独特な香りでサラダやスープのアクセントになるセロリ。しかしセロリは筋が強いので、筋取りや切り方によっては繊維が残り、食感が悪くなってしまうことも。
そこで今回は、セロリの筋取りのやり方やいろいろな切り方をご紹介します。
もくじ
セロリをカットするにはまず筋取りから!
セロリの茎の表面には太くて固い筋があります。
この太い筋は火を通しても柔らかくならないので、調理前に取り除くようにしましょう。
2ヶ所ある節を手で折り、出てきた筋をナイフを使って取り除きます。大きな太い筋を数本取ればOKです。
ピーラーを使ってもキレイに取れますよ。
セロリの切り方に種類がある!料理によって変えよう
セロリは、サラダやスープなど、幅広い調理法で味わえます。それぞれの調理法に合った、いろいろな切り方がありますよ。
スティック状
斜めスライス
短冊切り
さいの目切り
乱切り
それぞれの調理法に合わせて、セロリの切り方を変えてみてくださいね。
セロリの切り方|① スティック状
野菜スティックやピクルスにするときは、食べやすくスティック状にします。
セロリを7~8cmほどに切り、繊維に沿う方向に2~4等分にカットしましょう。
セロリの切り方|② 斜めスライス
サラダや和え物にするときは斜めスライスがおすすめ。繊維を断つように切ると、繊維が口に残らず食べ心地がよくなります。
また、斜めに切ることで細い先の方でも表面積が増え、見栄えがよくなりますよ。
斜めの方向に端から2mmほどの厚さに切っていきます。
根元の太い方は垂直に切り、細くなるにつれて徐々に斜め切りにすれば、大きさが均一になりますよ。
セロリの切り方|③ 短冊切り
和え物や炒め物にするときは、短冊切りもいいですよ。
繊維に沿って切ることで、塩を和えたときもしんなりしずぎず、歯ごたえも感じられます。
繊維を断つように5cmほどの長さに切り、それから繊維に沿って端から2mmほどの厚さに切りましょう。
セロリの切り方|④ さいの目切り
ミネストローネなど具だくさんのスープにするときは、さいの目切りにしましょう。
ほかの具材も同じ大きさにカットできるので、まとまりがよくなります。
セロリの繊維に沿うように1cmの幅に切ります。それからセロリの繊維を断つように1cmの長さにカットすれば完成です。
セロリの切り方|⑤ 乱切り
炒め物にするときは乱切りにすると食べ応えがアップします。
3等分の長さにカットしたら、根元の太い方は繊維に沿って半分に切っておきます。
好みのサイズに斜めに切ったら、90°回転させて再度斜めにカットしましょう。これを繰り返して完成です。
セロリの葉の使い方は?
セロリは茎だけでなく葉も食べられます。葉には茎の2倍の栄養が含まれていますよ。
葉は刻んでスープの浮き実や味噌汁、炒め物に使えますよ。
セロリを切るときに注意することは?
セロリは
、茎に葉がついた状態で売られているものがほとんど。しかし葉がついたままだと茎の栄養やうまみ、水分がどんどん吸い取られてしまいます。
買ってすぐに食べないときでも、葉はその日のうちに切り落とすようにしましょう。
葉は冷凍できるので、食べやすい大きさに切って小分けにして冷凍しておくと、薬味やスープの浮き実にすぐに使えて便利です。
料理に合わせた切り方でセロリ料理を楽しもう
セロリは、調理方法にあわせて切り方を変えれば、程よい歯ざわりをキープしやすくなります。ぜひこの機会にセロリの切り方を覚えてくださいね。