毎日使っているとすぐに汚れてくるトイレ。掃除が必要なのは分かっていても、忙しい生活の中で時間をとるのはむずかしいですよね。

でも、いくつかポイントを押さえるだけでトイレ掃除を簡単にできるようになります。今回は頑張らずにできる簡単なトイレの掃除方法をご紹介します。

トイレ掃除を簡単にする一番のコツは?

トイレ掃除

トイレの掃除を簡単に終わらせるためのコツは、あらかじめ「掃除する範囲を決める」こと。

いざ掃除を始めたら汚れがどんどんと目について止まらなくなってしまう…ということは誰にも経験がありますよね。気になって掃除を始めたら、あれもこれもとキリがないので、事前に「ココを掃除しよう!」と決めておくことが大切です。

たとえば便器だけにしぼってしまえば、1分ほどで終わらせられます。これなら毎日でも続けられますよね。

1日1ヶ所ずつ1分掃除を繰り返すだけで、トイレ内の目に見える汚れがぐっと減るのを実感できますよ。

簡単なトイレ掃除には何が必要?

トイレの掃除道具

用意するもの
必須
『トイレクイックル』などのトイレクリーナー
『トイレマジックリン』などの中性洗剤
トイレブラシ
あると便利
『トイレハイター』などの塩素系漂白剤

簡単掃除は、使う道具もシンプルに。道具はできるだけ減らして使い分ける手間をはぶきましょう。

基本はクリーナーを使った拭き掃除で、あとは便器内を掃除するためのブラシと洗剤があれば十分。塩素系漂白剤はこする手間を省くことができるのであると便利です。

毎日続く簡単なトイレ掃除の方法は?

トイレクリーナーで拭き掃除

次の手順で、汚れの少ない場所から順番にキレイにするとクリーナー1枚で隅々まで掃除できますよ。

便器内に洗剤を吹き付ける

便器内に洗剤をぐるっと吹きかけ放置する。そのあいだに②へ。

フタやタンクを拭く

ホコリ汚れがメイン。高い場所からクリーナーで拭いていく。

便座を拭く

折り目を変えて新しい面で便座の表→裏の順に拭く。

便器を拭く

床の付け根あたりを重点的に拭き、便器内をブラシでこすって水を流して完了。

トイレ掃除を簡単にすませるには、「汚れやすい場所を重点的に」が原則

特に汚れやすい場所は「便座と便器まわり」です。飛んだ尿の飛沫などがついているのでこまめに落としましょう。

便器の中に輪っか状の黒ずみがでている場合は、『トイレハイター』などの塩素系漂白剤をかけるとブラシで擦る必要もなくキレイにできます。

トイレ掃除を簡単にするグッズ3選

トイレは通常の洗剤でも十分簡単に掃除の手間をはぶけますが、市販の便利アイテムを活用するともっとラクになります。おうちに合うものを選んでくださいね。

『まめピカ 抗菌プラス』(ライオン)

トイレットペーパーに吹き付けて使う中性洗剤です。濡れてもボロボロにならない成分が含まれているので、トイレットペーパーがクリーナー代わりになります。

スプレー式の中性洗剤とトイレクリーナーの両方の特徴を合わせ持っているので、これ一本あれば掃除ができます。除菌成分も配合されているので、汚れの気になるトイレでも安心ですね。

『かんたん洗浄丸』(小林製薬)

錠剤タイプの塩素系漂白剤です。汚れが目立ってきたらひと粒とってトイレに入れるだけで簡単に除菌掃除をおこなってくれる優れもの。

黒ずみや臭い汚れをスッキリ落とし、もとの真っ白な姿に戻してくれますよ。

『バイオ トイレのキバミ・臭いに』(コジット)

トイレの手洗い器やタンクのなかに設置するだけで便器の汚れを防止してくれる便利グッズです。

無色無臭で、微生物の力を使って汚れを取り除いてくれます。芳香剤が苦手、という人にもおすすめですよ。

簡単なトイレ掃除を継続してキレイを保つ

トイレ

できればやりたくないなあ、と後回しにしてしまうトイレ掃除。

それを簡単に進めるコツは、「掃除の範囲を先に決め」て、できるだけ「使う道具を少なくする」ことです。

こうすると掃除しようと思ったときにすぐ始められるので、面倒になってやめてしまうということを防げます。いつでもキレイで白く輝いたトイレを保ってくださいね。