おうちの掃除ではあまりなじみがないデッキブラシ。でも、使い方次第でおうちの頑固な汚れをしっかりと落としてくれるスグレモノなんです。
今回はデッキブラシはどんなもので、おうちの掃除にはどう使えるのかとあわせて、おすすめの商品をご紹介します。
デッキブラシって何?
デッキブラシは、長い柄に歯ブラシのような四角い形のヘッドがついたブラシです。
デッキブラシはもともと船のデッキの掃除で使われていたことから、この名前で呼ばれています。ブラシの毛はとても固く、丈夫な場所の頑固な汚れをこすり落とすに便利で、長い柄のおかげで腰を曲げることなく力を加えられるのが特徴です。
ブラシの面積が広いので、広範囲の場所を掃除するのに向いています。
デッキブラシは『玄関・駐車場・ベランダ・ウッドデッキ』の掃除に使える!
おうちの掃除にデッキブラシの出番はなさそうですが、1本あるとさまざまな場所の掃除に使えて便利なんです。普通なら落とすのが大変な汚れでも、デッキブラシがあれば解消できるかもしれません。
次の場所では使いやすいので、汚れが気になるようであればぜひ試してみてくださいね。
玄関
玄関は固いタイルなどでできているので、デッキブラシが使えます。砂ぼこりや泥汚れなどが染みつきやすく、放置していると落とすのが大変に。
デッキブラシなら目地に入り込んだ汚れもキレイにかき出してくれますよ。
駐車場
屋外にある駐車場は風雨にさらされていて、土ぼこりやコケなどでとっても汚れやすくなっています。面積が広くこまごまと掃除するのは大変なので、デッキブラシを使うのがおすすめです。
ベランダ
マンションのベランダでもデッキブラシは使えます。大きなゴミなら、ほうきホウキとちりとりで取り除けますが、細かい砂ぼこりなどはデッキブラシでこすり洗いしたほうが確実に落とせます。
ウッドデッキ
ウッドデッキがあるなら、デッキブラシが大活躍します。ただ、タイルやコンクリートに比べると木材は傷つきやすいので注意が必要です。天然木のウッドデッキなら表面を傷つけないように、やわらかめのブラシがおすすめです。
デッキブラシの使い方は?
デッキブラシを使うときは、水で汚れをすすぎながらこすり洗いするのが基本です。次の手順で掃除してみてくださいね。
軽く水で濡らす
散水ノズルやジョウロを使い、掃除したい面に水を軽くまきます。雨の後なら濡らす手間も省けますよ。
デッキブラシでこする
高いところから低いところを意識してこすり洗いしましょう。汚れが流れる排水口などがあるほうに向かって掃除します。
水を流して汚れを落とす
再度、水をまけば完了です。水をまいたあとに汚れが残っている場合は、同じ手順でキレイにしましょう。
デッキブラシは便利ですが、マンションなどのベランダ掃除に使う場合は水をたくさん流せないことがあります。そのときは汚れのひどい部分だけにデッキブラシを使うなどで対処しましょう。
デッキブラシを選ぶときのポイントは2つ
デッキブラシは「ブラシ部分」と「柄の素材」で選ぶのがポイントです。使う場所と使いやすさを考えて選んでくださいね。
ブラシ部分の選び方
おうちで掃除したい場所にあったブラシの素材を選びます。
①ナイロン素材
ナイロン製の毛は固くて水に強く、手入れに手間もかかりません。コンクリートやタイルなどの固い場所で効果を発揮します。
天然木といったやわらかいものを使っている場所は、シダなどの天然素材のブラシを選びましょう。比較的デリケートな素材でも傷つけずにキレイに掃除できます。
柄の部分の選び方
柄の部分は長さや素材を考えて選んでください。
①長さ
1mほどの長さがあれば、かがまないでラクに使えます。伸縮できるデッキブラシもあるので、頻繁に使わずにコンパクトに収納したい人におすすめです。
竹製や金属製などいろんなタイプの素材が使われていますが、寒い季節にも使うなら冷たくなりにくい竹製がおすすめです。
おすすめのデッキブラシ5選
1.『レデッカー レデッカークリーニングツールズ デッキブラシ』
ドイツの老舗ブラシメーカー「レデッカー」のデッキブラシは、見せる収納が叶うカラーリングが人気。柄もブラシ部分も天然素材なので温かみを感じるアイテムです。ウッドデッキを傷つけず掃除ができるのも見逃せません。
・しっかりとした作りで簡単には壊れません。
・コシがあるブラシで掃除しやすいです。
- 税込価格
- 3,024円
- ブラシ素材
- 植物繊維
2.『木柄シダデッキブラシ』
水をよく含んで、ほどよい硬さが特徴の「シダ」を使ったデッキブラシ。木製の柄と天然素材のシダの組み合わせは、ナチュラルなイメージですね。ゴシゴシこすって掃除しやすく、ハードに使えるのがうれしいポイントです。
・お手頃価格なのに、しっかり掃除ができてかわいいです!
・ブラシにコシがあるので、汚れ落ちがとてもいいです。
- 税込価格
- 998円
- ブラシ素材
- シダ
3.『デッキブラシ 伸縮タイプ』
広範囲の掃除におすすめなのが、30cmの幅広デッキブラシです。大きめヘッドながら軽量で、柄は伸縮可能と機能的!ブラシの素材は水に強いポリプロピレン繊維です。毛先にかけて広がる形状になっているので、コーナー洗いがしやすいですよ。
・ブラシ部分はコシがありとてもしっかりとしています。
・タイルの部分の水洗いではとてもきれいに汚れを洗い落とすことができました。
- 税込価格
- 2,199円
- ブラシ素材
- ポリプロピレン
4.『タカギ 伸縮型パチットデッキブラシ』
ブラシの柄の部分にホースを接続することで、水を出しながら掃除ができる画期的なデッキブラシ。バケツに水を汲みながら掃除する手間が省けますよ。さらに、場所や人に合わせて78cm~124cmに伸縮できるのもポイントです。
・長さもいい具合に調節でき、ブラシもしっかりコシがあります!
・使うつもりのなかったホース接続も、使ってみたらめちゃくちゃ便利。
- 税込価格
- 2,018円
5.『アズマ 縦横デッキブラシ』
ヘッドの向きを縦・横方向に付け替えられるデッキブラシ。縦にできると、掃除しにくかった隙間や溝もラクにキレイにできて便利です。外側にハードブラシ、内側にソフトブラシを配置して、汚れ落ちをアップさせています。
・縦、横に切り替えられる機能は便利です。
・思いっきり力を込めても丈夫だから、掃除がはかどります。
- 税込価格
- 2,770円
- ブラシ素材
- PET
デッキブラシで掃除がもっとラクになる
家の顔とも呼ばれる玄関はキレイにしておきたいですが、念入りな掃除はなかなかしにくいもの。デッキブラシで、年1回の大掃除のときに一気にキレイにするのも一つの方法です。
ベランダや駐車場などにも使えて重宝するので、取り入れてみてくださいね。