夏になると、冷たいスイカを食べながら涼みたくなりますよね。
スイカは6月中旬から7月にかけてが旬で、カリウムやリコピンなどのうれしい栄養素が含まれています。しかし、スイカはとても大きくて重い野菜なので、切り方に悩むことも。
そこで今回は、スイカの切り方をご紹介します。見た目をよくしたり食べやすいサイズにしたりと、シーンにあわせた切り方も一緒にご紹介しますね。
スイカの切り方の基本は?
スイカの切り方には「見た目重視の切り方」「種が取り出しやすい切り方」「おいしさ重視の切り方」「サイコロ状の切り方」の4通りがあります。
お好みの切り方を試してみてくださいね。
見た目重視の切り方
種が見えないようにキレイに盛り付けたいときは、見た目重視の切り方をするといいですよ。
まずはスイカを半分にカット。皮の縞模様に対して垂直になるように包丁を差し込みましょう。種が表面に出ないようにスイカの維管束を避けて切り分けてください。
種が取り出しやすい切り方
種を表面に出して取り出しやすくしたい場合の切り方もあります。
皮の縞模様に対して垂直になるように包丁を差し込んでスイカを半分にカットし、スイカの維管束にそって切り分けましょう。
種が集中している場所が表面になるので、種が簡単に取り出しやすくなりますよ。シャーベットやスムージーなどを作るときは、この切り方が便利ですね。
おいしさ重視の切り方
皮の縞模様に対して垂直になるように包丁を差し込んで半分にカットし、スイカのヘタと底を切り落としたら、中心で交わるように放射線状にカットしましょう。
真ん中の一番甘い部分が均等になるように切り分けることができ、おいしさが均等になりますよ。
サイコロ状の切り方
スイカの上部の1/3あたりでカットし、果実に格子状の切り込みを入れます。果実と皮の間にも切り込みを入れましょう。
さいごにスプーンでサイコロ状になったスイカを取り出せば完了です。
一口サイズだから食べやすくて、お弁当にも入れられますね。スイカの皮を残して器の代わりにしてもいいですね。
スイカは皮も食べられる!調理するときの切り方は?
スイカは実だけでなくの皮もおいしく食べられます。
緑と黒の縞模様の部分は硬いので取り除き、食べやすい大きさにカットします。それから漬物や炒めものに調理すればOK。
皮には優れた栄養も含まれているので、捨てずに食べるのがおすすめですよ。
スイカの切り方で注意することは?
維管束を見つける
スイカの種は維管束に密集しています。維管束の場所があらかじめ分かっていれば、種を取り出しやすくなりますよ。
スイカの縞模様に対して垂直の向きで半分に切ると、維管束が見やすくなります。スイカを食べやすくするために、まずは最初の切り方に気をつけてくださいね。
食べる前に切る
スイカは一度切り分けてしまうと劣化するのが早くなります。冷蔵保存しても3日程度しか日持ちしないので、食べる直前に切るのがいいですよ。
もしもカットしたスイカが完食できなかったら、冷凍保存するのがおすすめ。1〜2ヵ月ほど日持ちします。
スイカの切り方はとっても簡単!
スイカは、切り方次第でキレイな見た目に切れたり、甘い部分を均等に切り分けたりできます。調理してもおいしく食べられるため、用途に合わせて切り方を使い分けてくださいね。