業台の近くに置くと移動の距離を短くできます。数歩でも忙しい作業中にはぐっと楽に感じられますよ。
炊飯器
炊飯器も使う頻度の高い家電ですよね。よく使うものは手の届きやすい場所に置きたくなりますが、炊飯自体は自動で行われるのでそれほど手はかかりません。
キッチンのカウンターの隅に配置するだけで十分です。ご飯をよそいやすいように、カウンターなど食卓から手が届きやすい場所に置くのもOKですよ。
電気ケトル
お湯をわかすための電気ケトルは、できるだけ水道やミネラルウォーター置き場に近い場所がベスト。吸水までの移動が少なければ、いつでも簡単にお湯をわかせます。
お湯をわかすと湯気が出るので、できるだけ近くには何も置かないようにしましょう。
キッチン家電の配置を決めるときの注意点は?
キッチン家電は基本的に「使いやすさ」を第一に考えて決めますが、一部注意の必要な家電もあります。
それは蒸気が出たり、熱が出たりする家電です。
たとえば炊飯器の上に何かを収納してしまうと、湯気が当たり続けて傷みや故障の原因になることがあります。
なにも置かないほうが無難ですが、どうしても置きたい場合はあらかじめ取扱説明書を確認して熱や湯気があたっても大丈夫か確認しましょう。
キッチン家電の配置が決まらないときは便利グッズを活用しよう!
配置を決める家電が多かったり、家電のスペースが十分に取れないこともありますよね。そんなときには家電を収納できる便利なグッズを使う方法もあります。
空間を活かした収納になりますよ。
『ステンレススチール キッチンワゴン』(HLC)
使う頻度がそれほど高くないものや、大きくて収納がむずかしいものはワゴンに収納すると便利。別の場所にしまっておいてもすぐに移動できます。
『レンジ上ラック』(伸晃)
電子レンジの上の空間を収納に活用できる便利アイテムです。トースターなどかさばって収納に困っていたアイテムもかんたんに収納できますね。
家電の配置を見直してキッチンの使いやすくしよう
家電の配置は一度決めるとなかなか変えようとはならないものですが、気付かないうちに毎日の時間のロスにつながっています。
使いやすいキッチンになっていると毎日の料理がもっと時短に。
テキパキ終わらせると趣味の時間やリラックスタイムがもっと取れるようになりますよ。