繊細なワイングラスは洗うときに不安を感じますよね。傷つけてしまったらどうしよう、あるいは汚れがうまく落ちないなど、洗い方に悩まれている人も多いと思います。
そこで今回はワイングラスをピカピカに仕上げるための洗い方や拭き方について説明します。水垢をしっかり落としてキレイなワイングラスをキープしましょう。
ワイングラスの気になる水垢や手垢の原因は?
ワイングラスのようにツルッとしたガラス製の食器は、汚れが目立ちやすい特徴があります。
普通の食器なら手で触っただけでは汚れは目立ちませんが、ワイングラスを触ると指紋や手のひらの脂がついてしまい、くっきりと浮き出てしまいます。
また、水道水や飲み物が蒸発したあとに残る水垢も目立ちます。水滴が滴った場所やとどまっていた場所には白い線がうっすらと現れてしまいます。
普段遣いするときにつく汚れがワイングラスでは目立ってしまうというわけです。だからこそピカピカに洗い上げるにはちょっとしたコツがいるんですね。
ワイングラスの洗い方
ワイングラスにつく水垢や手垢であれば洗剤を使わずに落とせます。
45度のお湯でワイングラスを洗い流します。食器用のスポンジでこすれば大体の汚れは落ちますよ。なかには口を付ける部分に落ちにくい汚れがつくこともあるので、その際は食器用の中性洗剤をつけたスポンジで優しく洗ってください。
最後に洗剤をお湯で洗い流せば完了です。
ワイングラスの落ちにくい水垢はクエン酸を使う
ワイングラスの水垢がどうしても落ちないときは、クエン酸を使いましょう。
水200mlに対してクエン酸小さじ1杯の割合で、ワイングラスが隠れるくらいの量のクエン酸水を作ります。そこにワイングラスを1時間くらい浸して放置します。
これで水垢が柔らかくなるので、あとはいつものように食器用洗剤とスポンジでこすればキレイに取れますよ。
ちなみにクエン酸の代わりに、お酢やレモン汁を水に溶かしたものにグラスを浸しても効果があります。クエン酸が手元にないときは試してみてください。
ワイングラスの拭き方
ワイングラスを洗い終えたら、逆さにして軽く水気を切ったあと、水滴が残った状態でタオルで拭き上げます。水滴を自然乾燥させると水垢が残ってしまうためです。ワイングラスをキレイに洗い上げるのは拭き上げるまでが大事な工程ですよ。
ワイングラスを拭くときは直接手で触れないように、小さいタオルなら2枚か大きめのタオルを用意しましょう。きめ細かいマイクロファイバークロスを使うと拭き跡が残りません。
片方の手でワイングラスの外側を包むように持ち、もう一方の手でワイングラスの中にタオルを押し込みます。そして、水分を吸い取るようなイメージで、ワイングラスをクルクルと回すように動かしてください。これで手垢をつけることなく水滴を拭き上げられます。
ワイングラスの洗い方&拭き方を覚えて輝きをキープしよう
ワイングラスはピカピカと輝いた状態で使いたいですよね。ワイングラスにつく汚れ自体は頑固なものは少ないので、普段から使い方に気をつけていればひどくなることはありません。
一方でちょっと触れたら指紋が残ったり、水滴が残っていたら白い跡になったりと、汚れが目立ってしまう特徴があります。ですので、正しい洗い方や拭き方を覚えて、やさしくケアしてあげるのがキレイなワイングラスをキープするコツですよ。
普段の使い方に気をつけながら、いつでも美しい状態に保ってあげてくださいね。