ワイシャツやハンカチをピシっと整えるために欠かせないアイロン。洗濯のたびに必要になるので、出し入れがスムーズになるよう使いやすい収納を考えたいですね。そうすれば、後回しになりがちなアイロンがけも楽しく取り組めますよ。

今回は、置き場所はどこがいいのか、バッグやケースは使ったほうがいいのかなど、アイロンの収納のあれこれをまとめてご紹介します。

アイロンの収納は「すぐに使える」を意識する

アイロン シワ

アイロンを押入れなどに収納しているおうちは多いと思います。ただ、奥の方に収納していると、取り出すのも面倒になりがち。これではアイロンがけが後回しになって当たり前です。

仕事で着るシャツや普段のおしゃれ着など、何かとアイロンを使う機会は多いもの。

使い勝手を考えて収納しておくと、出し入れがかんたんになって普段の家事も楽になりますよ。

アイロンを収納する場所はどこがいい?

「すぐに使える場所」と聞いてもなかなかピンときませんね。

アイロンの収納では、「普段どこでアイロンがけをしているか」を参考にすると置き場所を決めやすくなります。

いつもリビングでかけているならリビングの収納棚に、和室でかけているなら押し入れに、リビングでかけているならクローゼットや棚に収納しましょう。

これを機会に、収納場所に合わせてアイロンがけをする場所を再検討するのもいいですね。

アイロンの収納は一緒に使うものをまとめて

棚 かご 箱 ラック

アイロンをかけるときには、アイロンだけでなくアイロン台も必要。ノリやスプレーなどの関連グッズを使っているおうちもありますよね。

これらのアイロングッズをあちこちに分けて収納すると、毎回引っ張り出すのが面倒です。アイロンがけにとりかかるまでに時間がかかって、知らず知らずのうちに苦手意識もついてしまうものです。

いつも一緒に使うものは「まとめてカゴ入れ収納」にすると、用意も1回の移動ですみますよ。

道具が全部入ればカゴはどんなものでも大丈夫。100均に売っているものや空いた靴箱でも大丈夫です。できるだけ頑丈なものを選ぶと安心ですよ。

アイロンの収納に便利なマットやバッグはある?

アイロンの収納は100均のケースなどでも十分ですが、専用のものを使うとより収まりがいいですよ。ジャマになりがちな台もアイデア商品を活用するとスッキリ片付きます。

『アイロン収納マット』(山崎実業)

アイロンを収納できるバッグです。このバッグは広げるとアイロンマットとしても使えます。ちょっとした作業なら、これ1つで十分できますよ。

『どこでもバッグDEアイロンマット』(秀英産業)

アイロンのセットをひとまとめ収納できる専用バッグです。先ほどの商品と同じように、広げるとマットとしても使えます。持ち運びしやすいサイズなので出張などにも便利ですよ。

『シンプルピュア』(パール金属)

シンプルなデザインのアイロン台です。たたむと板のように薄くなるため収納しやすいのがポイントです。

アイデア商品!

エコなわざあり

服をハンガーにかけたまま使えるアイロンがある?

服 シャツ パイプハンガー クローゼット

アイロンがけで面倒なのが、「アイロン台の出し入れ」作業ですね。

台は収納に困るアイテムのひとつなので、使わずにすむともっとアイロンがけが楽になるのに…と思っているママも多いはず。

そんなときに活用できるのが「衣類スチーマー」です。蒸気でシワを伸ばせるので、ハンガーに掛けた洋服のシワをとれます。

いつも忙しいなかアイロンがけをしているおうちでは、取り入れてみると楽になりそうですね。

●『衣類スチーマー』(パナソニック)

スチームで衣類のシワを伸ばせる優れもの。24秒で立ち上がり、最長4分間スチームを出し続けます。忙しい朝の準備の助けになりますよ。

アイロンは収納の工夫で使い勝手をよくできる

アイロン シャツ 洗濯 乾燥

アイロンの収納のポイントは、「一緒に使うものをまとめて収納しておくこと」と「使う場所の近くに収納すること」の2点だけです。

使い勝手のよい収納が保てると、すぐに取り出せて作業に取りかかるのも簡単になりますよ。いつもピシッときれいな洋服をきて気持ちよく出かけられますね。