キッチンはいろいろな物や道具であふれていることもあって、収納の仕方に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
特に、キッチンに置く家電は頻繁に使ううえ、コンセントが近くにないといけないので、収納するときにコードやモノが混雑しがちです。
今回は、そんなキッチン家電をどこに、どんな風にしまうと快適に生活できるのか、収納の見直し方や使いやすくするコツ、収納に役立つおすすめグッズについてご紹介します。
キッチンの家電の収納は「見せる」か「隠す」か
キッチンの家電をうまく収納したいときは、使う頻度によって「何を隠し何を見せるか」を考えることから始めます。
炊飯器やオーブンレンジ、電気ケトルなどは頻繁に使うので、その度に収納するのは面倒。すぐに手の届く場所に並べてあげましょう。
反対にホットプレートやたこ焼き器、ミキサー、精米機、IHコンロといったあまり使わない家電は、出しておくだけだと見栄えが悪くなってしまうので、引き出しのなかなどに隠して収納したいですね。
おうちによって頻繁に使うキッチン家電は違うので、「毎日使うものかどうか」を1つの基準に、見せるか隠すかを分類することから始めてください。
見せる収納でキッチンの家電を整理!おすすめのキッチンラック3選
見せる収納のキッチンラックを選ぶときは、「家電の数と大きさ」「設置スペース」のバランスが大切になります。
次にバランスの取りやすいおすすめのキッチンラックをご紹介します。
1.『レンジ台 クリーヴ ハイカウンター』(souai)
最大5台の家電を収納できるラックです。スライド棚になっているので、炊飯器などをフタを開けると上の棚にあたるかもしれない家電でも引き出して使えるので安心です。
例えば、写真のようにレンジを一番上の段においてポットやティファール、炊飯器は下の段に置いてみてはいかがでしょうか。
最下段は引き出しになっているのでペットボトルやキッチン用品、調味料の予備などを収納してもよいかもしれません。
- 税込価格
- 29,800円
- サイズ
- 58.7 × 44.8 × 120cm
2.『ルシフォン レンジストッカー』(白井産業)
コンセントが1口ついたキャスター付きの家電収納ラックです。天板部分は30kgまで耐えられるので重くサイズの大きな家電を置きたい方にぴったり。
写真の右上のスペースにはコンセントをさす場所があるので、炊飯器などの家電を置くのがおすすめです。
- 税込価格
- 15,600円
- サイズ
- 64.5 × 41.4 × 90.9cm
3.『ステンレス 伸縮 カウンターラック』(川口工器)
耐荷重が40kgまで対応の丈夫なキッチンラックです。幅が調整できるので、どんなスペースにもフィットしますよ。
ワイヤー棚やフックがあるので、「引っ掛ける」ことを利用して細かいキッチンアイテムも収納できます。
さびにくいステンレス製なので長持ちする家電収納グッズを探している方にぴったりです。
- 税込価格
- 20,412円
- サイズ
- 54.5~80 × 35 × 84cm
隠す収納でキッチンの家電を整理!おすすめのキッチンラック
見せる収納の反対をいく王道の収納術といえば隠す収納です。
物理的に扉をつけて隠したりするグッズがたくさんあるのでその中でもおすすめのキッチンラックや収納棚をご紹介します。
1.『バタフライテーブル 日本製 キッチンワゴン』(クロシオ)
安心の日本製キッチンワゴンです。外国産は怖い…という方はこちらのキッチンワゴンをおすすめします。
天板が広くなるバタフライ式なので用途によって使い分けられるのがうれしいポイント。
キャスターや隠し扉付きというオプションが多めなので、使用頻度の少ない家電を隠しつつ移動もさせたい方にぴったりです。
- 税込価格
- 7,600円
- サイズ
- 90 × 64.5 × 69cm
キッチンの家電をおしゃれに収納する3つのコツ
「見せる収納」を目指すなら、収納後のキッチンはおしゃれに見せたくなりますよね。
続いて見せる収納におけるおしゃれに見せるコツを3つご紹介するので参考にしてみてください。
1. 最新家電はあえて「見せる収納」に
ケトルや炊飯器、トースターなど、最近の家電は見た目におしゃれなものが増えています。最新の家電はしまいこまず、あえて外に出して「見せる収納」にするとキッチンの雰囲気がでて見栄えがよくなりますよ。
2. 色や素材の統一感を出す
空間全体で統一感を出すのはとても大切。白を基調としたモダンなキッチンなら白いラック、白い家電を並べ、木目の温かみのあるキッチンなら木材のラックで、塗装の色味も合わせるとキレイに見せられます。
3. 大きいものから並べる
使う頻度でキッチン家電を分類し終えたら、使い勝手をイメージしながらそれぞれの置き場所を決めていきます。
順番は次の通りです。
よく使う大型の家電から並べる
オーブンレンジといった大きめの家電から、キッチンの背面にあるカウンター上や、棚・ラックの上などに配置する。
よく使う小〜中型の家電を並べる
炊飯器や電気ケトルなどの家電をあいているスペースに置く。
あまり使わない家電を並べる
選別した使わない家電は食器棚の下段や上段、パントリーなどに置く。
キッチンの吊り戸棚は重たいものや刃があるものの収納には向かないので、そこは軽い食器類の収納スペースにしてあげましょう。
もし、家電を置く棚などがなければ、置き場所をあらたに作るか、収納する場所をキッチン以外で考えます。
キッチンが狭い…そんなときはどうする?
そもそもキッチンが狭くて家電を収納するスペースがないこともありますよね。
そんな悩みを抱えている人は、「スペースを高い空間に求める」か「キッチン以外の場所に収納する」といったアイデアもおすすめです。
キッチンの高さを活かした収納を
収納場所が少なければ、まずはキッチン内に収納スペースが作れるかを考えます。おすすめは棚を置き、高さを活かした収納にすることです。
食器棚、ウッドラック、メタルラックなどを用意し、そこに家電を配置していけば完成です。収納する順番は先ほどの通りです。
キッチン以外に収納する
もし棚を置くスペースがなければ、キッチン以外のリビングやダイニングといった空間に収納場所を設けましょう。
キッチン家電の収納ができる棚はたくさん販売されているので、次に紹介するものを参考におうちにあうものを選んでみてください。
家電の収納を見直して使いやすくおしゃれなキッチンに
キッチン家電は毎日のように使うものなので、配置決めがそのまま「使いやすさ」につながります。
ただし、ずっと同じというわけではなく、子どもの成長にともなって、使う家電が変わってくるなんてもこともありえます。
数年に1度はキッチン家電の配置を見直して、常に使い勝手のよいキッチンスペースを目指しましょう。