子どもが学校から帰ってきたら服が絵の具で汚れている…なんてこともありますよね。

なかでも特に「アクリル絵の具」は一度つくと落としにくい厄介な汚れですね。

そこで今回は服についたアクリル絵の具の落とし方について説明します。

服についたアクリル絵の具は落とせるの?

絵の具

そもそもアクリル絵の具は、乾くと水に溶けにくくなる性質をもつ特殊な画材です。

衣類について乾くと、樹脂のように固まって水につけてもびくともしなくなります

そのため、アクリル絵の具が衣類についてしまったら完全に落とすのはむずかしいということを前提に考えてください。

アクリル絵の具の落とし方|乾く前にできることは?

すすぐ
必須
『アタック』などの粉末洗剤
『ワイドハイター』などの酸素系漂白剤
洗面器

では、アクリル絵の具がついた衣類は諦めるしかないの?と思うかもしれませんが、まだ絵の具が完全に乾いていないなら、ある程度落とせるかもしれません。

子供が帰ってきてすぐなら、次の方法でチャレンジしてみてくださいね。

粉末洗剤のほうが洗浄効果が高いので、粉末洗剤を使うのがおすすめ。手元になければ液体洗剤でも構いません。あわせて、『ワイドハイター』や『オキシクリーン』などの酸素系漂白剤を用意しましょう。

アクリル絵の具の落とし方

洗浄液をつくる

洗面器に40〜50℃ほどのお湯を入れ、『アタック』などの粉末洗剤を溶かす。

汚れをもむ

衣類をしばらく浸し、汚れた部分だけを指の腹を使ってゆっくりもむ。汚れが広がらないように注意。

漂白液をつくる

洗面器のお湯を入れ替え、今度は『ワイドハイター』などの漂白剤を入れて1時間程度つけおきする。

すすぐ

最後にキレイな水ですすげば完了。

この方法で効果がなければ、自宅でどうにかすることはむずかしいと考えましょう。

除光液などの溶剤を使ってアクリル絵の具を溶かして落とす方法もありますが、これを使うと生地を傷める可能性があります。絵の具メーカーもおすすめはしていないので注意してください。

アクリル絵の具の落とし方|ガンコな汚れはクリーニングへ依頼しよう

アクリル絵の具 シミ

乾いてしまったアクリル絵の具は自宅で無理に落とそうとせず、クリーニング店にお願いしてみましょう。

クリーニング店は水を使わないドライクリーニングを専門としていて、さまざまな染み抜き方法にも長けています。どうしても絵の具の色素を薄くしたいのであれば一度相談することをおすすめします。

クリーニング店にお願いするときには、クリーニング業者さんと絵の具の状態について事前に相談してからお願いするのがポイントです。

アクリル絵の具は手強い汚れで、クリーニング店でも満足いく仕上がりにはできない可能性があるので、事前に相談しておくと余計なトラブルを防げますよ。

アクリル絵の具の落とし方|子供自身に洗い方を教えるのも◯

絵の具のしみ

絵の具がついたときに近くに洗剤などがなくても、その場ですぐに対処すればラクに落とせるようになります。

やり方も簡単なので、学校で絵の具を使うときに前もって教えてあげましょう。

すぐに水ですすぐ

汚れが広がらないように注意しながら、汚れた部分を水ですすぐ。

石けんでもみ洗い

汚れた部分を指の腹を使ってゆっくりもみ洗いをする。

もう一度水ですすぐ

水ですすいで石けんを洗い流す。

洗濯する

家に帰って普段通り洗濯して完了。

乾く前であれば水に溶けるのでこの方法である程度の色素を落とせますよ。

アクリル絵の具のインク汚れを抑える予防策は?

アクリル絵の具は子どもが学校で使うことが多いので、どうしようもない部分もあります。

ただ今後のために次の2点をおさえておくと、「アクリル絵の具を落とさなきゃ!」という悩みは避けられますよ。

汚れてもいい服を着させる

子供 絵の具

絵の具を使う日は時間割を確認すればわかるので、その日は絵の具がついても構わない服を着せるようにしましょう。絵の具を使う日がわからないときは、子供に「学校で絵の具を使う日は前もって教えてね」と伝えればOKですね

汚れてもいい服を来ていればどんなに絵の具がついていても処分すればすみますし、帰ってきたときに慌てることはなくなりますね。

アクリル絵の具が「壁」についてしまったときの落とし方は?

コットンと除光液

おうちでアクリル絵の具を使っていたりして、うっかり壁についてしまうこともありますよね。

そんなときは、まずは水拭きしてみましょう。それでも落ちなければ除光液を使ってみましょう。

衣類では除光液は使わない方がいいと言いましたが、壁は素材によっては使える場合もあります。

まずは小さな範囲から拭いてみて、壁の加工が落ちたり絵の具が伸びたりしないか確認しながら慎重に落としましょう。

アクリル絵の具の落とし方のコツは「すぐ」に洗うこと

絵の具 絵

アクリル絵の具は水に溶けにくいため美しい作品を描けますが、その分一度乾いてしまうと落としにくくなります。

乾く前であれば、そのとき洗える方法でなるべく早く落とすようにしましょう。

制服やお気に入りの服についた絵の具が乾いてしまったら、無理に自力で落とそうとせずクリーニング店にお願いしてくださいね。

アクリル絵の具を使うときは、汚れてもいい格好をするなどして対策をしているとトラブルが起きても焦らずに過ごせますよ。