焼き魚やだし巻きたまごの付けあわせ、サラダや和えものなどに使われることの多い大根おろし。食べると口の中がさっぱりするので、脂っぽい料理とよくあいますよね。
そこで今回は、大根おろしの正しいおろし方とおいしくおろすポイントについて紹介します。
大根おろしとは?
大根おろしを作る前に!使う部分で味が変わる!
葉に近い部分ほど甘く、葉の反対の先端に近いほど辛くなります。
なぜかというと、辛みを出す酵素が皮周辺の「形成層」に集中していて、先端にいくほどその「形成層」が分厚くなるためなんです。この「形成層」を取り除けば、先端であっても甘い大根おろしが作れます(※1)。
大根おろしの作り方は?
続いて、大根おろしの作り方を手順を追って紹介します。
① 片手で持てる大きさに大根を切る
② 大根の皮をむく
③ おろし器で大根をおろす
④ 余った大根おろしは冷凍保存する
冷蔵保存する方法は2つ。1つは製氷皿に入れたり、ラップで小さく包んだりするなどして冷凍し、個別冷凍した大根おろしをジップロックに入れ保存する方法。
もう1つは最初からジップロックに入れて冷凍保存する方法です。
大根おろしの作り方のポイントは?
大根おろしをおいしく作るポイントは、「鮮度のよい」状態を保ちながら、大根を「葉に近い部分」「先端に近い部分」と、部位ごとにすりおろすことです。
また、すりおろし方には2つの方法があるので紹介します。
大根を水平にしてすりおろすと繊維が細かくなり、ふわふわに
繊維が荒くなり、食感が増す
大根おろしの水気を切りたいときは?
大根おろしを作ると、必ず大根の水分が一緒に出てきます。そのまま一緒に食べて構いませんが、料理によっては水気を切る必要があることも。
そんなときは、キッチンペーパーとざる、ボールの3つを用意して、大根おろしの水気を切りましょう。次の水気の抜き方を説明します。
① キッチンペーパーを敷いたざるに大根おろしを入れる
② キッチンペーパーをくるんで手で押して水気を切る
おろし方を覚えて美味しい大根おろしを作ろう