キャベツを生で食べるのでポピュラーなのは、とんかつの横にたっぷり添えられた、細長くてふんわりした「千切り」です。
目にする機会は多くても、「千切り」は実際どうやって切ればいいのかわかりづらいですよね。
そこで今回は、「キャベツの千切り」の切り方を実際の写真と動画で紹介します。基本の切り方以外にも簡単な切り方や便利な道具もあわせてチェックしてださいね。
キャベツの千切りってどんな切り方?
「千切り」は、食材を1〜2mm幅に細長く切る切り方です。
千切りは「葉をはがす→芯をとって丸める→端から細く切る」が大まかな流れ。次の動画で確認しながら読み進めていくとスムーズですよ。
キャベツの千切りの前の準備|葉のはがし方
売られている状態のキャベツは「外葉」がついている場合がほとんどです。この「外葉」を2〜3枚はがすとキレイな状態のキャベツになるので、基本的に洗う必要はありません。気になる場合は水で洗いましょう。
しっかり巻いているキャベツの葉ははがしにくい場合もあるので、基本的な葉のはがし方を紹介します。
キャベツをカットせず、外側の葉から順に使いたい場合にはこのはがし方が向いています。
① 根元を切る
※包丁の根元部分で切り込みを入れる
② 根元から指を入れてゆっくりはがす
巻のしっかりしているキャベツの葉をやぶれないようにはがすのは少し時間がかかりました。
ある程度の量の千切りにしたい場合に向いています。
① 縦半分に切る
② 芯を切り取ってはがす
半分に小さくなった分、はがしやすくなります。
キャベツの繊維とは?どちらに千切りする?
キャベツの繊維とは、葉脈(ようみゃく)を指します。葉脈は、葉の中央にある軸から全体に広がる「水分や養分」が通う筋のこと。
この葉脈を断ち切ると、やわらかい食感に。逆にこの葉脈に沿って切ると食べ応えを感じます。料理に合わせて千切りの方向を決めてください。
キャベツの千切りのやり方は?
キャベツの千切りの基本的な切り方を紹介します。
① 葉をはがして洗う
② 葉の軸(固い部分)を切り取る
③ 半分に切る
④ 半分に切った葉の繊維(葉脈)を断つようさらに半分に切る
※繊維(葉脈)を断つことで、 ほどよい歯ごたえになります
⑤ 1/4枚になったキャベツの葉を2枚重ねる
⑥ 繊維(葉脈)が自分と並行になるよう、キャベツを巻く
※しっかり巻くと切りやすい
⑦ 端から1〜2mm幅に切る
※左手でしっかりと押さえる
※慣れないうちはゆっくり切り進める
指の第一関節と第二関節の間の平な面を包丁を沿わせ、ガイドにしながら指を少しずつずらして切り進めると、指を切りにくいですよ。
⑧ はじめに切り取った葉の軸も薄くし、千切りする
完成
キャベツの千切りを簡単にする方法は?
基本的な千切りの次に、もう少し簡単な千切り方法を紹介します。やりやすい切り方を試してくださいね。
【簡単な千切り方法(その1)】① キャベツを1/4に切る
② 上と下(根)半分に切る
③ 内側の層と外側の層を分けて低くする
④ 外側の層を葉脈に沿って半分に切る
⑤ 葉脈を断つように、端から1〜2mm幅に切る
⑥ 内側の層の芯を切り落としてから、葉脈を断つように端から1〜2mm幅に切る
完成
キャベツの千切りをおいしく食べるひと手間
千切りしたキャベツは、水にさらすとさらにおいしく食べられます。ボールとザルを用意しましょう。
① 千切りしたキャベツを冷水にさらす
※お水でもいいですが、冷たいほうがしゃっきりします。
※水にさらす時間は1〜2分程度でOK。ビタミンCの流出を防ぐため、水にさらす時間は短時間にしましょう。
② 水分をしっかりきる
③ 冷蔵庫で冷やす
※冷蔵庫で少し冷やすと、さらにしゃきっとした歯ごたえになります。
キャベツの千切りはどんな料理に使う?
キャベツの「千切り」は、サラダやとんかつの付け合わせに使います。メインではありませんが、料理の一部としてとても大切な存在です。
キャベツの千切りがラクにできる便利な道具は?
キャベツの千切りはどうしても手間がかかりますよね。細かく切り刻むので、キッチンに切れ端が散らばってしまうことも。そんなときは、時間も手間も省けるキッチングッズに頼るのも一つの手です。
ここでは、キャベツの千切りがラクにできる、「スライサー」と「ピーラー」を紹介します。
スライサー
調理器具でおなじみのスライサーも、千切りに使えます。
スライサーの幅におさまるように切り、スライサーにかけるだけで簡単に千切りが完成します。
スライサーの使い方
① キャベツを1/4にカットしてスライサーでスライスする
※ボールを受け皿にするとすぐにいっぱいにならない
② 完成
ピーラー
ピーラーは本来、野菜や果物の皮むきや芽取りに活躍しますが、幅広タイプのピーラーを使えばキャベツの千切りも可能ですよ。
ピーラーの使い方
① キャベツを半分に切り、キャベツの断面をひっかくように滑らす
※小さくカットすると、葉がほぐれてピーラーか使いにくい
③ 完成
キャベツの千切りを簡単にするおすすめ道具は?
キャベツの千切りに便利なスライサーとピーラーを紹介します。ぜひ自分にあったものを選んでくださいね。
Fiffyle 多機能スライサー 野菜水切り器 9点セット
刃を変えて使えるスライサー4種、水切り、おろし金など、多機能なセット。水を張ったボウルに直接千切りを落とせるので、便利ですよ。
和田商店 ニコットピーラー
持ちやすいゴムグリップの幅広ピーラーです。半分にカットしたキャベツの断面を滑らせるようにひっかくと、薄い千切りができますよ。
とんかつ屋さん キャベツスライサー
スライス面が幅12 × 長さ27cmと大きい、キャベツ専用のスライサー。大型なのでキャベツを小さく切る必要がなく、とんかつ屋さんのような極薄のふんわり千切りができますよ。
キャベツの千切りの保存方法
キャベツの千切りは、切ってすぐ食べることが一般的ではありますが、冷蔵や冷凍での保存も可能です。
【冷蔵方法】
千切りすると空気に触れる面が増えて鮮度が落ちやすく酸化しやすいため、茶色く変色してしまいます。酸化による変色を防止して保存しましょう。
① 酸化を防ぐため、酢やレモンを混ぜた水にさっとくぐらせて水気を切る
② 保冷袋やボールなどに入れてラップで封をして冷蔵します。
2、3日もちます。
【冷凍方法】
① 10〜15秒ほどさっとゆでて、ペーパータオルなどで水分をしっかりと切る
② ラップに包み、ジップロックなどの冷凍用袋に入れて冷凍する
※パッドの上に置くと冷えやすくなるので、風味を落とさずすばやく冷凍できます。
自然解凍
【保存期間】約1ヶ月ほどもちます。
キャベツの千切りは一度に切ってラクしよう
甘くてさわやかな食感を楽しめるキャベツの千切り。とんかつに添えたり、サラダに使ったり、食卓をより華やかにしてくますよ。
少し手間のかかる切り方ですが、切り方を覚えて練習することで、感覚がつかめてすいすい切れるようになりますよ。焦らず少しずつ慣れてくださいね。