ふとしたときに気になるフローリングの汚れ。
床は皮脂や油、食べ物などいろいろな汚れがつきます。放っておくとガンコな黒ずみになってやっかいなので、早めに取り除きましょう。
今回はフローリングや床の汚れ別の対処方法についてご説明します。
もくじ
フローリングが汚れる原因は?
フローリングや床につく汚れの種類はさまざまあります。
裸足で生活していれば足裏の皮脂がつきますし、キッチンの近くなら油や水滴、ダイニングなら食べこぼしなど、場所ごとに数え上げたらきりがありませんね。窓際や寝室のフローリングなら湿気や結露でカビが発生することもあります。
フローリングや床はいろいろな汚れにさらされているので、こまめに掃除してあげたい場所です。
フローリングの汚れの落とし方|基本の手順
- 必須
- 『クイックルワイパー』などのペーパーモップ
- 掃除機
- あると便利
- 雑巾
フローリングの床は、『クイックルワイパー』などのペーパーモップで大きな汚れを取り、掃除機で細かな汚れを吸い取って掃除するのが基本です。最後に水拭きまですれば、ほとんどの汚れは落ちます。
ただ、汚れによってはひどくなってくると、水拭きまでしても落ちないことがあります。その場合は、汚れに合わせた道具を使うことが大切です。次から紹介する方法で汚れにあわせて対処してください。
フローリングの汚れの落とし方①|皮脂汚れは住居用洗剤で
- 必須
- 『かんたんマイペット』などの住居用洗剤
- 雑巾
1日でコップ1杯分の汗をかくともいわれる足の裏。夏場などはとくに皮脂汚れがつきやすくなります。
皮脂汚れがひどくなると黒ずんだ汚れになってくるので、水拭きで落ちないときは『かんたんマイペット』などの住居用アルカリ性洗剤を吹きかけましょう。乾いた雑巾で拭き取ればキレイに落とせます。
フローリングの汚れの落とし方②|油汚れは食器用洗剤で
- 必須
- 『キュキュット』などの食器用中性洗剤
- 雑巾
キッチン周りのフローリングや床には油汚れがついています。皮脂汚れと同じように、住居用の洗剤でも落ちますが、頑固な油汚れには『キュキュット』などの食器用中性洗剤を使ってみましょう。
汚れに直接かけるのではなく、雑巾などに数滴つけて油汚れ部分だけをこすり落とします。汚れが落ちたら水拭きをして洗剤を拭き取ってくださいね。
フローリングの汚れの落とし方③|カビ汚れにはアルコールスプレー
- 必須
- 『パストリーゼ』などのアルコール除菌スプレー
- 雑巾
『パストリーゼ』などのアルコール除菌スプレーを吹きかけて残さず拭き取ります。それでもダメな場合は、フローリングのワックスやニスを剥離剤を使ってはがしてから、拭き取る必要があります。
『カビキラー』などの漂白剤を使いたくなりますが、素材を傷めたり、色落ちさせたりする可能性があるので使うのは避けた方が無難です。
フローリングの汚れの落とし方④|白いワックス汚れは再度掃除とワックスがけを!
- 必須
- 『かんたんマイペット』などの住居用アルカリ性洗剤
- 『クイックルワイパー』などのペーパーモップ
- 雑巾
- ワックスシート
廊下など、よく歩く場所が黒ずんでいる場合はワックスが劣化して汚れている可能性もあります。住居用洗剤で拭き取ったあと、ワックスがけをしておくとツヤが戻ります。
最近では『クイックルワイパー』のシートにワックス効果を持たせたものもあるので、簡単にワックスがけができますよ。
フローリングの汚れに「重曹」を使うとワックスが剥がれる?
フローリングや床の汚れの主な原因である皮脂汚れと油汚れは、どちらも酸性の汚れです。そのため、アルカリ性の自然由来のお掃除アイテム「重曹」が使えそうですね。
しかし、重曹を使ってフローリングの掃除をすると、コーティングしているワックスをはがしてしまう可能性があります。
ワックスがはがれると余計に汚れやすくなってしまうので、ワックスがけのしてあるフローリングへの重曹は控えたほうが無難です。
フローリングは汚れにあわせた掃除法でいつもキレイに
生活していれば、どうしてもフローリングは汚れてしまいます。
ただ、どんな汚れもついてすぐに拭き取っていればひどい汚れになることはありません。
普段からペーパーモップや掃除機で掃除しながら、油汚れなどがついたらその場ですぐにウェットティッシュで拭き取るなどを心がけることが大切です。
汚れがひどくなる前に掃除するようにして、それでも落ちないときには汚れにあった対処法でキレイにしてあげてください。