最近ではDIY人気も高まって、たくさん工具をもっているおうちも多いと思います。こり始めると使いたい工具もどんどん増えて、今度は工具自体をどこにどうしまったらいいかと困ってしまいますね。
そこで今回は工具の収納アイデアや、自作で収納を作れないかなどをまとめてご紹介します。
工具収納の基本は「箱入れ小分け」
日曜大工くらいでもドライバーやニッパー、トンカチなど、様々な種類の工具がありますね。本格的なDIYともなれば、ドライバーだけでも数種類あったりと、どうまとめたらいいかわからなくなりますね。
工具類は出しっぱなしだとケガをする恐れもあるので、箱に入れるのが基本です。レンチはレンチ、ドライバーはドライバーだけと種類ごとに小分けにしておくと探しやすくなりますよ。
工具類をきちんとまとめておけば、日曜大工やDIYの作業もはかどりますね。
工具収納は整理・分類から始める
工具の収納をスッキリさせるには、一度広げて整理することが大切です。あちこちに場所を分けて収納している場合も、どんな工具を持っているか把握するために集めてみましょう。
次にプラスドライバー、レンチ、トンカチなど、種類ごとに分類してかぶりがないか確認します。
いったんは1種類ずつあれば十分で、最小限にしぼった収納ならどこに何を入れるかシンプルに考えやすくなりますよ。
ちなみに、家具の組み立てなどであまったネジ類を取っている人もいると思いますが、これはごちゃごちゃになってしまう原因。この先も使わない可能性が高いので処分したほうがスッキリしますよ。
工具の箱入れ小分け収納のアイデアは?100均グッズは使える?
分類した工具は箱に入れた小分け収納にしていきます。箱はなんでも大丈夫ですが、重い工具を持ち運べるよう、丈夫なものを選んでくださいね。
収納のときに大切になるのは定位置を決めることです。箱のなかにどう入れるかをあらかじめ決めておくと取り出しやすさもアップします。
定位置をうまく決めるには、100均のカゴやフタ付きのボックスなどをバッグインバッグのように使って、分類した道具ごとに収納していくと便利。ネジ類は種類が多いので、ピルケースのような仕切りのついたボックスに入れるとわかりやすくなります。
まとめた工具はどこに収納するといい?
箱入れした工具はどこにしまうかも収納のポイント。
量がそれほど多くなければ、納戸や階段下収納など家のなかに置くと家具の組み立てなどでもサッと取り出して使えます。
大きなセットになったり、家のなかで使わない分が出てきたりしたら、屋外の物置やベランダ収納などに入れておくと日曜大工で使いやすくなりますね。
工具の収納に使いやすいツールボックスはある?
工具の収納に使う箱は「ツールボックス」の名前でホームセンターなどで販売されています。丈夫なものであれば基本的にどんな箱でも大丈夫です。工具の数を見て、どれがいいかを考えましょう。
『工具箱 マイキット』(アイリスオーヤマ)
2段トレー付きの工具箱です。下のボックス部には工具を収納し、上にはこまごまとしたネジなどを収納できます。
『ハードケース』(アイリスオーヤマ)
家のなかで使うちょっとした工具を収納したいなら、コンパクトな工具箱を使いましょう。トレイ付きで2段の収納ができますよ。
『チェスト&キャビネット』(E-Value)
ガレージなどでDIYをよく楽しむおうちには、キャビネット型の工具入れがおすすめです。キャスター付きでまとめて移動するのもラクラクなのがうれしいポイント。
ワンポイント!
工具の収納アイテムを自作する方法もある?
DIYを楽しむおうちでは工具の収納にもこだわりがあるかもしれません。
ホームセンターなどで手に入る「有孔ボード(パンチングボード)」を使えば、工具をかけて並べられるおしゃれな収納がつくれます。
壁に取り付けたり、脚をつけて自立させたりして、あとはフックを取り付ければ工具をかけてならべる見せる収納の完成。
簡単に収納場所を増やせるので、挑戦してみてはどうでしょうか。
工具の収納で日曜大工がもっとはかどる
工具は使っているうちにすぐにごちゃごちゃとして来るのが困りもののアイテムです。いざ必要になったときに、ガチャガチャと探すのはとても手間です。大切なのは定位置を決めて取り出しやすく収納しておくこと。
使い勝手よく収納できているとちょっとした作業も取り掛かりやすくなります。日曜大工ももっと楽しく取り組めそうですね。