「もっと収納量をアップする方法はないかな…」「スペースを有効活用できる方法はないかな?」と、どんな収納アイデアがあるのか気になっている人は多いと思います。

そんな人のために、おうちでうまく活用されていないデッドスペースを収納に変えるアイデアをいくつかご紹介します。

収納のアイデアを活かせるのはこんな場所!

アイデア

「おうちにモノが多い…」「キレイに整理したいけどどうしたらいいか分からない…」という悩みは尽きません。

そんなときは「おうちのデッドスペースを見つける→モノの置き場所をつくる(収納スペースをつくる)」の2段階で収納自体を増やしてあげましょう。

おうちのなかで特にデッドスペースになりやすいのが以下の場所。収納に使えるなんて思いもしなかった意外な場所も、ちょっとした工夫で活用できるんです。

① 目線より高い場所
② 壁面
③ ドア裏・扉裏
④ ベッド下
⑤ 狭い隙間

それぞれの場所にどんな収納をつくれるのか方法と便利な商品を合わせてご紹介していきます。

【収納のアイデア①】「目線よりも高い場所」の活用例

ウォークインクローゼット 吊る ハンガー 天袋

目線よりも高い場所は意外と盲点になりがちな場所。特に「クローゼットの天袋」「和室の梁や柱の上」「トイレのタンク上」「各部屋のドアの上」などの空間はデッドスペースになっていることが多くあります。

高い場所は手の届きにくい場所なので、長期間使わないものやストックするものの収納にぴったり。以下のようなアイテムを活用すれば収納が増やせますよ。

『強力タイプの突っ張り棚』(平安伸銅工業)

突っ張り棚は高い場所の収納におすすめ。トイレの壁同士、クローゼットのハンガー上の空間などに固定して使いましょう。クローゼットにはシーズンオフの上着など長期間使わないもの、トイレには掃除道具やトイレットペーパーのストックなどが収納できます。

『木製コーナーハンガー』(ヒロショウ)

和室の柱と柱をつなぐ横木は、脱いだスーツなどをとりあえずかけておくスペースによく使われていますね。このコーナーハンガーを使えばさりげなく収納場所をつくれます。上にはモノを置けるのでたまに使う身支度用品などを並べられます。

【収納のアイデア②】「壁面」の活用例

壁面収納

どんなお部屋にもある壁を、収納スペースに変身させられます。「リビング」「玄関」「キッチン」などで活用するのがおすすめです。

すぐに活用できる方法は、フックを取り付けたり、棚板を設置することです。ただ、どちらも穴を空けて固定するので「壁に穴を空けたくない!」というときは以下のアイデア商品などを使うのも手です。

『メッシュパーテーション』 (アイリスオーヤマ)

床と天井の間でつっぱって固定するタイプのパーテーションです。壁際にちょっとしたスペースがあれば簡単に収納場所がつくれますよ。リビングのコート掛けや玄関先で鍵置き場として使うのもいいですね。

『ディアウォール』(若井産業)

思い通りのデザインの棚をつくって設置したいひとにおすすめなのが、ディアウォール。ホームセンターで売られている木材の先端につければ簡単に床と天井につっぱらせた棚がつくれるアイテムです。

【収納のアイデア③】「ドア裏・扉裏」の活用例

ドア

普段何気なく使っているドアの裏や、キッチンのシンク下収納の扉裏など、開き戸の裏も収納に使えます。特に「ウォークインクローゼット」「納戸」などのスペースで使うのがおすすめです。

粘着式のフックを取り付ければすぐにでも収納スペースとして使えますが、ドアに傷を残すかもしれないので次のようなアイテムを使ってみてください。

『smart ドアハンガー』(山崎実業)

ドアの上に引っ掛けるだけで使えるドアハンガー。5つのフックがついているので、クローゼットでコーディネートを決めるときなんかにもピッタリ。スッキリしたデザインなのでリビングなどの生活空間に置いても雰囲気が出ます。

『アルドー 布製収納棚 ・ポケット』(InterDesign)

4つのポケットの付いた簡易収納棚です。クローゼットでスカーフなどのアクセサリー類をまとめて収納するのもいいですが、リビングでポケットを人別に分けて郵便物の収納ラックにするのもよさそうです。

【収納のアイデア④】「ベッド下」の活用例

ベッド下

ベッド下など目線が極端に低い場所もついつい見過ごしてしまいますね。ラグマットなどの「季節もの」、衣類など「定期的に出し入れするもの」の収納に向いています。

床下からの高さとベッドの奥行きにあったケースなどを用意し並べるだけなので、手軽に取り入れられますよ。

『Fits フィッツケース ロング』(天馬)

中身が見える樹脂製のクリアケースは、ベッド下収納の定番商品。色々なサイズが販売されているので、ベッド下の高さや幅に合わせやすく、モノの取り出しもかんたんです。

『杉 キャスター付きすのこ』(ノーブランド)

キャスター付きのすのこは通気性がよく、少しの力で動かすことが出来るため、子供でも簡単に出し入れできます。周りをおおうものがないので、何があるかもひと目でわかりますよ。

【収納のアイデア⑤】「狭い隙間」の活用例

洗濯機 洗面所

キッチンの冷蔵庫横や洗面所の洗濯機横など、大型のものを置いた脇のスペースもついつい見逃してしまうスペースです。ぜひ収納に変えてあげましょう。

天井までの高さを活かした収納にするには専用の細いラックなどを活用するのが一番。どれくらいの狭さか幅をはかって見合った商品を探してみましょう。

『隙間収納 スリムラック』(ワイエムワールド)

幅20cmで使えるスリムな収納ラックです。白を基調に、表面は鏡面仕上で光沢があり、落ち着いた印象があります。下部が引き出し、上部が棚でたくさんモノをしまえ、トビラでなかを隠せます。

『スリムワゴン』(不動技研)

シンプルな3段組みのキャスター付きワゴン。15cmの幅があれば収納でき、調味料などの細かいものの収納に向いています。下段には2Lのペットボトルも入れられますよ。

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覚えておきたい

エコなわざあり

収納のアイデアを活かしてもしまいきれないときは?

片付け 

収納アイデアを駆使しても、どうしても収納できない。空いたスペースがない!というときもあると思います。

収納を増やしてもしまいきれないなら、それはモノが多すぎることが原因かもしれません。

勇気を出して不要なものを処分することも大切です。「1年以上使っていないもの」「汚れがついているもの」など、選別の判断基準をつくって処分していきましょう。

十分に不要なものを処分できると、必要なものに囲まれたスッキリした生活空間になりますよ。

収納のアイデアで毎日の家事がもっと楽しくなる

居心地のいい部屋

デッドスペースを見つけて、そこを収納に変えるアイデアを活用すれば、雑誌やSNSにはないわが家なりの収納ができます。

普段の何気ない家事も、「どこか収納にできないかな」「もっと片付けやすくできないかな」と考えながらやるとアイデアが膨らみますよ。

収納が増えればモノが床に散らかることもなくなり、掃除もグッと楽になりますね。