ウッドデッキのお掃除、していますか?
「ウッドデッキは丈夫だし、わざわざ掃除しなくても大丈夫なはず」と思っている人もいるかも知れません。
しかしウッドデッキの汚れを放置していると劣化が早くなるほか、カビが生えるなど見た目も悪くなってしまうんですよ。
そこで今回はウッドデッキの掃除方法について説明します。普段のお手入れ方法も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
ウッドデッキが汚れる原因は?
ウッドデッキは風雨にさらされているので、おうちの中とは違った汚れがつきます。
ウッドデッキの上で何かをしなくても、自然と砂埃や雨染み、泥汚れなどがつきます。また、ウッドデッキの上でBBQや屋外遊びをすれば、食べ物カスや飲み物汚れなども付着します。
ウッドデッキは天然木でも人工木でも、表面が木目調にデコボコしているので汚れが入り込んでいきます。掃除しないでいると真っ黒な汚れで表面が覆われてしまいますよ。こうした汚れを放置しているとカビや苔なども発生し、落としにくい汚れになってしまうんです。
ウッドデッキを安心して使い続けるためにも、定期的に掃除をして汚れを取り除く必要があります。
ウッドデッキを掃除する方法は?どんな洗剤を使う?
- 必須
- デッキブラシ
- ほうき
- ちりとり
- 雑巾
- 食器用中性洗剤
ウッドデッキの掃除は、水をかけてこすり洗いするのが基本です。汚れをしっかり落とせるように、力を入れてこすり洗いできるデッキブラシは必須です。
また、デッキブラシでこする前に大きなホコリや汚れを落とすためにほうきとちりとりも用意しましょう。
ウッドデッキの掃除には特別な洗剤は必要なく、落ちにくい汚れには食器用洗剤を使えばOKです。
ウッドデッキを掃除する方法
ウッドデッキには樹脂でできた人工木と、樹木を使った天然木のものがあります。それぞれで掃除方法が少し違うので、順番に説明します。
人工木のウッドデッキを掃除する方法
人工木は汚れに強く、丈夫なので掃除方法も簡単です。
最初にほうきとちりとりで、大まかな汚れを払い落とします。そして、木目に入り込んだ砂埃や泥汚れなどは、デッキブラシで水洗いすればキレイになります。水を流して木目に沿ってこすればOKです。
もし食べ物の油汚れや、飲み物のシミなどがあれば、食器用中性洗剤を溶かした水をつけてこすり洗いしましょう。泡立ててこすればキレイになります。仕上げに雑巾で乾拭きすればピカピカに仕上がりますよ。
天然木のウッドデッキを掃除する方法
基本的な掃除方法は人工木と大きくは変わりませんが、天然木は傷つきやすく、塗装が剥がれることもあるので優しく洗いましょう。
最初にほうきとちりとりで、砂埃やほこりなどの大きな汚れを落とします。そして、水をかけてデッキブラシでやさしくこすってください。ある程度こすり終えたら、固く絞った雑巾で木目に沿って水拭きしましょう。デッキブラシでこすりすぎると傷がつくので、ある程度汚れを落としたら雑巾でやらしく拭くのがポイントです。
最後に乾拭きをしたら、1〜2日ほど乾燥させれば完了です。
ウッドデッキの汚れを防ぐには?どんな手入れをすべき?
ウッドデッキは汚れが溜まってからまとめて掃除するよりも、普段からこまめに手入れしているほうが長持ちします。
掃き掃除をする
砂埃や泥汚れがついたままだとウッドデッキの劣化が早くなります。1ヶ月に数回はほうきで掃いて表面の汚れを落としましょう。
日当たりをチェック
湿った状態が続くのも劣化の原因です。植木鉢や置物を一箇所に置きっぱなしだと、その部分が湿気ってしまいます。モノは置きっぱなしにせず、置き換えるなどして日に当てて乾燥させましょう。
天然木は塗装を見直す
天然木のウッドデッキは、1〜2年に1回は塗装をし直してください。最初に塗装されている防カビ・防汚効果は時間が経つにつれて弱まっていくので、見直さないとかえって汚れやすくなり、劣化を早めてしまいます。
ウッドデッキは定期的な掃除と手入れで清潔に
ウッドデッキは丈夫そうに見えるので、手入れを怠っているおうちが多いようです。しかし手入れが行き届かなければ、ウッドデッキも劣化が進み、場合によっては腐って破損するケースもあります。
また、汚れを放置しているとカビができて見栄えを悪くしてしまうこともあります。
ウッドデッキを掃除するのは大変に感じるかもしれませんが、デッキブラシと水を用意すれば簡単にキレイにできますよ。道具を常備しておいて、天気のよい日にぜひ掃除してみてくださいね。