ピザやグラタン、付け合わせなどにも使われる「チーズ」。冷蔵室のなかに常備しているおうちも多いですよね。
チーズは基本的に冷蔵室で保存するイメージがありますが、種類によっては常温で保存する食材です。
そこで今回は、チーズの常温保存についてご紹介します。
チーズは常温保存できる?保存期間は?
チーズは、常温保存NGの食材。製造過程で発酵させているので、常温で保存しておくとさらに発酵が進み、傷んでしまいます。
チーズの適正温度は10℃前後なので、基本的には冷蔵室で保存をしましょう。
ただし、粉チーズは湿気を嫌うため常温で保存をします。賞味期限は約1ヶ月。開封後も常温で管理してくださいね。
チーズの常温保存の手順は?
常温保存ができるチーズは粉チーズのみ。
直射日光が当たらない、風通しの良い冷暗所にて保管をしましょう。購入時に使われている容器のままでもOKです。
涼しいところがない場合や夏場などは冷蔵室で保存してもよいですが、内部で結露が発生して粉チーズが固まってしまいます。
使用後はすぐ冷蔵室へ戻してくださいね。
チーズを常温保存するときの注意点は?
冷蔵保存のものは常温で保存しない
ナチュラルチーズのように、そのまま食べられるチーズは基本的には冷蔵室で保存をします。
常温においておくとチーズに含まれる油分が溶けだしおいしくありません。
常温保存ができるのは粉チーズのみなので、正しく覚えておきましょう。
強いニオイのものの近くに置かない
チーズは周囲にある食材のニオイを吸収しやすい特性があります。常温でチーズを保存をするときは、香りが強い食材や調味料の近くには置かないようにしましょう。
カビに注意する
室内の環境によっては、チーズにカビが生えてしまうことも。しばらく使わないのであれば、冷蔵室で保存しておいたほうが安心ですね。
久しぶりにチーズを使うときは中身を確認してから使用してください。
チーズの常温保存を利用して料理を楽しもう
基本的にチーズは冷蔵室で保存をする食材ですが、粉チーズであれば常温でも保存できます。種類にあわせて適した保存方法を選んでくださいね。