油揚げの下ごしらえとして必要な「油抜き」。やったほうがいいとはわかっていても、やりかたがわからず、手間もかかりそうだからと敬遠していませんか?

今回は、油揚げをおいしく使うために必要な油抜きの簡単なやり方を紹介します。料理にあわせて、手軽な方法としっかりめを使い分けてみてください。

油抜きは必要なの?

油抜き

油揚げやさつま揚げなど、油で揚げてある食材には表面に酸化した油がついています。表面に油がついたままでは、調味料が染み込みづらく、お料理も油っぽく仕上がってしまいます。

ちょっとひと手間ですが油抜きをすることで、余分な油や油臭さを取り除き、料理をおいしくしあげられますよ。

次からは、油抜きの簡単な方法としっかりやりたいときの方法にわけて、順番に説明します。

「軽め」に油抜きをする方法

まずは簡単にできる油抜きの方法から。

①お湯をわかす

油抜き

片手鍋またはやかん等でお湯を沸かしましょう。

②油揚げにお湯をかける

油抜き

ザルの上に油揚げを置き、湧いたお湯をまんべんなくかけます。

③ひっくり返す

油抜き

油揚げをひっくり返します。

④再度お湯をかける

油抜き

ひっくり返した面にもお湯をかけます。

⑤水気をふきとる

油抜き

油抜き

油揚げの水気を切りましょう。キッチンペーパーの上に油揚げをはさんでかるく水分を拭き取ればできあがり。

「しっかりめ」に油抜きをする方法

油抜き

お湯をかけるよりもしっかりと油抜きをするには、「茹でる」のがおすすめです。

鍋に水を入れて、水が湧いたら油揚げを入れます。

あとは、菜箸でひっくり返したり、沈めたりしながら3分ほど湯通しをしたら完成です。

電子レンジを使って簡単に油抜きができる!

「お湯を用意するのが手間だなあ・・・」と思う方は、電子レンジで油抜きする方法を試してみてください。

電子レンジでの油抜きには2通りあるのでそれぞれをご紹介します。

①キッチンペーパーでくるんで電子レンジでチンする

油抜き

キッチンペーパーの上に油揚げを置きます。

油抜き

さっと油を抜く場合は油揚げをキッチンペーパーで包んで電子レンジであたためましょう。ただ、水分がなくなり、少し固くなってしまうので注意してください。

耐熱ボウルに水を入れて電子レンジでチンする

油抜き

油抜き

油揚げを軟らかいまま油抜きしたいなら、耐熱ボウルに水を入れ、そこへ油揚げを入れてラップをします。あとは。600wで3分ほどで加熱すればできあがりです。

油抜きをやらないとどうなるの?

油抜き

油抜きをしないと、料理が少し油っぽく仕上がってしまいます。

油揚げやさつま揚げなど、油で揚げてある食材には表面に酸化した油がついています。表面に油がついたままでは、油が蓋をしている状態なのでお出汁や調味料が染み込みづらくなることも。

また、油はお湯に溶けやすいため、水ではなくちゃんと沸かしたお湯で油を洗い流すことが大事です。

ちょっとひと手間ですが油抜きをすることで、余分な油や油臭さを取り除き、料理がおいしくなりますよ。

油抜きをしてヘルシーにおいしく

油抜き

ちょっとひと手間ですが油抜きの下処理をすることで、油っぽさを減らしてヘルシーに仕上げられます。

料理本来のおいしさを味わうためにも、余分な油や油臭さを取り除きく「油抜き」をぜひ実践してみてくださいね。手軽にできる方法もあるので自分にあうものを見つけてくださいね。