ベンチに座ったとき、あるいはポケットに入れてたのを忘れてしまい、服にガムがくっつくことがありますね。ガムをはがすのは骨が折れるので、「最悪…」と落ち込んでしまう人もいると思います。

しかし、実はガムを取るのはそれほどむずかしくありませんよ。今回紹介する方法なら、服や靴についたガムをキレイに落とすことができますよ。

服についたガムって取れる?

ガムの取り方

服についたガムは、表面に付着しているだけなので正しいやり方ならキレイに剥がせます

ポイントは冷やして固めること。ガムは温かいとやわらかく伸びやすいですが、冷えると固まって粘り気もなくなります。こうなると簡単に取ることができます。

ついこすり取ろうとしがちですが、繊維のすき間に入り込んで、かえって取れにくくなるだけなので注意してください。

服についたガムを取るのに必要な道具は?

冷蔵庫の製氷機

用意するもの
必須
ビニール袋
スプーン
ガムテープ

まずはガムを冷やすため、氷を用意します。氷の代わりに保冷剤やコールドスプレーを使ってもかまいません。冷やせるならどんなアイテムを使ってもOKです。

剥がすときは指を使うと体温が伝わって伸びやすくなるため、スプーンを使って作業するといいですよ。

服についたガムの取り方は?

ガムのとり方

服についたガムの取り方は「冷やして固める→剥がす→残りカスを取り除く」の簡単3ステップ。順番に1つずつ進めましょう。

冷やす

ビニール袋に氷を入れ、ガムに当ててよく冷やす。

スプーンで取る

冷えてガムがカチカチになったら、スプーンを使ってすくい取るように剥がす。

ガムテープで取る

少し残ったガムのカスは、ガムテープの粘着力で取り除く。

汚れ残りが気になる場合は、最後に洗濯をしましょう。

ガムテープは粘着力が強いので、デリケートな服の場合は慎重に。もしもデリケートな服に使うときは、ガムテープの粘着面を手で触って、粘着力を弱めておくとちょうどいいですよ。

こびりついて剥がせないガムの取り方は?

クレンジングオイル

ついてから時間がたつと、ガムが繊維に絡まって落としにくくなります。こうなると氷で固めても落とすのは至難の技です。

そんなときは、「溶かす」方法で落としましょう。クレンジングオイルと食器用洗剤を用意して、次の手順で進めます。

クレンジングオイルをつける

ガムにクレンジングオイルをかけ、しっかり塗り込む。

スプーンで剥がす

溶けたガムをスプーンで少しずつ剥がす。

洗剤でもみ洗いする

食器用の洗剤をつけてもみこみ、水でキレイにすすぐ。

洗濯する

最後にいつも通りに洗濯機で洗濯したら完了。

実はガムはクレンジングオイルを使うと溶かせます。このやり方なら、ガンコにこびりついてもキレイに落とせますよ。

外出先で服にガムが付いたときの取り方は?

ガム とり方

外出先でガムがつくと、氷やクレンジングオイルはすぐに用意できませんね。完全に取り切るのは難しいので、できる範囲で応急処置だけでもしましょう。

応急処置の鉄則は「こすらない」こと。伸びて余計に広がってしまうので、こすらずにティッシュで包み込んでつまみ取りましょう。

完全には取れなくても大丈夫。先ほどの方法でその日のうちに対処できれば元通りになりますよ。

靴や鞄にガムがついたときの取り方は?

ガム

靴やカバン、カーペットなど、服以外にもガムがついてしまうこともあると思いますが、基本的にはどれも上で紹介した2つの方法でキレイにできます

おすすめは氷を使って冷やす方法。冷やすだけなので素材がデリケートなアイテムでも関係なく取り除けます。

革などのデリケートな素材にクレンジングオイルをかけると、シミになることもあるので注意してくださいね。

服についたガムの取り方を覚えておこう

ガムの取り方

ポケットに入れていたガムがやわらかくなってべったりついてしまうなど、ガムにまつわるトラブルは意外と多いもの。取り方を覚えておけば、いざというときも慌てずにすみますよ。

冷やす方法はいろんなアイテムに応用できるので、ぜひ覚えておいてくださいね。