ガレット、炒め物、サラダなどを作るときにじゃがいもを千切りにすることってありますよね。しかし、「千切りにしたつもりがなぜか太くなってしまった…」という経験をした人も多いはず。
今回は、「じゃがいもの千切り」の切り方について紹介します。
じゃがいもを千切りする手順は?
じゃがいもを千切りにするのは難しそう…と感じるかもしれませんが、コツをつかめばテンポよく切り進められますよ。それでは手順を紹介します。
① じゃがいもを洗う
流水でじゃがいもの泥や汚れを洗い流します。水を張ったボウルの中でも洗ってもOK。泥がひどい場合はたわしを使うと落ちやすくなります。
② 皮をむく
じゃがいもを洗ったらしっかり水気を拭き取りましょう。皮をむいている時に手がすべらないようにするためです。
②-1 ピーラーで皮をむく
ピーラーを使うと簡単に皮をむくことができます。そのとき、ピーラーを持つ手にあまり力を入れないことポイントです。
②-2 包丁で皮をむく
包丁でむく場合は、片手でしっかりとじゃがいもを持ち、包丁の刃元を使って親指を添えながらむいていきます。りんごの皮をむくようなイメージです。
皮の表面が緑色になっている場合は「ソラニン」や「チャコニン」という天然毒素が含まれている可能性があるので、やや厚めにむきましょう。
③ 芽を取る
芽には天然毒素である「ソラニン」や「チャコニン」が含まれている可能性があるので、ピーラーの芽取りや包丁の「あご」という部位を使ってしっかり取り除きます。
④ 1〜2mmの厚さに切る
まず最初に1枚切ります。
切った面を90度回転させて置いて安定させ、1〜2mm幅に薄切りします。
安定させることで切りやすくなりますよ。
⑤ 細く切る
薄切りにしたじゃがいもを数枚ずつずらして重ねて千切りにしていきます。ずらして重ねることで均等に切ることができますよ。
⑥ じゃがいもを水にさらす
じゃがいもを切った後は、
水にさらして変色を防止し、表面のでんぷんを流します。
ガレットを作る場合は、表面のでんぷんがくっつく力を発揮するので、水にさらさないようにしましょう。
じゃがいもの千切りはどう使う?
じゃがいもの千切りを作りすぎてしまった場合は、みそ汁やコンソメスープなどに入れるのもおすすめです。また、チーズを混ぜて小さめのガレットを作れば副菜やおつまみに早変わりしますよ。
じゃがいもを簡単に細く千切りする方法は?
スライサーを使っても千切りを作ることができます。自分で切るよりも細く仕上げることができるだけでなく、短時間で作ることができるので便利です。
じゃがいもの千切りを覚えよう
サラダや炒め物、ガレットなどに使えるじゃがいもの千切りについて紹介しました。
一度、覚えてしまうと意外と簡単にできるので、ぜひ日々の料理に活用してくださいね。