パンやスイーツを作るときにココアパウダーが必要な場面ってありますよね。そんなときに「ココアパウダー大さじ1」とレシピにあると、どれくらいの量を入れたらいいのか迷いませんか?

「大さじ1杯って結局どれくらい入れたらいいの?」と、分量を間違えていないか不安ですよね。

そこで今回はココアパウダー大さじ1杯あたりの量や重さについて詳しく説明します。

ココアパウダーの大さじ・小さじをきちんとはかれる?

計量スプーン 大さじ 小さじ

「ココアパウダー大さじ1杯」とあれば、計量スプーンの大さじを使ってはかるという意味です。しかしその使い方を間違えると、せっかく計量しても分量通りに入れられませんよ。

ココアパウダーを正しく大さじ1杯はかるには、「すりきり」にして1杯分にする必要があります。

まずココアパウダーを山盛りにすくってから、ヘラやスプーンの柄などでスプーンのふちに沿って山を平らにならします。余分なココアパウダーを落として、フチの高さで平らになった状態が「すりきり」です。このはかり方は小さじでも同じです。

大さじや小さじを使っていても山盛りにすくって入れると分量が大きく違ってくるので、必ずすりきりにしてくださいね。

ココアパウダー大さじ1・小さじ1の重さは何グラム?

計量器 キッチンスケール 重さ

大さじ1や小さじ1は、スプーンのフチまで平らにしたときの容量をはかります。大さじ1は15ミリリットル(ml)、小さじ1はその3分の1の5ミリリットルです。ただ、計量スプーンで正しくはかれるか心配なときもありますよね。

そんなときには、それぞれ1杯あたりの重さを知っておけばキッチンスケールで正確に計量できますよ。

ココアパウダー小さじ1杯分の重さは約2グラムで、大さじは約6グラムです。この重さをベースにすれば、大さじ2杯なら6 × 2=12グラム、3杯なら6 × 3=18グラムと簡単に計算できますね。

ココアパウダー大さじ1・小さじ1のカロリーはどれくらい?

ココアパウダーには、添加物や砂糖でなどで味を調整した調整ココアと、添加物なしのピュアココアの2種類があります。

それぞれで成分が変わるので、カロリーにも違いがあります。大さじ1杯あたりのカロリーは以下です。

・調整ココア:約25kcal
・ピュアココア:約16kcal

調整ココアには砂糖などが入っているので、カロリーは高くなります。ただ、ピュアココアを使う場合は別で砂糖を多めに入れるケースが多く、料理によってはピュアココアのレシピのほうがカロリーが高くなることもありますよ。

料理にココアパウダーはどれくらい入っている?

バスケット カゴ入れ キッチン お菓子

お菓子作りでココアパウダーはどれくらいの量をつかうものなのでしょうか。以下レシピの分量を紹介するので、参考までに覚えておくと便利ですよ。

ココアクッキー

ホットケーキミックス130グラムに対して、ココアパウダー2グラム(小さじ1)。

チョコケーキ

ホットケーキミックス80グラムに対して、ココアパウダー20グラム(大さじ3と小さじ1)

ココアの風味をどれくらい出すかによって量も調整されるので、おおまかな量が把握できればあとは好みで調整してもいいですね。

ココアパウダー大さじ1・小さじ1を代用品で量るには?

お皿 食器 スプーン カトラリー

大さじやキッチンスケールが手元にないときは、身の回りにあるものが大さじや小さじの目安になります。

カレー用スプーン

カレーを食べるときのスプーンは大さじとほぼ同じ体積になります。そのため、大さじ1であればカレースプーンですりきり1杯分を入れましょう。

ティースプーン

ティースプーンは大さじに近い容量をはかれます。ティースプーンすりきり1杯で大さじとほぼ同じになります。

ココアパウダーの大さじ・小さじを正しくはかろう

ココアパウダーを使えば、いつも作っているスイーツにもバリエーションが出ますよね。風味づけとして使う場合には、分量を厳密にはからなくても大きく失敗することはないかもしれません。

ただ、基本の分量を身に着けておくと、新しいスイーツを作るときにも応用を効かせやすくなります。ぜひココアパウダーの大さじ・小さじの分量を正しくはかることから始めてみてください。