バスタオルはお風呂上がりの体を拭くのに欠かせないアイテム。ただ、大判で分厚いので乾きにくく、生乾きで嫌な匂いがしてくることも…。どうにかして早く乾かしたい!と思っている人は多いはずです。
そこで、分厚いバスタオルをカラッと乾かすための干し方をご紹介します。部屋干しするときのコツも参考にしてくださいね。
もくじ
バスタオルの干し方を変えて悩みを解決!
バスタオルは使い続けているうちに、生乾きの臭いが出てきたり、黒ずみができたり、毎日普通に干していたつもりでもトラブルがつきものですよね。
タオルにまつわる悩みのほとんどは「乾くまで時間がかかる」ことが原因です。タオルに残った汚れや水分をエサに雑菌が繁殖するため、臭いや黒ずみが出てしまいます。
できるだけ短時間で乾かせると、雑菌が増えずに悩みをまとめて解決できるので、次から紹介するコツを覚えましょう。
バスタオルの基本の干し方は?
まずは、洗濯後にバスタオルを干すときの基本のやり方をご紹介します。
「できるだけ空気にふれる面積を大きくして風に当てる」ことを意識しながら干すと乾きが早まりますよ。
① はじめに空気を含ませる
干す前にバサッバサッと振って、タオルの生地に空気を含ませます。こうすることで倒れていた繊維が立ち上がり、風にふれる面積が広くなります。
乾いたあとの仕上がりもふわふわと肌触りよくなりますよ。
② 重ならないように吊るす
バスタオルをハンガーにかけて干している人も多いですが、ここでもひと工夫。半分に折って干すだけだと内側が乾きにくくなるので、あえて長さを非対称にずらして干しましょう。
端っこを洗濯バサミで留めるとずり落ちを防げます。
③ 陽に当たる場所に干す
日光に当てると温度が上がって乾きやすい上、紫外線の殺菌作用で臭いを防止できます。できるだけ早く乾燥させたいなら、陽が当たる場所に干しましょう。
室内でも、日が当たる窓際の方が乾きが早いですよ。
バスタオルを部屋干しするときのコツは?
部屋のなかでも基本の考え方は同じ。「空気にふれる面積を大きくして風に当てる」ことで乾きが早まります。
ただし、室内は外に比べると、風が循環しにくい環境。なので、エアコンや扇風機を使って人工的に風の流れをつくると部屋の空気が循環し、乾きが早まります。
さらに早く乾かしたいときはお風呂の浴室乾燥を活用するのもおすすめ。外干しと同じくらいか、それ以上に早く乾かせますよ。
タオルの干し方!さらに乾きを早める方法は?
タオルを何枚も干すときは並べ方を工夫できます。コツは全体がむらなく風にあたるようにすること。
バスタオルとフェイスタオルそれぞれのコツがあるのでやってみてくださいね。
長いバスタオルはジグザグに
バスタオルの枚数が少ないなら、洗濯バサミのいっぱいついたピンチハンガーで長い辺をジグザグにして吊るすのがおすすめ。ジグザグにすることで効果的に風にあてられます。
フェイスタオルは外側に
フェイスタオルと靴下などの小物類をまとめてピンチハンガーで干すときは、外側に長いタオルを集めて並べるのがコツ。こうすることで内側に風の通り道がつくれます。洗濯物全体に風が当たるので乾きやすくなります。
洗濯物同士を離して干す
洗濯物をぎゅうぎゅうに干すと乾きがとても遅くなります。ハンガー同士を15cmほど離してゆとりを持たせるのがポイント。こうすることで風が通りやすくなり、乾くのが早まります。
バスタオルを干す便利グッズ
バスタオルの干し方はグッズの活用でさらに時短できたり、効率的に多くの枚数を干せたりします。いくつかご紹介するので、おうちにあうものを探してみてくださいね。
『伸縮バスタオルハンガー』(レック)
ハンガーの下部が最大60cmまで伸縮するハンガーで、通常時は服を、伸ばせばバスタオルなどをかんたんにかけられます。
『物干しスタンド』(WY)
室内でも室外でも使える多機能な物干しスタンド。物干しポールがたくさんついているうえ、使う幅に応じて伸縮が可能なので、大判タオルからハンドタオルまでしっかり干せます。折りたたむと小さくなるので、収納にも困りません。
『フックが折りたためるバスタオルハンガー』(下村企販)
浴室で使うのにおすすめのバスタオルハンガーです。幅72cmのスペースにバスタオルが5枚干せる大容量が魅力。左右非対称についた2つのフックで安定感は抜群です。強度の高いステンレス製で耐久性にすぐれているのもポイント。
バスタオルは干し方と一緒に洗い方も工夫しよう
干し方に十分注意していても、なんだか生乾き臭がする…という場合は、洗い方に問題があるのかもしれません。
タオルは濡れたまま放置しているとすぐに雑菌が繁殖するので、定期的に除菌してあげるのがおすすめです。
やり方は簡単で『ワイドハイター』などの酸素系漂白剤を溶かした水に数時間つけおきするだけ。
使った液ごと洗濯機に入れて、普段通り洗濯すれば完了です。これだけで臭いはぐっと抑えられますよ。
バスタオルの干し方は「風通し」が鍵!
バスタオルは毎日使うものなのに、乾きにくくて困った経験のあるママも多いですよね。
バスタオルを乾かす一番の方法は「風に当てる」こと。できるだけ風にあたる面積を広くして、ゆとりをもった干し方にできればカラッとふわっと仕上がりますよ。