ジメジメとした季節になると感じる、ダニの気配。目に見えないだけに、もし衣類や布団などにについていたらと考えると、それだけで体がムズムズしてきますね。

普段の洗濯をしていればダニもキレイになると考えがちが、退治するのはそう簡単ではないみたいですよ。

今回は洗濯でダニを駆除できるのか、ダニよけに効果がある洗剤はあるのか、といった疑問にお答えしていきます。

洗濯でダニは駆除できるの?

洗濯機 洗う様子 汚れ

衣類や布製品を水にひたせば、洗剤の力や水流の勢いでダニがいなくなると考えてしまいがちですが、ダニにもさまざまな種類がいます。水につけられただけでいなくなるものもいれば、生命力が強く生き延びているモノも。

洗濯したからといってすべてのダニを確実に退治できるわけではありません

ただ、アレルギーの原因となる「ダニのフンや死骸」は水溶性の汚れなので、洗濯をすれば溶けてなくなります。アレルギー症状の改善は期待できますよ。

ダニ対策において、洗濯は最低限の効果を発揮するものの、完全に退治するまでにはいたらないんです。

洗濯でダニ退治|水洗いはダニの死骸や糞を洗い流す

布団を洗濯機で洗う

先述したように洗濯で取り除けるのはダニの死骸や糞など水溶性の汚れです。これらの汚れを放置しておくと寝ている間に吸い込んだりしてアレルギーを引き起こす原因になりかねません。

まずは、定期的にシーツや布団カバーを洗濯するなどして洗えるダニはキレイにしておきましょう。

洗濯でダニ退治|乾燥機での「熱処理」が効果的

コインランドリー

ダニはかなり生命力が強いのですが、50〜60℃ほどの「高温には弱い」という特徴があります。

なので、洗濯でダニが生んだアレルギー物質を流したあとに乾燥機にかければ、ダニ対策は万全です。

家庭の乾燥機でももちろん大丈夫ですが、布団や毛布などの大きなものはコインランドリーに持っていくのがおすすめ。熱風で死骸まで吹き飛ばしてくれるので効果的にダニを駆除できますよ。

洗濯でダニ退治|乾燥機以外の熱処理方法3つ

クエスチョン ? はてな

ダニやアレルギー源の除去には「洗濯と乾燥」が最も効果的ですが「熱で死滅させる」だけなら、他にも方法があります。

①布団乾燥機を使う

布団乾燥機の熱でもダニ退治ができます。一番時間の長いコースで乾燥をかけるだけで大丈夫です。

さらに、布団の間に枕やぬいぐるみをはさんでおけば一緒にダニ退治できて時短になりますよ。

②炎天下の車内に置く

夏の暑くなる車の中は、ダニ退治に絶好の環境です。車内に入れておくだけなので、ダニが気になるアイテムを車の中にいれてあとは放置するだけ。温めるだけで簡単に死滅しますよ。

車内から取り出すときは軽く叩いて死骸を払ってあげましょう。

③アイロンをかける

衣類にダニがいるときは、アイロンをかければ簡単に退治できます。生地の奥が50℃以上になればいいので低温モードでも十分です。デリケートな服にはあて布をして熱を当ててみましょう。

洗濯でダニ退治|ダニよけに効くおすすめの洗剤2選

『液体 ダニよけプラス 洗濯洗剤 910g』(アリエール)

アリエールが発売しているダニを寄せ付けない成分が含まれた液体タイプの洗剤です。洗うたびのダニが嫌う成分が衣服にダニを寄せ付けなくしてくれます。

『ジェルボール ダニよけプラス 洗濯洗剤 本体 16個入』(アリエール)

こちらはアリエールが販売しているジェルボールタイプのダニよけ洗剤です。毎回液体を測るのが面倒な方に向いています。

液体タイプと同じく、洗うたびのダニを寄せ付けにくくする成分が含まれています。ダニの嫌がる成分が衣服につくことで、衣類や布団を守ってくれます。

衣類へのダニの発生を防ぐ方法は?

ダニは、クローゼットや押し入れ、畳の中など家のあちこちにいます。一度撃退したとしても、死骸までちゃんと掃除しないとアレルギーの原因になったりするので、らその後は何もしなくてもいいというものでもありません。

特に、じめっとしていてホコリっぽい場所には注意が必要です。一方、乾燥していて、汚れがないキレイな場所では生きていけないので、そういった環境をつくることがダニ予防につながります。

次のやり方を参考にダニの悩みを解消しましょう。

干す

布団を干す

寝汗などの湿気を吸い込んだ布団はダニの温床に。天気のいい日は外に干して湿気を飛ばし、ホコリも払っておきましょう。

また、長期間収納していたアウターなどはクローゼットの湿気を吸い込んでジメッとしています。着る前には半日ほど干しておくと気持ちよく着られますよ。

風通しをよくする

窓ガラス 換気 網戸

クローゼットや押入れなどの収納場所は空気がこもりやすい上、ホコリも充満しています。

扉を少し開けておいて空気の通り道を作ったり、すのこを敷いて風通しをよくしたりといった工夫がダニの繁殖予防につながります。

掃除機で吸い取る

カーペット絨毯に掃除機

毛足の長いカーペットなどにひそむダニは、定期的に掃除で吸い取りましょう。

奥に潜んだダニまでは吸い取れませんが、エサとなるホコリも一緒に回収できるのでダニが住みにくい環境にできますよ。

洗濯以外でダニよけにおすすめのアイテム5選

ダニ対策にさまざまなグッズが販売されています。ここでいくつか紹介するので、おうちにあったものを探してみてくださいね。

『ダニよけスプレー』(アリエール)

アリエールが販売しているダニを寄せ付けなくなる成分のスプレーです。ソファーなど洗濯できないインテリアや家具などに利用します。

『ダニがいなくなるスプレー』(KINCHO)

その名の通り、気になるアイテムにスプレーするだけでダニ退治ができる優れもの。寝具やソファ、カーペットなどおうちのあちこちで使えるので、ダニ対策をしっかり取り組みたい人におすすめです。

『ミクロガードスタンダードタイプ掛け布団カバー』(帝人フロンティア)

極細繊維を高密度に織り上げた布団カバーで、布団にダニが侵入すること自体を防ぐ便利グッズです。手入れは1週間に1回の洗濯だけ。これで快眠を得られますよ。

『タンスにゴンゴン』(エステー)

CMなどでおなじみの『タンスにゴンゴン』にはクローゼット用の商品も販売されています。ハンガーラックに吊るすだけで防ダニ成分がクローゼットいっぱいに広がります。

『バルサン』(ライオン)

ダニが発生してしまったと感じたら、お部屋に潜む害虫を丸ごと殺虫できるバルサンで退治する方法も。精密機器や寝具類を一度カバーで覆い、扉を開け放って使いましょう。

衣類は洗濯と乾燥機でダニを駆除しよう

清潔な布団

アレルギーを引き起こす原因になるダニ。ジメッとする梅雨時期などはとくに敏感になりますね。

ダニはおうちのいろいろな場所にいるので完全に退治することはむずかしいですが、気になるアイテムを洗濯するだけでだいぶスッキリします。

完璧に死滅させたいなら「熱」がポイント。乾燥と洗濯を組み合わせてダニに悩まされない快適な空間をつくりましょう。