刺繍の技法のひとつである「フェザーステッチ」は、羽のような仕上がりになるのが特徴的なステッチです。
刺繍のラインや飾り模様などを作るときによく利用され、表現の幅が広いため、刺し方を覚えるとより刺繍が楽しめますよ。
今回は、そんなフェザーステッチの刺し方やコツをご紹介します。
フェザーステッチとは?
フェザーステッチは、名前のとおり鳥の「羽」のような形に見える刺し方のことです。ラインを太く見せたりや植物の葉、茎などの模様を表現するときによく用いられます。
それでは、早速フェザーステッチのやり方をご紹介します。ここでは、わかりやすいように下から上に刺し進める程で説明していくので、実際に刺すときは自由に方向を変えてくださいね。
フェザーステッチの刺し方は?
- 生地に4本の線を書くフェザーステッチの基準となる4本の線を縦に引く
- 玉結びをするまず刺しはじめに玉結びをする
- 左から右へ針を入れる左端の線上の布裏から表へ針を出し、左から3番目の線上に針を入れる
- 糸をかけて引く渡した糸の真ん中にある左から2番目の線上の少し上の位置から針を出して糸をかける
- 右から左へ針を入れる左から4番目の線上に針を入れ、渡した糸の真ん中にある左から3番目の線上の少し上から針を出して糸をかける
- 3〜5を繰り返すここからは繰り返しで渡した糸の真ん中をとめて三角形を作る
- 刺し終わりは糸を引いて裏側へ刺しおわりは渡した糸の真ん中から針を出してきて、その外側に入れて布裏に引き抜く
- 玉留め布裏で玉留めをしてフェザーステッチが完成
フェザーステッチをキレイに刺すコツは?
フェザーステッチは、大きさや間隔をそろえるとキレイに見えます。基準がないとわかりづらいので、大きさや間隔をそろえるためにも、刺しはじめる前に4本線を引いておくのがおすすめですよ。
フェザーステッチで刺繍をもっと楽しもう
フェザーステッチは、羽のような見た目に仕上がるのが特徴のステッチです。
太めのラインや、葉、茎の模様など、さまざまな図案に使えるのでぜひ挑戦してみてくださいね。
フェザーステッチを覚えて、さらに刺繍を楽しみましょう。