仕事中にスーツのボタンを引っ掛けてしまい、ボタンが外れてしまった経験がある方も多いでしょう。

しかし、ボタンが外れたままだと、だらしないように見られてしまうので困りますね。

しっかりと身だしなみを整えて仕事をするためにも、なるべくボタンは手早く付け直しましょう。そこで今回は、スーツのボタンの付け方を詳しく説明します。

スーツにボタンを付けるときに準備するものは?

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ボタンを付けるときに必要な道具は、針と糸です。

スーツのボタンが取れたときのために、ソーイングセットを常備しておくのも大切ですね。

糸の色や太さは統一させます。ボタンを無くしてしまったときも、似た大きさや色のものを使いましょう。

スーツに適しているボタンと糸を使って、正しく縫い付けてくださいね。

スーツのボタンの付け方|基本の手順は?

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ボタンの付け方は、主に2通りです。はじめに、ボタンの糸の通り方が「×」と「二」のどちらか確認しましょう。ボタンの縫い方を揃えるのも、上手く付けるポイントのひとつですよ。

ボタンを付ける位置に針を通す

針の穴に糸を通し、適切な長さで糸を切ります。玉結びをしたら、ボタンを付ける位置に針を通しましょう。

ボタンを付ける位置がずれないように、布の裏側にチャコペンで印を付けて置くのがおすすめ。すくうようにして針を表に出してください。ここまではどちらの縫い方も同様です。

ボタンの表面が「×」になるように縫い付ける方法

ボタンの穴に裏から針を通します。対角線上にある穴に表から針を通しましょう。

ボタンの2ヶ所の穴に糸を通したら、布をすくうようにして針を入れます。このとき、ボタンが布から5mm程度浮くようにしてください。この手順を2周ほどしたら、糸を通してない穴も同様に縫いましょう。

ボタンの表面が「二」になるように縫い付ける方法

ボタンの穴に裏から針を通します。平行方向にある穴に表から針を通しましょう。

ボタンの2ヶ所の穴に糸を通したら、布をすくうようにして針を入れます。このとき、ボタンが布から5mm程度浮くようにしてください。同じく、この手順を2周ほどしたら、糸を通してない穴も同様に縫いましょう。

ボタンを固定させる

5mmほどボタンを浮かせていた部分の糸にぐるぐると糸を巻き付けます。2〜3回程度巻き付けたらOK。最後の輪に針を通したら、布の裏側に針を出しましょう。玉留めをして糸を切ったら完了です。

スーツのボタンの付け方|上手に付けるコツは?

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2周以上糸をボタンの穴に通す

ボタンを付けるときは、同じ穴に2周以上糸を通すのが大切。1周だけだと、ボタンを開け閉めするときに糸がちぎれやすいです。ボタンを固定させるときも、2周以上巻き付けましょう。

ボタンと布の間に空間を作っておく

ボタンは布から5mm程度浮くようにして、縫い付けましょう。ボタンと布の間に空間が無いと、開け閉めしづらくなってしまいます。浮きすぎてもボタンが垂れてしまうのできをつけてくださいね。

布は近い位置ですくう

布をすくう位置はバラバラにならないようにしましょう。近い位置に針を入れて、縫い糸をきれいに見せてくださいね。布の裏側にも意識を向けるのが、上手くボタンを付けるポイントですよ。

スーツのボタンの付け方を覚えよう

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スーツのボタンはすぐに取れてしまわないように、しっかりと縫い付けるようにしましょう。同じ縫い方で統一すると、違和感がありません。

自分で縫い直した場所が分からないように、同系色のボタンや糸を使いましょう。ボタンを正しく付けて、身だしなみを整えてくださいね。