白菜は、クセのない味わいで、漬物や炒め物などざまざまな料理に使われますね。ざく切りが定番ですが、料理によっては違う切り方の方がおいしくなることも。
そこで今回は、白菜の切り方についてご紹介します。
白菜にはどんな切り方がある?
白菜は、漬物や炒め物のほかにも、サラダ、煮物、味噌汁など幅広く楽しめる野菜。
何気なく「ざく切り」にすることが多いですが、「細切り」「そぎ切り」「くし切り」といった切り方もあります。
白菜の正しい切り方を覚えれば、いつもの料理をさらにおいしく楽しめますよ。
白菜の切り方|メニューに合わせて切ってみよう
白菜の基本的な切り方4種類をご紹介していきます。
① ざく切り
白菜の葉を数枚重ね、横向きにしてまな板に置きましょう。端から3〜5cm幅に切ればざく切りの完成です。鍋や炒め物、煮物などに向いています。
茎の方を先に加熱して、後から葉を加えると火の通りが均一になりますよ。
シンプルで簡単な切り方なので、時間がないときにも便利です。
② 細切り
白菜の細切りは「繊維に沿って切る方法」と「繊維を断つように切る方法」の2通りがあります。
繊維に沿って細切りにする場合は、白菜の葉を横向きにしてまな板に置き、端から5cm幅で切っていきます。それから縦に向きを変えて、3〜5mm幅で細切りにしていきましょう。
繊維を断つように切る場合は、白菜の葉を横向きにしてまな板に置き、端から3〜5mm幅で切っていきます。
繊維に沿って切るとシャキシャキとした食感を楽しめるので、サラダや和え物に。繊維を断つようにして切るとやわらかくなるので、味噌汁やスープで味わうのがおすすめですよ。
③ そぎ切り
そぎ切りは茎の部分だけ行う切り方です。葉は切り分けておきましょう。
茎を横向きにしてまな板に置き、端から包丁を寝かせるように斜めに傾け、そぐように切っていきます。
断面が増えるので、硬い茎の部分にも火が通りやすくなりますよ。
④ くし切り
白菜を縦半分に切ります。
芯の部分に切り込みを入れて、そこから手でさいていきましょう。
葉がばらけてしまうので、切り込みを入れるときに完全に切らないようにしてくださいね。
くし切りは白菜の水分をしっかりと閉じ込められるので、ステーキにすればジューシーな味わいが楽しめますよ。
白菜の切り方を覚えておいしく食べよう!
白菜は、ざく切り以外にもいろいろな切り方があります。
切り方によって食感や火の通りやすさが変わるので、料理のメニューに合わせて切ってみてくださいね。