春先が旬のふきは、独特の香りと歯ざわりがクセになりますね。しかし時間とともに風味が落ち、水分も抜けてかたくなっていくので、買ってきたら早いうちの下処理が大切。正しく行えば鮮度をキープしながら保存できますよ。

今回はふきの風味や食感を保ちながら上手に保存する方法をご紹介しますね。

ふきはどう保存するのが正しい?保存期間は?

ふき

ふきは、葉と茎を別々に新聞紙で包んで保存します。収穫してすぐ下茹でして冷蔵室で保存すると、1週間ほど日持ちしますよ。

冷凍保存をすると、シャキシャキとした食感はなくなりますが、長期保存ができます。1ヶ月ほど日持ちするので、すぐに食べないときは冷凍するといいですよ。

ふきの保存方法|冷蔵保存のやり方

冷蔵庫

ふきは、鍋の直径にスッポリと入る長さにカットします。

まな板の上に並べ、塩をふりかけて板ずりをしましょう。ふき6〜8本に対し塩大さじ2弱が目安。皮もむきやすくなり、茹であがりの色もよくなりますよ。

沸騰したお湯で3〜4分茹で、冷水に取ってアクを抜き、変色を防ぎます。

筋や皮を包丁や爪を使い引っ張るようにして剥きます。両端から剥くことでキレイに取り除けますよ。

それから保存容器に入れて水を張り、冷蔵室で保存します。水は毎日取り換えてくださいね。

ふきの保存方法|冷凍保存のやり方

冷凍保存 ジップロック

冷蔵保存と同じく下茹でをしますが、かために茹でるのがポイント。

使いやすい大きさに切ってキッチンペーパーで水分を拭き取ったら、冷凍用保存袋の中に入れ、できるだけ平らにして空気を抜いてから冷凍します。

みじん切りにして冷凍しても便利ですよ。

ふきの使用方法にあわせて保存しよう!

ふき

ふきのシャキシャキとした歯ごたえを楽しむには、冷蔵室での保存がおすすめですが、あまり長持ちしません。余ったときなど、冷凍保存をしておいしく食べきってくださいね。