便器と便座のあいだ、床と便器のあいだなど、トイレの隙間まで掃除の手がまわらないというママは多いと思います。
汚れているのがわかっているのにうまく掃除ができないとストレスになりますよね。
そこで今回はトイレの隙間にたまった汚れを取る方法を2つご紹介します。普段のトイレ掃除に組み合わせて定期的に掃除してあげましょう。
トイレと床の隙間は掃除が必要?
トイレはシンプルに見えて実は複雑な形をしていて、飛び散った尿やホコリがこまかな隙間に詰まって不衛生です。キレイに使っていると思っても、意外と汚れは広がっているもの。
トイレが上手にできない小さな子供がいるおうちでは、思わぬところに尿汚れが入り込んでいることも多いんですよ。
毎回こまかく掃除する必要はありませんが、放っておくと汚れが変化してニオイの原因になることがあるので、気づいたタイミングでしっかり取り除きましょう。
他にも掃除が必要なトイレの隙間ってある?
トイレと床の隙間以外に掃除が必要になるのは、便座と便器の隙間です。
フタや便座、ウォシュレットなどの部品が集まる便座まわりはかなり入り組んでいます。拭き掃除だけでは取り切れなかった汚れが隙間に入り込んでたまっています。
便座と便器の接続部分に尿ハネが入り込んでいたり、フタの取り付け部にホコリが積もっていたりと意外と不衛生。いつの間にか汚れがたまってイヤなニオイにもつながるので、ふだんの便座掃除のときに掃除しましょう。
トイレと床の隙間や便座間の隙間を掃除する方法|尿汚れの落とし方は?
隙間の汚れは「部品を取り外す」か「細いものでかき出す」の2通りの方法で取り除きます。
①部品を取り外す
便座と便器の隙間は「部品を取り外す」方法がおすすめです。奥まで入ってしまった汚れもトイレクリーナーで簡単に拭き取れますよ。
多くのモデルで便座と便器が取り外せるようになっています。機種によって外し方は異なるので一度取扱説明書か公式サイトなどで確認しましょう。
便座が簡単に取り外せないときは、次の細いものでかき出す方法で対処してくださいね。
②細いものでかき出す
便器と床の隙間におすすめなのが、細いものでかき出す方法です。
綿棒や竹串に拭き掃除用のトイレクリーナーを巻き付ければ、即席の掃除アイテムのできあがり。竹串なら強度もあるので少々力を入れてこすっても折れる心配はありません。また、綿棒に洗剤を含ませて拭き取る方法もおすすめ。隙間に差し込んで汚れをかき出していきましょう。
使い終わったら袋に入れて縛れば衛生面の心配もありませんよ。
トイレの隙間で固まった汚れは掃除できる?
便座の取り付け部分にハネた尿を長期間落とし忘れると、汚れが石のように固まってしまうことも。この汚れは「尿石」といい、トイレクリーナーやふだん使いのスプレー洗剤ではなかなか落とせません。
ついてすぐなら、いらないポイントカードなどでこすればこそげ落とせます。それでも落とせない場合は、溶かすしかありません。
クエン酸を用意し、小さじ1杯を200mlの水に溶かしてトイレクリーナーに含ませ、これを尿石に「パック」するように貼り付けたらOK。2時間ほど放置すると尿石がふやけてやわらかくなっているので、トイレクリーナーやブラシなどでこすれば落とせます。
パックのあいだはトイレが使えなくなるので、時間帯に注意して掃除しましょう。
トイレは月に1回の隙間掃除で汚れをためない
トイレの隙間はおうちのなかでも特に汚れやすい場所です。ふだんこまめに掃除していても隙間に入りこんだ汚れまでは取り切れないと考えてくださいね。
ふだん掃除はいつもと変わらない方法で大丈夫なので、月に1回ほど念入り掃除の日をつくり、ササっと掃除してあげましょう。これなら楽にキレイなトイレを保てそうですね。