カーペットの上をコロコロと転がすだけでゴミを取ってくれる『コロコロ』。かわいらしい名前と手軽さで、今や掃除の定番アイテムですね。
今回はそんな『コロコロ』を使った簡単なお掃除方法や、どんな場所に使えるのかについてご説明します。
『コロコロ』はどんな道具?正式名称は?
カーペットの上を転がして使う掃除道具を指して、『コロコロ』と呼んでいる人も多いと思いますが、実は『コロコロ』は立派な商品名。株式会社ニトムズが販売する商品だけに使われる名前なんです。
ほかの会社から販売されている似たような商品は、一般的に「粘着クリーナー」「カーペットクリーナー」などと呼ばれています。
ガムテープのような粘着力で毛足の長いカーペットにからまったゴミを取り除いてくれるすぐれもの。最近ではたくさんの種類が販売されているんですよ。
『コロコロ』を掃除に使うメリットは?

ほかにもたくさんメリットがあるので見てみましょう。
・コンパクトで収納の場所を取らない
・サッと手軽に手に取れるので準備がいらない
・どこでも持ち運べる
・静か
・場所に応じて種類を使い分けられる
・ゴミが目視できる
「静かに」そして「手軽に」さまざまな場所を掃除できるのが『コロコロ』の魅力です。
『コロコロ』で掃除できる場所はどこ?

・カーペットにからまった髪の毛やダニ
・フローリングに落ちているホコリ
・壁に張り付いた細かいホコリ
・洋服についた花粉やホコリ
・布張りのソファやクッションの汚れ
・犬や猫などペットの毛 など
『コロコロ』の基本的な使い方は?

たとえば、床を掃除したあとに布団を掃除機がけすると汚そう…という場合などに『コロコロ』がおすすめ。
ゴミが目立つ場所をコロコロと転がして、汚れたら破り捨てるだけなので清潔。お掃除がはかどりますよ。
強く押しつけすぎると素材を傷めてしまうことがあるので、使うときに注意してくださいね。
掃除のギモン

『コロコロ』は床掃除には使えないの?

実際、ツルツルした表面のフローリングにコロコロを使ったら、フローリングのコーティングがはがれてしまったり、貼りついてはがれなくなってしまったりといったトラブルは起こるかもしれません。
これは、粘着力が強いカーペット用のものを使っているためで、フローリングに使いたい人はフローリング用の粘着クリーナーを選びましょう。
場所ごとに種類の異なるものが販売されているので、次から具体的に見てみましょう。
『コロコロ』にはどんな種類がある?粘着度もそれぞれ違う?
ニトムズが販売する『コロコロ』にはさまざまなタイプがあります。それぞれ特徴が異なるので、場所に応じた『コロコロ』を用意しておくと掃除がはかどりますよ。
『コロコロ フロアクリン』
フローリングや畳などに使ってもベトッとくっつかないタイプのコロコロ。『クイックルワイパー』のように長い柄がついているのでかがまずに掃除ができます。
『コロコロ スマート 洋服用』
洋服用のコロコロで、柄が短いので洋服を着たまま簡単に使えます。玄関に置いておけば、帰ってすぐに外の汚れや花粉などをまとめて取れますよ。
『コロコロ ミニ リビング寝室用』
繊維の奥に入り込んだ毛などもしっかり吸着できる「強接着」のテープがついたコロコロです。ソファやクッションにも使えます。
『コロコロ コロペット』
ペット用のコロコロはテープにひと工夫。グリーンの色味でくっついた毛がひと目でわかるようになっています。ペットを抱きかかえたあとの洋服はもちろん、ペットのベッドや洋服にも使えます。
『コロコロ』は毎日の「ながら掃除」に便利

たとえば、テレビを見ながらソファやクッション、カーペットなどをコロコロする、電話中に壁やカーテンをコロコロするなどなら、簡単にできそうですね。
まずは手持ち無沙汰なときにコロコロを手にとることから始めてみましょう。