トイレの落ちにくい汚れに困ってませんか?できるだけ強力な洗剤を使ってラクに落としたいですよね。
でも洗剤はただ強力なものを選べばいいというわけではありません。
そこで今回は、トイレの掃除にぴったりの強力洗剤と選び方をまとめて紹介します。
トイレ用の強力洗剤は汚れに合わせて選ぼう
トイレにできる汚れは同じように見えても、原因はさまざまです。
その汚れにあわせて洗剤を選ぶのがポイントなんです。ただ強力なものを使うだけでは効果が薄れるので、まずはどんな汚れを落としたいのか見極めることから始めましょう。
黒ずみ汚れ
便器にできる黒ずんだ汚れ。掃除をせずにいると水を取り囲むかのうようにできるあの汚れは、「雑菌やカビが繁殖したこと」が原因です。
この汚れを触らずにキレイにするには、「除菌作用の強い洗剤」を選ぶのがコツ。
黄ばみ汚れ
同じく便器の中、フチの裏にできる黄ばんだ汚れ。この汚れは便器についた尿が乾いて時間が経ち、石にように変化したものです。尿石とも呼ばれる黄ばみ汚れはちょっとこすったくらいでは落ちません。
この汚れはアルカリ性の性質があるので、「酸性の洗剤」を使うことでふやかして流せるようになりますよ。
トイレの強力洗剤|除菌もできる3選
トイレの黒ずみ汚れを撃退できる除菌効果の高い洗剤は「塩素系漂白剤」です。
除菌作用のある塩素が配合されているので、プールの消毒を濃くしたような匂いがするのが特徴です。汚れに直接ふりかけて数分で黒ずんだ汚れがスッキリと落とせますよ。
1.『花王 トイレハイター』
トイレ専用の塩素系漂白剤。99.99%と高い除菌力を備え、洗剤を流して数分で除菌が完了するのがポイントです。フチ裏にもかけられるノズルなので使いやすいですよ。
- 税込価格
- 235円
2.『ユニリーバ ドメスト』
トイレだけでなく排水口など水回りならどこでも使える『ドメスト』。雑菌汚れ全般に使えるので、1本用意しておくとマルチに活躍します。
- 税込価格
- 208円
3.『ジョンソン 超強力トイレクリーナー』
粘度の高い洗剤が便器の内側に張りついてとどまる『超強力トイレクリーナー』。汚れやすいフチ裏を重点的に掃除したい場合におすすめです。
- 税込価格
- 233円
トイレの強力洗剤|頑固な汚れ向き酸性洗剤3選
フチ裏や尿の通り道を中心に黄ばんだ汚れがあるときは、尿石を落とせる酸性の洗剤を活用しましょう。
パッケージ裏面の「液性」という部分に明記されているので、確認してみてくださいね。
4.『KINCHO サンポール』
『サンポール』はトイレ用の酸性洗剤で最もポピュラー。内容液の改善は常に進歩し、洗浄パワーが2倍にまでアップしました。
- 税込価格
- 357円
5.『ライオン トイレのルック』
ライオンの『トイレのルック』は、とろっとした液が特徴。かけた場所にとどまってしっかり尿石を分解してくれますよ。
- 税込価格
- 198円
6.『協和産業 デオライト-L』
尿石を素早く溶解除去できる、強力洗浄剤『デオライト-L』。洗浄効果は高く、成分選定や配合にこだわり環境にも配慮した製品です。
- 税込価格
- 1,020円
トイレの強力洗剤を使うときの注意点は?
トイレにできたガンコな汚れを落とすときには注意点があります。
それは「塩素系漂白剤」と「酸性洗剤」を併用しないこと。一緒に使うと反応が起きて有害な塩素ガスが発生し、大変危険です。
ついまとめて掃除したくなりますが、黒ずみをや黄ばみを落とすのは別の日にするなど、洗剤同士が混ざらないよ工夫が必要です。
どちらの洗剤にも、「まぜるな危険」と大きく注意書きがされているはずなので表示をよく読んで確認しながら進めましょう。
強力洗剤でも落ちない汚れは削り取るのが◯
洗剤をきちんと選んでも、特にガンコにこびりついた汚れには苦戦しますよね。
そんなときは、繰り返し使ってみたり、放置する時間を長めにするなどの工夫を凝らしてみましょう。繰り返しているうちにだんだんと汚れがふやけて落としやすくなりますよ。
サンドペーパーなどで削り落とす方法もありますが、便器のコーティングも落としてしまうので最終手段にとっておきましょう。
トイレは強力な洗剤でピカピカに保とう
トイレの汚れをスッキリと落とすコツは、汚れの正体を把握することです。汚れの原因がわかっていれば、ほとんど落とせたようなもの。
よくできてしまう汚れがあったら強力洗剤をあらかじめ用意しておくと、気になったときにすぐ掃除できますよ。
強力洗剤をうまく活用して、ピカピカのトイレを保ちましょう!