大根を料理に使うとき、太い繊維が多く筋っぽいので、皮をむきますよね。でも、皮むき作業は意外と面倒…。

今回は、「大根の皮のむき方」を手早くするコツを紹介します。この機会にコツをつかんで、サッと皮むきできるようになっちゃいましょう。

大根の皮の特徴は?皮むきのポイントは?

大根 選び方 断面
大根は、他の野菜と比較すると皮に太い繊維が通っていて筋っぽく、固いのが特徴です。皮で大根の内側がしっかりとガードされている状態なので、むくことで味が染み込みやすくなります。

また、皮の筋っぽい部分は辛味もあるため、料理によって皮の厚さを変えるのがポイントです。煮物料理であれば、皮を厚く剥きます。辛味を活かしたサラダを作りたいときは、薄めに剥きましょう。

大根の皮むき!皮の厚さは?

大根の皮のむき方を紹介します。

① 大根を洗い、4〜5cmに切る

大根 切り方 4〜5cmに切る

② 左手に大根を持ち、大根側面に対して包丁を縦に入れ、むき進める

大根 皮むき
【皮むきのコツ1】

左手は大根を支え持つ感覚、右手の親指で包丁を送りだすイメージで大根を回しながら皮をむきます。一定の厚さでむきましょう。

大根 保存
【皮むきのコツ2】

少し厚めに感じますが、むく皮の厚さは3〜4mmくらいが目安です。大根によって異なりますが、輪切りにした際、断面を確認しましょう。皮に沿って内側に薄い線が入っているので、その部分までむきましょう。

完成

大根 千切り 切り方 皮

大根の皮も料理に使える?

大根 保存
むいた大根の皮は、実は料理にも活用できます。千切りや細切りにしてきんぴら大根、食べやすい大きさに切って浅漬けなどにして食べてみてくださいね。

大根の皮むきはピーラーが簡単

大根 皮むき ピーラー
長さのある大根の皮をむくときは、包丁を使うよりピーラーのほうが簡単です。

ただし、包丁でむくと表面がなめらかになりますが、ピーラーで削ると表面に凹凸ができるので、見た目に違いが出ることだけ覚えておいてくださいね。

また、皮の厚さが薄くなりやすいので、大根を煮物料理に使いたいときには向いていません。

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大根の皮むきをしたら、皮を乾燥させよう

大根 千切り 細切り 乾燥 干す
大根の皮は細切りして乾燥させると、切り干し大根ができますよ。

乾燥方法は、ザルや専用の干しカゴに並べて湿度の低い日に、風通しのよい場所に2〜3日間ほど天日干しします。

乾燥したら、瓶や密閉できる保存袋に入れて湿気から守りましょう。

【使用方法】20分以上、水やぬるま湯に浸けて戻してから絞って使いましょう。

【保存期間】約1ヶ月ほどもちます。

大根の皮むきに慣れるコツは?

大根の皮むきが難しいと感じる人も多いかもしれませんが、

① 長さは4、5cm
② 大根を回す
③ 包丁を送り出す

の3つを意識できれば、慣れてきて皮むきするのも楽しくなりますよ。大根を切るときに少しずつ練習してみてくださいね。